10月に読んだ本


※内容のネタバレあるので注意※


9割BL小説。あとはキャラクター小説とか。
私が読んだ順番にご紹介しているので、BLとキャラクター小説で分かれていません。



1. 異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。 3 /白玉 先生

3巻になって、ついに主人公の実家へ…の前に受けの両親とのいざこざを解決。
こういうのは最終巻でやって結ばれた〜!で終わるのかと思っていたから今!?それも解決はや!?と笑いっぱなし。
この話は終始こんな超スピードで問題解決していっているけど、これでまだ最終巻じゃないなんて、じゃあ最終巻ではどんな問題が出てくるんだ…?と今からワクワク。
主人公家族も暖かく?…暖かく迎え入れてくれて主人公家族との対決とかもなさそう。
それにしても主人公たちを暖かい目で見守るご婦人の会が結成されてるし、最初のデートで訪れたお店なんかも全力でおもてなししてて笑った。
本当にずっとこのテンションで行って欲しい。



2. 悪役王子とお抱えの針子/中原 一也 先生

蜘蛛の化け物と人間のハーフである主人公は、小さい頃蜘蛛姿の自分を助けてくれた王子様に憧れて、危険を承知で王宮の針子として働くことに。
憧れの王子の下働けると思っていたのに、自分が任されたのは嫌われ者の第五王子の針子だった。
いろんな噂がある王子だけれど、過ごしていくうちに優しい人だと気付き、しかも自分を助けてくれたのも王子だと判明する。
そんな中ある日主人公な蜘蛛とのハーフだとバレてしまって…!!?
王子の母親である女王が蜘蛛の化け物や蜘蛛を殺せ!と言っている張本人だから、もう母親と王子の関係はもうダメなのかもしれない…と思っていたけど和解できてよかった。しかも主人公の両親がまさか…!



3. 不遇の王子と聖獣の寵愛/貫井 ひつじ 先生

第一王子なのに家族や使用人まで嫌われている主人公がある日真っ白な豹(たぶん)を見つけて、家族として迎え入れる。そんなある日、部屋に知らない男性がいて…!!それはどうもあの豹で、しかも島の聖獣だと言う。この島はもともと動物たちのための島なのに、主人公たちの先祖の人間が侵略し、聖獣を封印した。それを申し訳なく思った主人公は動物たちに島を返そうと協力することに。
勧善懲悪のすっきり話。主人公をとことん虐めていた人間たちがラストには島を追われて、言葉も通じない国に流れつく。今まで働いた事もない人間たちだからどうする事もできない、ザマァ見ろ!と高笑いしてしまうくらいにはすっきり。
あと本当にいろんな動物達が出てきて、主人公とお話したりするので癒し。



4. 千秋 1/梦溪石 先生

中華BLに飢えていたので助かりました。天官賜福も発売延期しちゃったし…😢
主人公が序盤からボロボロだし、回復してきたかな?と思ったらまたボロボロになってしまう。ものすごい人生だ…。
まさか目も見えないし、記憶もなくしてしまっていたとは、あらすじも何も読まずに買ってしまったので読み始めてから驚いた。そして結構晏無師と行動をともにしているので、仲良く…?仲良くはなっていないけど、普通に接することが出来るようになって行っているのをみて、これ話が進んでいくとどんなカップルになるんだ…?とワクワク。2巻はいつ出るんだろう。



5. 陰の実力者になりたくて! 01/東西 先生

アニメの2期が始まる!との事で1期を一気見してそれはもう笑わせてもらったので、原作が気になって買いました。もともと原作絵のシャドウ様がイケメンだな…と思っていたのでなんと言うか、中身とのギャップに残念なイケメンだー!と楽しくなる。
何も知らなかった時はどうして味方に男が居ないんだ、と思っていたけれどそれもちゃんと理由あったので納得。
微妙に側近達と会話が噛み合っているようで噛み合っていないのが読んでる側からすると面白い。勘違い系はこうでなくちゃね。
アニメ2期始まったので、見ないとな…。



