桐田の読書エピソード(幼稚園~高校)


はじめに

桐田の読書エピソードまとめです。よく聞かれることがあるのでまとめました。
どうぞ。

幼稚園

絵本をよく読んでいた。毎月幼稚園から薄めの絵本を貰っていた気がする。
幼稚園には通称”文庫”という図書館みたいな小屋があった。そこにある本棚の一番上には『ハリーポッター』シリーズが並んでいて、これは大きい人が読むんだろうなと勝手に思っていた。以降、『ハリーポッター』を読まないまま今に至る。映画も見ていない。音割れポッターは聴いたけど……。
卒園する年長の子が自分の特技披露をする幼稚園の行事「お別れ会」では、自作の紙芝居を作って発表した。「もりのえんそく」。ウサギとネコを足した”ねさぎ”の話。ねさぎって何だよ?と思ったら負け。読書エピソードではないが記述。

小学校

1年

入学早々読書マラソンノートを配られる。100冊読書しましょう!ってやつ。絵本やかいけつゾロリを読んで100冊読書を達成した。
確かこの年に読書感想文の賞の応募?みたいなやつのクラス代表に選ばれた。突然給食当番を免除にされて原稿用紙に文の写しをさせられたことだけ覚えている。

2年

特に覚えていることは無いけれど、この年も100冊読書を達成した。
確かこの時期に『怪談レストラン』が流行っていたが、自分は読まなかった。なぜなら表紙がぼろぼろだったので。その代わり新刊で入っていたノベライズ版『絶叫学級』を読んでいた。
あと、2年生の目標に「読書と国語と音楽を頑張りたい」とを書いていた。

音がくと、さんすうと、こくごとどくしょをがんばりたい。

3年

月刊『小学3年生』が廃刊になったため、月イチ買ってもらう雑誌を何にするかで路頭に迷う。そこで『ちゃお』を買ってもらうことに。
小学校では3年生になったとたん、学級文庫に小説が激増していた。そこにあったディズニー映画の小説版をたくさん読んでいた。さらに先生の蔵書として別の本棚に置いてあった伝記集(今調べたところ『心を育てる偉人のお話』)を読み、偉人のプチ情報だけを吸収していった。今でも覚えていて、映像の世紀でチャップリンが出てくれば伝記集のことを思い出す。伝記集でレイチェル・カーソンのことを知り『沈黙の春』を読むこと&夏休みの読書感想文の題材にすることを決意。しかし小学3年生には難しく、1章で挫折。1章の内容と上述した伝記の内容をかき混ぜまくって読書感想文を書く羽目になった。
また、同じく先生の蔵書にあった3年生用短篇集?(今調べたところ『齋藤孝のイッキによめる!名作選3年』)で『名探偵登場』を読む。これは『そして五人がいなくなる(はやみねかおる先生)』の序章部分で、短篇集でもそう紹介されていた。気になったから『そして五人がいなくなる』を図書館で借りたものの、『名探偵登場』が面白すぎたせいで本編のことを全く覚えていない。何はともあれ、それをきっかけに夢水清志郎シリーズを結構読むようになった。
あとこれくらいの時期に『星の王子様』を読もうとしたが、作者が行方不明になったのが怖くて読まなかった。
この年も100冊読書を達成した。
 

4年

あまり覚えていない。
でも確かこれくらいの学年で、友達から青い鳥文庫版『若草物語』を借りて読んだ。借りる手間を省きたくて3.4巻は親に買ってもらって読んだ。エイミーが1番好き。青い鳥文庫ファンクラブに入ったのも確かこの時期。青い鳥文庫の本リストを貰って、「読みたい本」が増えた。
この年も100冊読書を達成した。

5年

クラスの方針で毎日外遊びをさせられていたが、たまには図書室に行っていた。『妖界ナビ・ルナ』を読んでいた。青い鳥文庫版『赤毛のアン』は挫折。
あと確かこの時期に学級文庫にあった『バッテリー』を読んだ。多分難しいなと思いながら読んだんだろうけど、ラストそれでいいの~!?と思ったのだけは覚えている。
あと、『ちゃお』を買ってもらわずに小説版『ドクターX』を優先して買ってもらった。そこから、『ちゃお』を買ってもらうことが無くなった。その分『ジュニア空想科学読本』とかの小学生向け文庫本を買ってもらった。なおジュニア空想科学読本は中学以降買わず、店頭で目次だけ見るカスになってしまった。
この年も100冊読書を達成した。

6年

この時期に『ぼくらの』シリーズを読み始めた。つばさ文庫じゃなくてハードカバーのやつ。これを読んでいる自分がかっこいいと少し思っていた。かっこいいハードカバーだったのがいけない(責任転嫁)。
マンガにはなるけど、この時期に武装錬金を読んだ。
そういえば、クラスのオタクからソードアートオンラインの1巻目を借りて読んだ。「こっからあと何十冊もあるんか……」って思ったので、続きは借りなかった。
この年も100冊読書を達成した。
 


