3月に読んだ本



※内容のネタバレあるので注意※


9割BL小説。あとはキャラクター小説とか。
私が読んだ順番にご紹介しているので、BLとキャラクター小説で分かれていません。




1.監禁依存症/櫛木 理宇 先生

性犯罪者の弁護をし、示談を成立させてきた悪名高い弁護士のひとり息子が誘拐された!?
怨恨か、身代金目当てか…そしてその裏ではあの女が再び娘へと近付いていた…
ラストまで読んでこの弁護士はあんな事になってザマァwくらいにしか思わなかったし、あ、そっち!?と驚かされた。
浦杉親子はこのまま何事もなく平和に暮らしてほしかったと言うのが本音だけれど、あの女について行ってどうなるか、続きが気になる。
と言うよりこの流れ的に続編出るんだな……このシリーズ、性犯罪がメインに置いてあるので読んでるとだんだん辛くなる…。読まなきゃいいのに困った事に続きが気になってどんどん読んでしまう。
続編出たらもちろん買います。このままじゃ終われないんだ…!



2.ご主人様の唯一の猫 ゴルトヴァルデの生贄/壱師 散子 先生

ケットシーのユオラは、小さい頃からゴルトヴァルデ家の使用人として、家族として暮らしていた。
その後、生贄と呼ばれ森に1人囚われていたユオラは想いを寄せる主人が婚約したと本人からいわれ…
きちんとお互いが好きなのに、好きだから〜の方向が2人とも正反対で酷いすれ違いが起きていて笑った。
視点が変わるたび、ち、違うやろ!とじれじれ…
全てを失ってからやっと想いを知ったのは遅いのよ…何とかなったけど。



3.貴公子アルファと愛されオメガ~運命の恋と秘密の双子~/釘宮 つかさ 先生

ある理由で学校へ行けず、家で勉強を続ける主人公のもとに詩について教えてもらうためにやってきた養母の友人の子・ディラン。
2人は気持ちを確かめ合い無事結ばれるが、主人公の妊娠が発覚し、しかもディランとは血縁関係があると知り別れを告げ1人で双子を育てる事に…
2作続けてすれ違いBL。話し合え!
ずっと想い続けて見守ってくれた挙句、全部許してくれたディランの優しさと愛に感謝🥲



4.桃を煮るひと/くどう れいん 先生

食に関するエッセイ。
ここまであれこれ考え感じながら食べるを楽しめる人っていいなぁ、すごいなぁ。人生が私より楽しめてるんだろうなぁ…。
食べる事に全く関心がないので、ここまで食にこだわり、というか食べるためにあれこれしているのを読むと関心してしまう。
生きるってこうなんだろうなぁ。



5.拝啓、僕の旦那様―溺愛夫と幼妻のはじめて日記―/朝霞 月子 先生

いよいよ義父とご対面…!?
ラブラブな2人のラブラブな生活を集めた一冊。
こう言うシリーズに出てくるイケメンは同作者の他作品に出てたりする!?といつも思う。
義父達主人公に(なぜか)そりゃもうメロメロで、あぁ実家に連れて行きたくない理由が何となくわかる。これからも頑張って守っていってください。
あとがきでまた大変な目に遭ってしまう予告あったので今からドキドキ。



6.超好みな奴隷を買ったがこんな過保護とは聞いてない/兎騎 かなで 先生

異世界転生し、冷静に物事を進めていた主人公が今後のために買ったのは悪魔の奴隷!?
最初は警戒されていたけれど、一緒に過ごすうちになぜか超〜過保護になって、独占欲を隠そうともせずぐいぐいくる。
うさぎ獣人なだけあって四方八方からモテる・セクハラされる主人公にイライラするのかわいいね…。そして自分のことになると鈍感な主人公。
ラストで結ばれた2人だけれど、カイルは一体何者なのか今回ではハッキリせず気になる〜!



7.狼殿下と身代わりの黒猫恋妻/貫井 ひつじ 先生

自由奔放の第五王子の身代わりとして、同じ名前の主人公は突然連れ攫われ、隣国の王弟に嫁入りする事に…。
怯えて泣き暮らす主人公に王弟は次第にメロメロに…
主人公が本物の第五王子だと思っている周りの人たちは、ビッチの噂を聞きつけ怒鳴り込むが、その時点では自分の番だと認識していてこっちがときめいてしまった。
この、カップル最高だ…。
過去の出来事から話す事ができない主人公。ラストではどうせ話せるようになるんでしょ?と思っていたら最後まで話せなくてびっくり。それはそれで良き…