6. 意地悪な母と姉に売られた私。何故か若頭に溺愛されてます/美月 りん 先生

ちょっとスクロールすればわかります。最新刊まで一気に読みました。一日中読んでたので、どの巻がどの話だったっけ?とちょっとこんがらがってます。
働かない母親と姉の代わりに一日中働く主人公。小さい頃から離婚した父親に似ているからと言う理由で母親に辛く当たられて、次第に姉も同じような態度をとるように。
そんなある日、姉がホストに貢ぐために借金をし、それを全く返済していなかったせいで家にヤクザがやってきた!?そして最悪な二人は主人公を借金のカタとして差し出して…。
一度水商売させられるのかな?と思っていたら、普通に若頭専属の家政婦さんに任命され、そこから実家では考えられないような生活に喜び、二人は惹かれ合い結婚…。
なんだか学生時代に流行った携帯小説の世界を感じて懐かしくなった。こんな話大好きだったなぁ…。



7. 意地悪な母と姉に売られた私。何故か若頭に溺愛されてます 2/美月 りん 先生

主人公を邪魔に思う別の組から新たな人間が送り込まれた…。
主人公を守るように見せかけて、自分に惚れさせ別れさせることを目的に動いていたはずなのにいつの間にか自分の方が主人公に惚れていた!!
逆ハーモノだったの!?!?とびっくりしちゃった。いつ母親達がまたやって来るかビクビクしていたけど、全く出てこなくて安心だけどまだ不安。
そしてその男とも和解し、手を組むことに。
新たな敵も見えてきて、極道世界に自分も姐さんなんだからと頑張る主人公に今後も注目。
それにしても主人公の作るご飯がどれも美味しそう。番外編とかでひたすらご飯作るだけの話も欲しいな。



8. 意地悪な母と姉に売られた私。何故か若頭に溺愛されてます 3/美月 りん 先生

前回主人公が何者かに襲われて、危機一髪だった。その襲った人間が判明、そしてそのバックについている組織も判明し、乗り込むために仮面舞踏会へ…。
その組織の頭もどこか子供っぽい子で、警察に連れて行かれてしまったけど、出てきたら主人公達の味方になってくれないかな…と今後に期待。
一番好きなキャラだったかもしれない。すぐに消えたけど…。
次の巻ではいよいよ組と組で戦争になるのか、それともまた別の敵が出て来るのか…。とても楽しみ。



9.騎士の贖罪/宵 先生

今回の同人誌枠。
宵先生のお話は幸せ〜な話ばかり読んでいたので、今回のはとてもお話が深くて、二人が幸せになってくれてよかったけど…とちょっと考えてしまう話だった。
自分のせいで国を落とされ、守るべき王族を酷く殺され、自分の家族も殺されてしまった主人公が、そんな戦争の功労者である騎士にペットとして飼われることに。
他の兵士からボコボコにされ、踵を粉々にされたせいで見た目は良くなったもののあまり歩けなくなってしまった主人公。
閨でこいつを殺してやると何度もチャレンジするけれどそれも毎回止められてしまう。ではなんとか屋敷から出てやると、謎のサビついた扉を開けるために努力する毎日。その先で待っていたのは存在しないと思っていた騎士の娘だった…。
殺したいほど恨んでいるのに、なぜか少し好意をもっている。そんな矛盾した感情の中で主人公が下した結末にそれでいいならいいけども…。と何故か私が納得しない。でもじゃあどうすれば良いのかと言われればそれが分からないんだなぁ…。



10.子犬の王様は無垢の夢は見るか?/宵 先生

これも同人誌枠。
前回のがすごく重い話だったので、表紙も可愛いしこっちはハッピーハッピーだろ!と思って最後まで安心し切って読んだら…読んだら…!!!
こんなのってないよ!!!!と叫んでしまうほどのラストでびっくりしてしまった。
不意打ちだったのですごく泣いてしまった。これこそメリバでは?大好物ですけど…。
私がこう書いているから、あぁラストに何かあるんだ。と思われるかも知れないけれど、これは本当に味わって欲しい私の気持ちを。



11. 宝石商リチャード氏の謎鑑定 ガラスの仮面舞踏会/辻村 七子 先生

新刊の情報が来た時、思わず小躍りしてしまった。
正義くんとリチャードが子育てするようになって、私もあぁついに二人が…!と思っていたらまさかの中学女子が正義くんに恋心を…。
まぁまてまて、正義くんにはリチャードがいるんだよ、とおばさんが教えてあげたいけれど、当のリチャードがきっちりとした態度で質問に答えてあげていたので私はなんておせっかいおばさんなんだ…と反省。
夏休みに入ったので、あっちこっちに連れて行ってもらっているこの家族感。
でもやっぱりお母さんが一番。本当にいつかきちんと会えて、また二人で暮らしていけるといいね。



