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明治村のハイカラさん

停車場を降りて走りてわらび餅    一角

(しの添削後)市電降り友と競ってわらび餅


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明治村には昔、京都を走っていた市電が今も現役で活躍しています。そしてこんな風景を見ていると出てくる言葉がハイカラさんです。漫画は読んでいませんが、高い(ハイ)襟(カラー)から生まれたこの言葉はもっともっと昔からあるのです。女子に学問などいらないと言われていた時代に自由というものを謳歌したハイカラさんは私には女神のように眩しく見えます。タリバンに目の敵にされている女子教育ですが、日本でも昔は女に学問など不要だと言われた時代が確かにあったのですから。

この句は京都の市電の停車場があった場所の真ん前に和菓子屋があったので、ハイカラさんをイメージして詠いました。

川中さん!イラストお借りしました。ありがとうございます。

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