8.狼殿下と黒猫新妻の蜜月/貫井 ひつじ 先生

そして2作目、いろいろあったが無事結ばれた2人。王弟からの溺愛は止まらず、どんどん強くなって行く…。
そんな時、キツネ獣人の国の王姉が使者としてやって来た…!どうやらとある目的があるようで…?
主人公を本当の第五王子だと思っているからこそできる嫌がらせ(?)でいやー本物じゃないんですよ、と読者はにやにや。
これ、知ってますよね?と言われても主人公はもちろん知らないのでキョトンとしている。
この2人、何が起きても大丈夫だろと思うくらいお互いを信頼していてよかった。
4月に新作が出るらしいので楽しみ!もっと愛が重くなってるんだろうなぁ〜



9.転生したら大好きな幼馴染に斬られるモブ役だった。 上/むにむに 先生

ヒロインを襲って斬られるモブキャラだったのに、まさかの自分がヒロインポジションになっていた!?
何故か最初から主人公を溺愛してくる幼馴染と、その他ゲームとキャラが違う攻略対象達。
この幼馴染が何で最初から溺愛してるのか、全くわからないけれど、ヤンデレが入ってるくらいに愛が重い。
ヒロインも召喚されたけれど、すぐに連れてかれてしまった…。性格ヤな子だったけど、あれでもヒロインなんだよ。
この溺愛も、なぜかモブがヒロインポジションになったのも下巻では全部明かされるのかな?
楽しみです…。



10.最恐顔の国王は元奴隷を花嫁にしたい!/朝香 りく 先生

超コワモテ国王が一目惚れしたのは奴隷の少年だった!?
自分よりも他人を気遣う所にさらに惚れ込んでゆく国王だが、キュンとするたびに怒っているかのような顔になってしまうので、何か怒らせてしまった!?と怯える主人公。
この微妙なすれ違いが面白い。
普段は言ってる事、やってる事まともな国王なのに、主人公がが変わるとアホになってしまう顔怖い国王推しです。
本当に結ばれて良かったね…



11.悪食公爵は悪役令息の愛を食べたい/篠崎 一夜 先生

とある令嬢を毒殺しよとしたとして極刑を言い渡された主人公は、王族の呪いを体に宿す王弟の公爵に命を救われる。
そしてその代わりエサにされてしまう。
令嬢を毒殺しようとしたのは誰なのか、そしてこの2人の心うちは…?
1人どう考えても転生者みたいなキャラいたけど、こっちがメインじゃないんかい!私の知らないだけで別に話があったりする?
このエサと言うのが本当にバリバリ食べてしまうタイプのエサだけれど、公爵は主人公を食べたくない。その食欲と理性が戦い続ける…ような終わり方でよかった。これからも理性が勝ち続けてください…。



12.黄金のアルファと禁断の求愛結婚/ゆりの 菜櫻 先生

前作と繋がりがバリバリあるけれどこっちから先に読んでしまった…!前作来月にでも読みたい!
最愛の弟が結婚して落ち込んでいる所に親友だったアルヴィスの国の建国祭に招かれ、ある事件に巻き込まれて行く…。
α同士のオメガバース。それぞれ国王になる立場の2人なので、この2人が結ばれたらどうなっちゃうの!?と思ったらラスト…!?そ、その手があるのか。
攻めのアルヴィスは本当に小さい頃から好きなので、一途でかわいい。
三兄弟のうち2人が話になってるのでもしかして次男も…?



13.転生したいらない子は異世界お兄さんたちに守護られ中! 薔薇と雄鹿と宝石と/夕張 さばみそ 先生

現世で虐待されていたガチモンの五歳児がいつの間にか異世界にいた…。早速襲われているところに現れたのは恐れられている公爵で、助けられてしまう。助けてくれた人にはお礼を言わないと…!と純粋な思考でお花を摘み、公爵の自宅まで訪れた主人公。そこからなぜか周囲の危ない人外たちに溺愛されてゆく!
大人が五歳児になってるパターンじゃなくてほんとに五歳児だった…!オケツ歩きしてるし。
結構な虐待描写あるので、ちょっと注意かも。こっちの世界で幸せになってくれ…でもこれBL展開になりますか…?



