自分とペルソナ〜エレメンツルノルマンカード
今回は人物カードの「ペルソナ」についての話です。ルノルマンカードでは人物カードがものすごく重要と、↓noteにも書きました。
ルノルマンカードデッキには、複数の人物カードが入っているものがあります。腐複数の組があれば、36枚で占うときに、人物カードを「紳士」＋「淑女」だけでなく、「紳士」＋「紳士」や、「淑女」＋「淑女」とすることで、男性同士、女性同士の相性を占うことができます。
トリプルKの3人で監修した「エレメンツルノルマン」にも、人物カードが2組入っています。
そして、エレメンツルノルマンの人物カードには、もうひとつ、ちょっと面白いしかけがあります。
36枚のトランプと、52枚のトランプ、54枚のエレメンツルノルマンカード
その前に。まずそもそもなのですが、もともとルノルマンカードは、トランプゲームでした。
52枚ではなく、各スートの2〜5を抜いた36枚のピケと呼ばれるトランプデッキの一種として誕生したのです。ですからクラシックなルノルマンには、トランプの絵柄が入っています。
エレメンツルノルマンカードは、基本の36枚に、トリプルKが選んだスペシャルシンボルを16種類入れて、52枚のトランプのスートと数字が全てそろうようになっています。さらに2枚のジョーカーが入っています。
そう、もう一組の人物カードがジョーカーなのです。
というわけで、エレメンツルノルマンカードは合計54枚なのです。
そのもう一組の人物カードを、ハウスで読むときの意味として、本人とは違う男女と読むのではなく、自分自身のもう一つの顔……ペルソナとしたのです。
ペルソナとは？
ペルソナというのは、その人がかぶっている仮面、社会的な顔です。
たとえば、アイドルや俳優がみんなに見せている顔がペルソナです。自宅に帰ればペルソナとは違う、家族しか見たことがない本音の顔があるはずです。
誰でも社会的な顔＝ペルソナを持っています。
家では「ごろにゃ〜ん♪」が口癖のおじさんが、会社で部長と呼ばれるときのキリッとした顔がペルソナです。
逆に愛想良くフレンドリーなペルソナの接客業の人が、家に帰ると、口数少ない真面目な人かもしれません。
職場でも家庭でも変わらない人もいます。本音の顔とペルソナの顔が似ているのでしょう。
ペルソナと本音の顔があまりにもかけはなれていたり、ペルソナでいる時間が長くなりすぎると、どちらが本当の自分なのか、自分でも分からなくなってしまうことがあります。
ではペルソナはないほうが良いのでしょうか。
いいえ。
ペルソナは、自分を守るという大事な役割があります。
ペルソナ（仮面）は、デリケートな本音の自分が、傷つかないようにカバーしてくれているのです。
大人として社会で生活していくためには、本音の自分とペルソナとを、うまく使い分けていくことが大事です。
トリプルKのペルソナ
トリプルKの3人も、トリプルKとしてイベントに出ているとき、講座を行っているときは、ペルソナをかぶっています。
たとえばこれがトリプルKのペルソナ。
このnoteを書くために、カレン先生と香先生に、ペルソナ外したときの写真をください〜ってお願いしました。
本音のわたしたちは、こんなです…笑！
先日の、エレメンツルノルマンカードイベントではわたし自身も自分の2025年の運勢を、54枚のハウスグランタブローで読んでみました。
上から4段目、左から2列目のわたし自身を表す、29の淑女1人目の女性のハウスに入ったのはバランスを表す「天秤」。仕事とプライベート、自分の立ち位置、いろいろな調整をしていく1年となりそうです。
（矢印が伸びているのは、どんな調整なのか深掘りするために、「天秤」のハウスを追いかけたのです。そこに家族を表す「コウノトリ」が入っていたのでさらに家族の状況を「コウノトリ」のハウスまでおいかけています）
一方、わたしのペルソナ、右下の角の淑女2人目の女性のハウスに入ったのは仲間を表す「犬」。2025年わたしがかぶるペルソナは、フレンドリーな顔です。社会的な活動の場では、引き続きトリプルKと仲間と一緒に活動していくことになるのでしょう。
ペルソナと自分。54枚のグランタブローならべてみると、きっと面白い発見があると思います。