12. 鬼の御宿の嫁入り狐/梅野 小吹 先生

お腹に火傷痕があり、弱いヤツとして捨てられた主人公を助けたのは鬼の男の子。お嫁さんにするから助けて!と言われその狐を保護することに。
そして二人も大きくなり、小さい頃は仲良くしていたのに最近は鬼の子が冷たい態度をとって来る。
やっぱり私はいらない子なんだ…となっている時にまさかの狐側からお迎えが…!どうする鬼くん!?
ずっと狐だと思っていたので、実は人間でした〜!と言われて、そうなんですか!?とそこに驚き、そして主人公を人間の国に返すと言った鬼くんに、なんで!?と驚き。
結構ドタバタだった。
でも最後、やっぱり主人公は人間の国に返さない方がよかったよ。



13. 流蘇の花の物語 銀の秘めごと帳/雪村 花菜 先生

これ、買った時から何故か続き物だと思っていたので、まさかこれ一冊だと知り絶望しています。本当に続いて欲しい。
この夫婦の話をもっとしっかり読みたいし、多分二人してあっちこっち行きそうな感じ(主人公が間諜)なのでそこで謎解きとまでは言わないけれど、二人で協力して危機を脱するところをもっと見たい。
恋愛モノかと言われると恋愛感は薄いし、半分くらいは主人公別の国で仕事してるし、拷問されてるから、後半になって突然溺愛されて戸惑っている主人公が見れる。くらいの感じ。
この恋愛が薄いけど、恋愛している感じがまた良かった。
え?続かないの?



14. 氷竜王と炎の退魔師/犬飼 のの 先生

暴君竜シリーズで産まれた双子の片割れ、慈雨君が主人公のお話。
前シリーズの登場人物が普通に出て来るので、前シリーズも読んでいた方が倍楽しめると思うけれど、これだけ読んでもわかる程度にはまだ登場人物が身内だけなのでわかりやすいと思う。ちなみに慈雨くんのお父さんはティラノサウルス。恐竜になれる竜人がいる話なので、いきなり恐竜の名前がバカスカ出てきて戸惑うと思うのでそこだけは覚えてた方がいいかも…。
前シリーズではいろんな種類の恐竜達とそれはもう血みどろバトルを繰り広げていただけに、今作は幽霊たちとのバトル?であまり激しさはない。今後恐竜バトル始まるかもしれないけれど慈雨くんは恐竜になれないのでそうなったらどうなるのかな…?
今後とも楽しみな新シリーズ。もっと前シリーズの二人が出てきて欲しいね、推しカプなので。



15. アルファな敏腕マネージャー様のわかりにくい過保護な溺愛について。/安曇 ひかる 先生

突然家族が亡くなり、クリスマスに一人ふらりと歩いていた時に助けてくれた人物に誘われて芸能界入りし俳優として最近売り出し中の主人公。マネージャーとなったその男性にずっと片想いしつつ、さりげなくアタックしていたけれど、ある日マネージャーに子供がいると知ってしまい!
なんだかんだ、マネージャーも主人公のことが好きだったけどずっと我慢していたパターン。主人公がお友達と会うと言って嘘をついたことからその我慢も限界に。
戦隊シリーズのレッドをやっていたのでマネージャーの(引き取っている)子供にも好かれて、3人でわちゃわちゃやっているのが可愛い。
主人公にお父さんのマル秘調査と言ってひらがなお手紙をくれるのが本当に…可愛いねぇ…。



