やまゆり
今日はやまゆりの花です。花だけを描こうと思いましたが、白い花では周りに色がないと映えません。ということで緑を使って背景をぼんやりと描くつもりがどんどん葉っぱが増えて行きました。
実体験といっても百合の花には余り縁がなく思い出もろくなものがありません。美辞麗句なら百合の花の句もいろいろ考えられそうですが、私には全然似合いません。そんな訳でろくな句は出来ませんでした。
救急車会社の机に百合一輪(ゆりのはな:仲夏)
これではなんのことかわからないですね。ちょっと不吉な感じもしますが。これは私がシドニーで交通事故を起こした時の話です。1週間病欠を頂いて出社すると私の机の上に百合の花が一輪挿してありました。冗談の好きな上司が私を見てお帰りなさい。これが葬式の花にならなくて良かったよ!ってなんとも皮肉たっぷりの歓迎でした。
パーティーを彩るはずの百合の花(同)
これ又、なんのこっちゃですね。ただこれは1句目と違っていろいろ想像は出来そうですね。
1.パーティー用に用意した百合の花が、枯れかけていて使えなかった
2.花瓶を落としてしまい折角飾ってあった百合の花が台無しになってしまった
3.着物やドレスで着飾り、おめかしした奥様方がパーティーに花を添えるはずだったのに予想に反して地味な壁の花になってしまった