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トマト
トマトは南米ペルーが原産と言われていますが、トマトという言葉自体はメキシコ土語のトマトゥルから来ているそうです。ピザやスパゲッティなどでトマトを一杯使っているイタリアではトマトのことをポモドーロ(金色の林檎)と言うんですね。スペイン語ではトマーテだし、トマトは世界共通語かと思っていましたが、そうでもないようです。。
日本では冬に枯れてしまうので一年生植物と誤解されていますが、熱帯ではほっておいても毎年実がなるそうです。日本でお馴染みのトマトですが、本当はもっと暑いところにいたいんですかね。
トマトは夏の季語で赤茄子、蕃茄などの別名も子季語になっていました。トマト以外にも風流な呼び方があるんですね。尚、プチトマトはタキイ種苗がつけた造語で外国では通じません。英語ではチェリー・トマトです。確かにさくらんぼみたいなトマトですね。
ガラス器に冷しトマトや塩少し
私が一番好きなトマトの食べ方は完熟したトマトをよく冷してスライスし、少しだけ塩をつけてそのまま頂く方法ですね。昔は居酒屋でよく注文していました。
自転車にもんぺ姿やトマト積み
暑い夏に自転車の荷台にトマトを積んで走っているもんぺ姿の女性を詠みました。自分の畑で採れたトマトを誰のところに持って行くんででしょうかね?
少しだけ青いトマトも籠に入れ
熟したトマトだけではすぐに悪くなるので少し先に食べる分はまだ少し青みのあるトマトを選んで買い物かごに入れているそんな情景です。今はスーパーでラップに包まれているのでそんなことは無理ですよね。
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