16. 隣の男/安西 リカ 先生

ずっと付き合っていた男性と別の女との間に子供が出来たことをキッカケに今回で完全に別れようと決意した主人公。
ある日ふらりと立ち寄った居酒屋で相席になった男とそれ以来二人で飲む仲に。男は離婚しているらしい、仲はどんどん深まりお互いの家に行き来したりお泊まりする仲に。お前はタイプじゃないと言った手前、恋心を相手に伝えるわけにもいかなくて…。そんなある日若い女と二人で歩いているところを見てしまい!
前のやつは引き取った子供だったけれど、こっちのはガチ血繋がり子供。しかも成人しておっきい娘。
前妻との間に子供いて、そして離婚したけど仲はいいタイプのBLってなかなか見ないし、主人公がムッとするのもまぁわかる。
娘と前妻は新しく彼女ができたんだ!と思っているけれど、彼氏ができたんだよ。いつかバレの短編とか読みたいなぁ。訳わからないけど、4人で食事とかして欲しい。



17. オオカミパパと青鬼の一族/かわい 恋 先生

オオカミパパシリーズの最新刊。今までオメガバースと完全な獣姿というモフモフ感満載のお話だったけれど、今回で突然心霊要素が加わり戸惑う。
シングルマザーで育ててくれた母の相手、主人公の父親との腹違いの弟が突然訪ねてきて祖父病気で最期にあなたに会いたがっていると言い、あまり気乗りはしなかったけれどオオカミ旦那の言葉と従来のお人よしな性格で父親の実家、元旅館の大きな和風のお屋敷に家族全員で行くことに。
けれど、弟の本来の目的は主人公に除霊をしてもらうことだった…完全に騙される形で連れてこられた主人公は怒るけれどやはりやさしいのでなんだかんだ許してやる。そして一度も会ったこともない父親と会い、自分を嫌う父親の妻とも関係を修復。
突然幽霊除霊し始めてなんでこんなことに…?となったけれど、父親や父方の家族との関係修復はこれからも話を続けていく上で重要だったのかな、と。



18. 咎人の刻印 ブレイキング・ヘブンズ・ゲート/蒼月 海里 先生

罪を犯した人間が異能を得る咎人、それを罪を犯していない人にも異能を与えようとしていた人(故人)
の意思を継ぐ物が現れ、それを調査するために潜入。そこで待っていたのは怪しい薬とまさかの実験結果。
死してなお自分の意識を他人に植え付け、自分の意のままに操る、まさにラスボスっぽい人物が登場。今回は洗脳している体の一つから追い出すことに成功?したけれど、そういう人物は多分たくさんいるのだろう。ひと段落ついたようだけれど、肝心なものは一つも解決していないので次巻も楽しみ。
ここにきて精神的に不安定になってしまった主人公だけれど、後半で二人の関係がギスギスしたりしないよな…そこに目をつけられるって事もありそうで怖い…。



19. えとがみ-干支神- 辰神は童貞太子に愛される/犬飼 のの 先生

通販サイトでえとがみのタイトルを見た時は驚いて二度見してしまった。前の巻は2019年に出ているようなので4年くらいあったのか?
メインキャラクターは前作と違うけれど、これは前作を読んでいないと良くわからないことがたくさん出て来るので、是非読みたい方は前作を読んでからこっちを読んだ方がいい。
今回の主人公の辰神があまりにもツンデレで、素直に言いたいのに自分を溺愛してくれる相手に辛く当たってしまう。なんなら最初の方は相手に対して幼馴染だとは思っているけれど、恋愛対象として見ていないのでそこからどう心が変わっていくかがメイン。そして前作で犯してしまった罪を自分なりに反省して自分できちんとケリをつけようとする主人公。私も久しぶりすぎて読みながらそういえば前はそんな話だった…と思い出しながらの読書だった…。
あまりにもツンデレすぎて最初は攻めが可哀想だと思っていたけれど、だんだんと可愛いな…と思うようになるのでツンデレって最強なんだなぁ。



まとめ


9月に京極先生の新刊読まなくちゃと言っていたけれど、まだ半分くらいしか読めてません。
じっくり読みたいからね。読み終わっちゃったらまた次を待つ作業になってしまって悲しくなるから…。
10月は買ったBL本がいつもより少なめだった事もあり、読んだ冊数も少なめに。その代わり11月に買う予定が自分でもびっくりする金額になってしまったので、来月はBL三昧だと思います。
あと次に買って読みたいのが薬屋のひとりごと、アニメみて面白かったので原作読もうと思います。
いつも思いついたらすぐに全巻大人買いしてしまう性格なので、BL本が大量に来ることを念頭に置きつつ買おうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?