検査着はゆとりをもって
昨日は1年ぶりの健康診断だった。
大きなホールでの実施だけど、周りを見ると妙齢の(失礼!)女性オンリーでなんか安心。
問診票などのチェックを受け(あれだけ確認したのに記入漏れ…係員さんごめんなさい。)、まずはエコー検査から。台に並べられたサイズ違いの3種の検査着より一枚選ぶよう言われる。通院している病院のものと違って随分と年季が入った検査着。
嫌な予感がしたけど、なんとなくLサイズじゃない気がして(後から考えたら女性オンリーなんやから明らかに私はLでよかった)Mサイズを受け取る。
着替えは、衝立で仕切られた隣のスペースで。2枚ドッキングされたジョイントマットが何組か乱雑に置いてあり、そこで靴を脱いで着替える。
(なんか色々と大丈夫かな、この感じ)
ホールではなく病院で予約しなかったことを少し後悔。
幸いなことに誰もいなかったので、マットから足がハミ出そうがお構いなくマッハで着替える。(足裏が汚れないより、着替えが見られない方を優先タイプのHSP。)
(あれ?あれれ…)
普段履き慣れている(というかそれしか履けない)ストレッチ素材のズボンと違って脚がなかなか入らない。
(やばいなこれ…はいるかな)
全く伸びないのに加えてかなり薄い。爪先立ちになったり膝を揺らしたりしながら、腰履きで(なんかカッコええようにゆうてるけども上着で隠した)なんとか着替え完了。
(入ったー!!!汗)
と、安堵したのも束の間、脱いだショートブーツに手をかけようとすると、今度はストレッチのきかないズボン生地に激しく抵抗されて手が届かない。
(うーん…どのみち、あとで診察台に乗るからええか。)
スリッポンのようにブーツの踵を履き潰しながら、診察台までズルズル移動することにした。
(むむむ!!きつい!破れそう!…これは終わったな…ズボンだけ変えてもらおうかな…いやいや無理無理。どないしよ。)
頭の中で自問自答を繰り返し、ただひたすらこの薄い生地が破れないことを祈りつつ、怪しさマックスの小股歩きをすることに。その後検査はなんとか無事に終了した。(いや、無事にではない。)
検査着もさることながら、小学校の検診を思い出させてくれる身長体重計(ガチャンガチャンて感じで背もたれ折れそう)など、ところどころいい感じに時代を感じさせてくれる健康診断だった。(ほんまそれ⁈)