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自分の殻をやぶってから

楽しいひとり旅の余韻は
まだ心地よく
次々行きたい所が浮かんでくる

子ども3人(うち1人知的障害)育ててきて
理解も協力もない夫
自分の仕事、自営の夫の雑用
365日、家族に尽くしてきた

離婚してからは
元夫の援助はないものと吹っ切ってたので
自分の自立、生活の安定
子どもの自立を目指してきた

それも、果たせた

もう20年近く、末の子の療育にと
通ってきたサークルや毎年のイベント
今年もイベントがある
疲れた…行きたくない…そんな感情が湧いてきて
涙もこぼれてきた
こぼれた涙に、無理してたんだとわかった

もう28歳
ほとんどの親は、何もしない
かっこ悪い
面倒くさい
しんどい
それを10年、20年やってきた
だから、安定し、自立し、一般就労も叶え
日々充実した生活をしてる

帰宅した息子に話した
もう、イベント、今年で最後にしたい
もう、しんどい
旅行行って楽しかった
一番いい季節にイベントがある
私は、遊びに行きたい
今まで、どこも行ってない
イベントに参加したかったら、自分で行って
私は、もう行かない

そう話した

しばらく黙ってた
僕も、遊びに行く
そう言ってくれた

自分を抑えて、いい母を演じてたのかな
それが、殻を破ったことで
もう我慢したくない!
今までの分、楽しみたい!
もっと、広い世界を知りたい!
そう思うようになった

イベント・サークルを運営してる人達は
イキイキしてる
そういうことをする余裕と家族の理解がある
その表情を何年も見てきて
あんなに笑顔で楽しめる場所があるっていいなと
ぼんやり眺めてきた
私は、そんな充実した場所がない
そんな満面の笑顔が出てこない
虚しさを感じてた
もう疲れちゃって…と軽く代表の方に伝えたら
参加の形を変えればいいと言われた
伝わらないな、と思った

おそらく、私は、70まで働く
休日というのは、貴重
貴重な休日を自分のために使いたい
心身を休める休日
自分のやりたいことをする休日

贅沢だろうか

子どもの頃は
弟の子守と、親の自営の手伝い

楽しみ方も
喜び方もわからない無表情な子どもだった

やっと、わかった
自分が楽しいと思うこと

それを、優先したい

それだけ

毎月通う整体のお兄ちゃんと話してると
今の若者感覚を知る
それが、おもしろい
いろんな年代の人と話したい
そんなことも思う

ボランティアで出会う人達からも
文化・習慣の違いを知ることも楽しい

白々しい日本人との社交辞令的な会話
田舎のどうでもいい風習にウンザリしてたから
楽しい♪

ボランティアを始める前は
元夫の影響で、男性不信
人間不信でもあった
それが、世界を知ることでオープンになれた
会話が楽しくなった
ボランティアが心のリハビリになった

自分の殻をやぶったことで
本当の自分が飛び出してきた

今後の生き方も定まってきた

誹謗中傷されやすいタイプで
嫌な思いもしてきた
でも、何と言われようと
自分の目指すところを見据え
自分の生き方をしようと思う

辛い涙がこぼれてしまうようなことはやめていこう
満面の笑顔が出てくる場所を増やそう
本当の自分の声を聴こう









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