野遊びや孫のほっぺにご飯粒
いつも私の描く肖像画は顔の色がよくないので思い切ってピンクを使って見ました。子供の方がピンクが似合うかなと思ってネットにあった子供の顔を描いて見ました。今までとは違って淡い色を使っています。目玉の大きさは子供も大人も同じなので目が小さい子供は、結果として黒目の部分が多くなります。初めて皺もほうれい線も無い顔を描きました!
野遊びや米粒一つ孫の頬
ピクニックに出かけて際の情景です。お弁当のおにぎりを食べた後、孫たちが野原を走り回っている景色を詠いました。でも三段切れだし「米粒」もちょっと硬いですね。
野遊びやほっぺに一つご飯つぶ
誰の頬だか分からなくなりました。「ほっぺ」にしたので子供っぽくはなりましたが、やはり孫や吾子などの関係性が欲しいですね。
野遊びや孫のほっぺにご飯つぶ
一つと言わなくても分かるかなと思って孫を復活させました。でもこれだと最後の「ご飯つぶ」に目が行きます。「野遊び」が季語なのでごはん時の風景でもいいのですが出来れば野遊びしている孫に目を向けたいところです。
野遊びやごはん粒つけ走る孫
「ほっぺ」を無くして「走る」を入れて見ました。「ごはん粒つけ」なら顔の何処かかなと読み手が想像してくれそうです。ご飯もそこそこに走り出す孫が見えたでしょうか?
でも野遊びなら子供が走るイメージを季語自体が持っているので「走る」はくどいですね。前に句に戻します。推敲過多ということもあるのでしょうか?