中学校

1年

ラノベを軽く読むようになった。『ざるそば(かわいい)』『キラプリおじさんと幼女先輩』みたいに、1巻完結のものをよく読んでいた(キラプリおじさんはのちに続刊したらしいが)。「京ガールズデイズ」シリーズも読んでいた。このシリーズ、3巻が一生でなかった。なんなら“地下鉄に乗るっ“の別シリーズが始まった。小野ミサちゃんが表紙の「京ガールズデイズ」をずっと待っているぞ。
クラスのオタクから『僕は友達が少ない』を借りて読んだ。俺ガイルも1巻だけ読んだ。ちなみに、その彼が机の中を陽キャに勝手に漁られて、『僕は友達が少ない』をエロ本扱いされるイベントも発生していた。自分が続き借りたいって言ったから持ってきてくれたんだろうな、マジでごめん。そういえばその子から『奥様は惨殺少女』って本を借りて読んだんやけど、あれ時系列よく分からなかったんだよな。もう一回連絡とって会えたらそのこと覚えているか聞きたいな
→→追記:連絡を取れた!相手は『僕は友達が少ない』の件を覚えていてくれたらしい。今どんな子か知らんけど、ともかく覚えていてくれたので感謝

2年

京都テレビの深夜アニメ枠のCMで見た「人狼ゲームロストエデン」を見て、それの小説版に手を出す。ロストエデンの続編映画もあったけどそれは見に行かず、小説にとどめた。無印版とビーストサイドも買ってもらって読んだっけ?

3年

あんまり覚えていない。でも友達から『ソロモンの偽証』を借りて全巻読んだことだけは超強い思い出として残っている。友人はふり返って「(桐田)さんめっちゃすぐ読んでたよな笑」みたいなことを言っていた。ちなみに武士道シックスティーンシリーズもその友達から借りて読んだ。あと作者繋がりで『ケモノの城』も読んだ。中3が読むものか?
そういえば高校受験の現代文って何の問題だったっけ。あれ新書から出題されているなら、いつかそれを読むのもアリだな。


高校

マジでなんも読書エピがない。信じてくれ。というか、高校時代まったく読書しなかったってことを書くためにこのnoteを書いているまである。信じてくれ。「いや桐田さんそういっても絶対読んでるって!」じゃないんだよ。
高校時代の自分には、「コロナ禍で休校だからって第五人格するのもいいけど、読書の一冊や二冊はしてくれ」と言いたい。なにも読まない状態で創作しようとするのは無謀。

.しいて言うなら図書館に『変な家』が新刊に入ったって聞いてやった~!って早速行ったら教員が借りてて結局借りることが出来なかったことくらいか。
ただ高3の時、元彼(高校時代)の友人がいくつか本をくれたことがあった。人から物を貰うことが本当に怖くて嫌で苦しかったので、「無期限貸し出し」という形をとらせてもらったけど……。無期限貸し出しで貰った本は森見登美彦作品いくつかと『鴨川ホルモー』。大学生になってから読んだ。
あと時期が前後するけど、高1の時に友達から借りた漫画『ライチ☆光クラブ』にドはまりした。最近また舞台化されているらしいですね。

大学生

現在進行形なので詳しくは述べない。
ただ、おおまかにピックアップすると下記のとおり。
1年:頑張って本を読もうと決意→必修授業で「参考文献を持ってきてください」と言われたから意気揚々と数冊持っていったらみんなネットで済ませてて意気消沈→ゆるく本を読むかみたいなノリで過ごしていたところ、授業で紹介された『ストリートコーナーソサエティ』に一目惚れして読もうとする(半分で挫折)→そんな中誕生日に『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を貰うイベントが発生→最初に書いてある引用のやつがなぜ書いてあるかの時点で、つまり本文を読むことすらままならず挫折→「これを読むためにはちゃんと本を読んだ方が良い」って思ってちゃんと読書を再開する(※入学時点ですでに再開してるから"加速"しただけなのでは?という見解も自分の中にある)→そうこうしているうちに社会病理(368)本棚をよく見るようになる
2年:なんか一応いろいろ読むようになり、「小説学術新書バランスよく読む」革命的なのが起こる→三島由紀夫が同じ誕生日と知る→何だかんだ『ストリートコーナーソサエティ』を全部読み切る
3年:Twitterで読了記録を上げるようになる→完全自殺マニュアルを万全の対策で読む→前から誘われてたTRPGサークルに入ることになり、なんとなく『ダゴン』と『異次元の色彩』を読み切る(書いてるシナリオ的に本当は『インスマスの影』を読まなきゃなんだけど)→ひょんなことから大学近くの図書館で絵本や児童書を借りるように→夏休みに両親の蔵書整理をする→ひょんなことから『かわいいのルール』に感銘を受ける

おわりに

まあこんな感じです。高校では読書をしていなかったことだけ覚えて帰ってください。


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