14.お飾り婿の嫁入り 血の繋がらない息子のために婿入り先の悪事を暴露したら、王様に溺愛されました/海野 璃音 先生

前世の記憶を取り戻し、自分が前世好きだった小説のモブで、自分の息子はギロチンにかけれる悪役だと知った主人公。息子を救うため、婿入りした家の悪事を王様に直接告げると、守ると言う名目で妃として迎えられてしまう。
王の2人の息子とも色々ありながらも全てを包み込む母性(父性)をもつ主人公にみんなメロメロ。
ラストもそんなのありかよ!な展開でよかった。
血がつながらない家族ではあるけれど(なんなら主人公と息子も血のつながりないし…)最後には家族として一つになっていて感動🥺



15.それは無謀というものだ。 上/朝陽 天満 先生

孤児のルゥイは小さい頃、ある人物に上級学校へ行くと未来の道が拓かれると預言され、学校へ行くことを目標に冒険者としてお金を稼ぎながら勉強もやって晴れて入学!
今だけで、いつかは離れ離れになってしまうと感じていた相棒に思いを告げ結ばれる2人たが、実はルゥイは王族だった!?
下巻ではもしかして王様になっちゃうの…?と考えてしまうけれど、ルゥイのお父さんは家臣たちの言いなり王で今の王様(ルゥイの叔父)は規律に厳しい王様。別に今のままでいいわけではないけれど、どちらかと言うと今の王様がちょっと気を緩めればいいだけじゃ……
とにかく下巻が気になります。



16.永遠を歌うヴィオレッタ/宵 先生

宵先生の同人誌です。
スリでお金を稼ぐ美少年ルカがある日であったのは家出人っぽい青年だった。
俺はスリだしヤク中の娼婦の子供だし…、と身分の差を感じつつ惹かれ合う2人だったが、ルイをツケ狙うギャングのボスの手がついにルカに向けられ…。
色々と秘密のある2人だけれど、次第に仲を深めていく過程が良い。
無事2人街を抜け出せて、きちんとした生活を送れている様で良いエンディングだった。
それにしたってマスターがイケオジすぎる…



17.氷竜王と炎の退魔師 2/犬飼 のの 先生

ついに2巻。そしてこの巻で受け攻めが決まる…!?
正直え、そっち!?とびっくりしすぎて余韻がすごいけれど、つまりこれから可畏パパみたいに筋肉モリモリになるってこと!?将来に期待です。
前巻ではお付き合いまでは行かなかったけれど、お付き合いを始めた2人。カップルは同室になれない決まりだけれど黙っていれば大丈夫…。大丈夫だよね?
このシリーズになってからあのおチビちゃんたちが高校生になったからか、可畏がきちんと父親をしていて感動してしまう。この夫夫、大好きなんです…。また潤と可畏メインの話が何か読みたいな。



18.見上げるGlare/コオリ 先生

Domから出るグレアの過敏症でSubなのにDomの支配が受けられず不安定だった八雲を救ったのは11歳年下のDom少年だった!?
実はショタおにもの初めてです。新しいものに目覚めた気がします。
それにしたってこんなショタ感のないショタもいるんですね…。Domだからなのか結構大きいので、読んでいるこっちはそう言えば小学生だったね…。と度々思い出す。
純愛で、DomSub設定ですがきつい命令もないのですんなり楽しめるDomSubもの。



19.お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件9/佐伯さん 先生

今回は真昼のお誕生日。
自分の生まれた日を特別に想っていない真昼を盛大に祝うべく、周は色々と準備を始める…。
受験に勉強に、バイトに誕生日の準備と、やること山盛りだけれど周は無事やり遂げられるのか!?
ついにあの人が(リモートだけど)登場!
前回で出てきてくれないかなぁ〜とか言ってたら次に早速出てきてくれた。そして誕生会も大成功。
大学で同棲の約束までしちゃって…はやく大学生にならないかな!



20.海底二万マイル/ジュール・ヴェルヌ 著 山本 知子 訳

今更。
海外作品は登場人物多かったり、愛称が本名とちっとも被ってなかったりと訳わからなくなり、手に取らずいたけれどそういやぁ児童書として出てるやつ読めばわかりやすいんじゃ…と言うことで、レビューで一番良かったのを。
ノーチラス号だったりネモ船長だったり単語だけ知ってる作品だったのですんなり読めた。いやネモ船長が主人公な訳じゃないのね。
3人揃って船から脱出するんだ!と言ってるけれどなんだかんだ海の旅を楽しむのが読んでて笑った。まぁ今を楽しまないとね。
それにしたってコンセイユ、博士ガチ勢すぎないか…?



