オペラハウス
今日の絵はシドニーのオペラハウスです。ヨットの帆をデザインしたオペラハウスはシドニー湾の海にとてもよく似合います。水彩画はスケッチ程度のあっさり系で行きました。
午前零時オペラハウスの花火かな(はなび:初秋)
オペラハウス花火のカウントダウンかな(同)
大晦日の夜、カウントダウンが始まり3,2,1ドーーーン!
明けましておめでとう!!季語なんてどうでもいいです。初秋だろうが、新年だろうが、真夏だろうが、でもやっぱり浴衣で「アケオメ」はちょっといつもと違う気分ですね。ほんとは浴衣で花火の句がいいのですが、浴衣と花火では季重なりなんです。
ヌードビーチ水着外せず岩の陰(みずぎ:三夏)
夏さかりヌードビーチに老夫婦(なつ:三夏)
昔シドニーのバルモラルビーチの近くにヌードビーチがありました。まだぎりぎり20代でしたが、砂浜に出る勇気がなく岩陰から覗いているだけでした。あっ!これって犯罪かな?勇気がないというより若いから「元気があり過ぎて」無理だったのかも知れませんね!ここでビーチに老夫婦がいたことを思い出し、夏のさかりと対比させて一句追加です。そう言えば最近はヌードビーチって言わないのかな?
夏の海銀鱗跳ねし針もなし(なつのうみ:三夏)
鯵釣りて糸噛み切られ元の海(あじつり:三夏)
シドニーから北の方向にモーターボートを引いた車を走らせて1時間、いつも同じ桟橋で釣りを楽しんでいました。あっモーターボートは私のではなく友人のものです。いつもは私は補助席、家族を連れて行く時はその車の後ろを付いていきました。釣り上げたのに目の前で暴れて取り逃がした魚と海中深く逃げて行く魚の姿を見つめる私の句です。