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水温む自転車横に一休み

今日は春の川で検索して見つけた写真を見て描きました。私の生まれ育った矢口渡の近くには大きな多摩川が流れていて川原や土手などが子供の頃の色々な思い出と結びついています。多摩川の上流は丹波川(たばがわ)と呼ばれていて、源流は山梨県丹波山村にあります。私は「たばがわ」がなまって「たまがわ」になったに違いないと信じています。子供の頃は茶色い水が流れていましたが、今では水も綺麗になって鮎まで棲める川になったんですね。

ぬるむ自転車横に一休み

ようやく待っていた春が訪れると川の水も気持ち温まって来たかのように感じられます。そんな季節に川沿いの道や土手をサイクリングしたらきっと気持ちよく走れるでしょうね。天気もいいし、ここらで一休みしようかなと言う風景です。でも私が多摩川の土手を自転車で走っていた頃はサイクリングと言うよりは飽くまでも単なる移動手段でしたね。

料峭りょうしょうや川に小石を思い切り

「料峭」とは「春寒」の子季語で春風がまだ冷たく感じられる頃のことです。 高校が決まり、入学を前にした春休み、希望と不安の入り混じった気持ちで土手に座り多摩川を眺めていました。心配したってしょうがない。そして意を決したように傍にあった小石を思い切り川に向かって投げ込んだ、そんな風景です。アレレ!これでは子供が水切りで遊んでいる様子にしか見えないですね‼️

受験生力を込めて川に石


分かりにくいので情景をガラリと変え、受験生がモヤモヤを断ち切るように川に石を投げる情景にしました。受験前なのか後なのかはご想像に任せます。

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