「死んだ山田と教室」に送る”怒られた話”
こんにちは。空沙です。
さてさて、今回も「死んだ山田と教室」に送るお便りを書いていこうと思います。
「死んだ山田と教室」は、私がいま読んでいる本のタイトルです。
その中に出てくるラジオ番組にはお便りが届いていない(私がいま読んでいるところまでは)ようなので、noteを通してお便りを送ろうと思います。
今回のお題は「怒られた話」です。
小学生の頃の話です。
母は私たちが寝静まった夜に工場に働きに行っていました。
私と弟が大きくなるにつれて、たまに父が母の送り迎えをしていたので、その車に乗っていきました。
車はいつも会社の扉の前に停まります。
その扉を開けるとすぐにロッカーがあり、母が扉を開けると従業員の人がちらちらと見えていました。
私たち姉弟は扉が開いてから完全に閉まるまでの間、いつも大声で叫んでいました。
「おい、いぼ痔!いぼ痔、いぼ痔ぃぃぃぃぃ」
「頑張ってこいよ! いぼ痔!」
そう叫ぶと、当たり前ですが母が嫌がる顔をするので、その顔を見たくてとても楽しんで叫んでいました。
母は怒るのが苦手で、「ほんとにやめてよ~」とよく言われていましたが、当の私たちは怒られている自覚がありませんでした。
子どもって平気で人を傷つけるし、怒る時は怒ってしっかり感情表現をしないと伝わらないんだな。
怒るって難しいな、と思いました。
ちょっとラジオのお便りっぽくなりましたかね…?
上の話は実話です。
本当に子どもって残酷ですよね。
本人が言うのもなんですが(笑)
空気を読むって大事ですけど、小さい頃はしっかりと言葉と態度で示してあげないと分からないものだな、と思いました。
子どもと接する機会がないと自分の感情をしっかり出さなくても察してくれるから、自分でも自分の感情を言葉で伝えることが苦手になってくるのかもしれませんね。