薄くすることばかり考えていた頃
べた塗りだった1−2ヶ月と過ぎ3ヶ月頃から薄く薄くとばかり考えていました。初めて満足したのがこの絵でした。場所は瀬戸内のどこかの島です。
それから半年くらいは薄い絵が続きました。これはニューヨーク・マンハッタンの町並みです。
次は札幌の北海道旧本庁舎です。
そして京都鴨川、薄く薄くと思いながら結局左の生け垣がどす黒くなった4ヶ月頃の作品です。
9ヶ月頃に満足したのが宇治橋で初めて年賀状に採用しました。しかし、この頃から薄いだけでは駄目だと思いはじめました。
自分ではいいと思っていながら、何か違うなと。濃淡は同じ色の濃淡で表現しており陰影に黒を入れられなかったのです。
京都国立博物館です。なんとなく描けたような描けていないような。。。