あと10秒、いや5秒でいいから時間を戻してほしかった


一つ前の記事で投稿した、私の緊急ミッション「毎日投稿」
5月10日に投稿したくてヒィヒィ言いながら投稿したら

5月11日0:00 投稿されました

だと!?!?!?

なんてこった…
あんなに頑張ったのに…。
人生で初めて時間が戻ってほしいと思いました。
(私がハッシュタグに拘らなければ間に合ったんですけど)

日付だけをみれば今日(5/11)はもう投稿しなくていいけれど、ここで甘えてしまえば連続投稿の道が早くも閉ざされてしまいそうなので今日は二つ記事を上げようと思います。


そして今度は投稿し忘れました。

夕方に記事を書き終わって投稿したはずだった。
だけどnoteを開くと、投稿したはずの記事が下書きフォルダにある、だと!?
なんてこった…。
今度から気を付けよう(´;ω;`)




「今日は全国各地で夏日を観測しています」
テレビから何度も流れるキャスターの声が耳に入る。
まだ新米専業主婦の私は、外出するのはスーパーに行くときだけ。
太陽の下を歩く時間は一時間もない。
だから汗を拭いて真夏の様相を浮かべるサラリーマンたちを画面越しに見ても、どこか遠い国で起きていることのように感じていた。

私が住んでいる場所に夏日がまだ来ていないだけなのか、単に私が暑さを感じにくいのかわからないが、半袖で出歩くには肌寒さを感じていた。
そろそろ衣替えをしなければと思いながらも、今日もニット一枚とスカートでスーパーに向かう。
マンションから出ると日のスポットライトが私を照らす。
ニットは少し暑いだろうな。
それでも引き返すことはなかった。

スーパーに入ると、ニットにこもった太陽の熱が消えていく。
カートを押しながらスーパーを回り、必要なものをカゴに入れていく。
あとはチーズだけだ。
真っ直ぐに売り場に向かう。
チーズは乳製品なので牛乳が置いてある棚に並んでいた。
その棚の対面にはジュースが並んでいる棚があり、通路を歩くと両側から震えるほどの冷気が身体にまとわりつく。
足を踏み入れると、キュッと喉が詰まり体が震えた。
あまりの寒さに目的のチーズをカゴに入れると、足早に立ち去った。

この寒さが、本格的な夏になるとありがたいものになるんだなぁ。
地獄の窯のような暑さからこの冷気を浴びると、サウナで得られる「整う」という感覚になるのだろう。
スーパーを出てまだ出ている太陽を感じる。
この暖かい日が、暑くてたまらない日々へと移り変わるのだ。
衣替えは来週にはしないとな、と考えながらずっしりと重くなったエコバックを肩にかけ直し、家への道を急いだ。



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