21.ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~/三上 延 先生

新刊!
夏目漱石の初版本でしかも鎌倉文庫で貸出されていた本がビブリア3世代を通して関わって行く。
それぞれの事件だけれど、全てを読めば1つに繋がっていてラストにはスッキリ感動で終わる話でとても読後が良い。
栞子さんのお父さん、初めて動いて喋ってる…よね?お二人がこんな出会い方で、しかもそのまま結婚して娘2人いて、栞子さんとの関係はいまいちだけへど、夫婦の仲は良かったんだろうなぁ。
この夫婦の話も是非とも読みたい。いつか…シリーズで出てくれないかな…



22.神祇庁の陰陽師・凪の事件帖 魔が差したら鬼になります/桜川 ヒロ 先生

とある事件から、自分が人を殺す夢を頻繁に見る様になった主人公。近所の公演で女性を殺す夢を見た日、そこへ実際に行ってみると本当に女性が死んでいた!?容疑者として事情聴取されていた所に現れた謎の男性に身柄を引き取られ、君は鬼だと言われて…!
登場する全てのキャラがたっていて、読みやすく、話も面白かった。ファンタジーとしても謎解きとしても満足。
是非続編が読みたい。



23.ウチのΩは口と性格と寝相が悪い/東川 カンナ 先生

親の都合で会うことになった人と事故で番になってしまった…!全ては自分の親と相手の親の企みのせいだったが、相手は責任を取ると言って家にまで押しかけてきて…。
超〜〜〜〜〜ツン(デレはない)Ωと、そんな為人に惚れてしまったαとのマイナスからスタートのオメガバース。
読んでページを捲るたびにこの2人が結ばれることあるんか…?と不安になるくらいにはマイナスで、主人公がツンしかない。でもきちんと結ばれたし、ちょっとデレるようになって2人幸せそう。
それにしてもやっぱりオメガバースは巣作りが醍醐味だよね…あんまり書かれないけど…。



24.幼児公爵レジェンドダーリン/弓月 あや 先生

ある日、異世界に連れ攫われた主人公は3歳児の公爵・テオドアに愛を告げられる。
夜伽を命じられ、なるほど絵本を読んであげるのね、と想っていると現れたのは自分をテオドアと名乗る美青年で…?
お昼は3歳児で夜は本来の姿に戻る設定は面白かったし、幼児テオドアが可愛すぎる。
でもやっぱり主人公のアホさが目立って、だ、大丈夫?わかってる…?と心配になる。ギャグっぽいBLなのでスラっと読めるのは良かった。




25.呪われ悪役令息は愛されたい/八月 八 先生

おデブな悪役令息が学園内にある神殿の一部を壊してしまい、呪いを受けてしまった。しかも呪いは悪態をついたら下半身が反応してしまう呪いで…!?
設定の時点で笑うくらいにはギャグ。
みんなに嫌われる口の悪さと傲慢さだけど、実は家族からも愛されなくて全てを周りにぶちまけていた、だけど実は家族が不器用なだけだったり、会話が足りてなかったりと主人公が呪いを受けて素直に話し始めたことで事実がわかって行く。
それにしたってお父さんの不器用さはびっくりする。そりゃこの態度だったら、我が子を愛しているなんて思いもしないよなぁ〜。




26.やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる/小中 大豆 先生

部下に刺されて死んだはずの主人公が、異世界に召喚された!?刺されたはずの傷も全て消えて、ピンピンした姿で召喚された礼夜を召喚したのは顔面が自分と瓜二つの王子だった。
体も弱く、しかも自分以外の王族たちを殺されなんとか逃げている王子一行は礼夜を身代わりとして使い、国を奪還する計画を立てるが…。
まさかの召喚者が早々に死んでしまうというスタートで、これからどうなるんだ…?と不安になりながら読書開始。
一行は王子を担ぎ上げているからこその士気だったが、王子が亡くなってしまい、行き先を失ってしまう。そんな中、全く自分と関係ないスタンスの主人公が全員に鞭打ち奮い立たせ、国を奪還するところまで持っていくのには感動。こんな強い受け、なかなか見られませんよ…。
仲間を集め、計画を立て、見事国を取り返す。
ラストにかけて駆け足になってしまって残念だったけれど、まぁBL小説だしそこまで戦闘シーンはいらなかったのかなぁ。



まとめ

Amazonのリンク、なぜかいつもの方法で貼れなくなったので慌てました。ひぃ〜勘弁してくれ!

今月、びっくりするくらい一般小説読んでないな…?手元にはいっぱいあるのに…。
わたしの幸せな結婚、最新刊買いました!でも手元にいろんな本がありすぎる。
毎月20冊とかは大体読んでるのに、なんでこんなに積読が多いんだ…?

来月はいよいよ天官賜福発売ですね!
今から楽しみです。
毎月読みたいのが多すぎるのでそろそろ分身したい所…

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