箸休め日記 7月4日 「趣味の目標が突如具体的に見出された話」
こんばんは。桐山もげるです。
暑いですね。そして、蒸してますねー。
金沢では、6月18日に「梅雨入り」とのことでしたが、これまでに大雨もなく、むしろ「梅雨入り前の方が多く雨が降っていたのでは?」という印象があるくらい晴れの日が続いていました。
うってかわって今日は「梅雨本番」てな感じ。本格的に雨が降り、そして気温も高かったです。クーラーをつけていても部屋の中が蒸し風呂のようでした。
さて、先週の金曜日(7月2日)の20時からのオンラインイベント「ことばと音楽のあれこれ」
http://scool.jp/event/20210702/
がとてつもなく面白かったのです。アーカイブ視聴が10日ほどあるとのことなので、来週末(7月11日)まで観られるようです。有料配信です。
文学ムック「ことばと」Vol.3刊行記念で、司会:佐々木敦さん、出演:細馬宏通さん、柴田聡子さん、澁谷浩次さんの鼎談と細馬さん、澁谷さんによる音楽のミニライブのイベントでした。
柴田聡子さんの歌詞や小説「新曲・Best Friend」を例にとりながら"物語の主語が「私」か、「私以外」で変わること"の話や、"歌詞のみで成立する世界とそこに音楽が載せられて完成するもの"といった趣旨の話が特に興味深かったです。
「自分が普段から趣味で芒洋と考えていることを言語化し、最上級に質を高めるとこんな話になるのかも」と思いました。すべての話を前のめりで聴き、1時間のイベントなのに本当に一瞬で終わってしまったくらい。まだまだ聴きたかった。
「いつか、この4人の会話に自分も混じって話せるようになりたい。それが、いま趣味で考えているのゴール。」とまで思いました。この種の話が自分にはとてつもなく面白くて刺激があるものであるという新たな認識ができました。そして、今すぐに自分は他者に語ることのできるまで考え尽くしたり、咀嚼ができていないことも感じました。趣味の目標を具体化させてもらえた素晴らしいイベントでした。
少しずつですが、これからも大好きな柴田聡子さんや小沢健二さんの作品の「歌詞」などの作品についてさらに鑑賞と考察を深めていきたいです。noteにも、それらをまとめていきたいです。
「大好きな柴田聡子さんについて語りたい(3)柴田聡子さんの声について」も近日公開予定です。
今日は蒸し暑さに身体もやられてしまったみたいなので、早めに寝ます。
それではー。