やっとテーマが見つかる
2024年11月15日(金) 雨のち曇り
書き始めていた自伝的小説は壁にぶち当たったまま頓挫していた。
で、1カ月ぐらい悶々とした日々を過ごしていたのだが、悩みの中で東洋哲学との再会を果たし、鈴木大拙師のご著書を読み、とうとうテーマを見つけることができた。
それが『平家物語』である。
基本的には、平家物語の超訳なのだが、それをベースに日本人の精神的基盤を明らかにしていきたいという意図を持っている。
歴史小説にはならないだろう。というより、これって小説じゃないよねと言われると思っている。しかし小説は自由なものだろうし、私自身はあくまで小説と言い張るつもりである。
何よりも書いていて楽しい。ストーリーを考える必要もないし(笑)。
ただ調べることはやたら多く、本当に完成できるか自信はない。
とりあえず「巻第一 祇園精舎のこと」まで書いた。