オバチャン、アイドルを観に行く
娘の推しのライブに行った。
正しくは、娘と夫が推している男性アイドルグループのライブに珍しく参戦した。
そのグループのことは嫌いじゃないし(むしろ密かに応援しているし)、ライブハウスというのが久しぶりで、すごく心惹かれたので行くことにした。
ノリノリの夫に少々引きつつも、かなり久々に浴びる爆音はいいストレス解消になり、ライブ終了後はスッキリ爽快感と共に会場をあとにすることができた。
ぐるりと見渡しても、同世代の人は数えるほどしかいなかったけど、若い子たちのポジティブなエネルギーに満ち満ちた会場は、そこに立っているだけで元気になれた。
みんな推しメンたちに夢中で、そのキラキラした目が、場違いなオバチャンの方に一切向いてこないのもありがたかったし。
それと、若いのにファンの皆さん、すごくマナーが良くて驚いた。アイドルのライブとか初めてなので、もしかすると彼らのファン特有のものなのかもしれないけれど。それはアイドルのファンの人たちに対するイメージが覆るほどで、私の年代のあの、「きゃー!!」「(ほぼほぼ)ぎゃー!!!(失神もしくは失神しかけ)」みたいなノリでは決してなかった。(ビートルズ⁈ 古すぎ⁈笑)
推しメンたちの呼びかけに、いい塩梅で反応して、それぞれがいい感じで(いい感じってなんやねん。好感の持てる感じ?かな)楽しんでいた。
(こんなんなら、またオバチャン、参戦してみよかな。)
アラフィフオバチャンのアイドルライブ初体験はこうして幕を閉じた。