ローニンよ、ツシマは別格だった!|ライズオブザローニン(Rise of the Ronin)
2024年3月22日発売 幕末を舞台に浪人として生き抜く
仁王やニンジャガで有名なチーニンが制作した戦闘重視のオープンワールドアクションRPG「ライズオブザローニン(以下ローニン)」。
当初購入予定はなく、予約もしていなかったし「セールきたらでいっかぁ~」と考えていた。
Youtubeでいつも見ている配信者が楽しそうに遊んでいたり、ドグマ2が思いのほか低評価でローニンが盛り上がっているのを見てつい、私も購入!
・・が、4日後にはクリアせずに売ってしまった。
プレイしていて眠たくなってくるような味気ないゲームで、途中でプレイを断念。
アクション面は仁王ベース、爽快感はあまり無く、どこか古臭く感じるがゴア表現は◎
触ってみた感じ、スキルやモーションは仁王ベースという感じ。
そこに石火(SEKIROでいう弾き)や流派(仁王でいう構え)などの新要素がある。
仁王1、仁王2もそうだったけどモーションの軽さは健在。2024年発売ということを考えると流石に古臭い。
そろそろモーションを一新するか、「モーションは早ければいい」というゲームコンセプトはそろそろ変えてもらいたい。
一方で、ゴア表現(Zバージョン)に関しては頭がゴロゴロ転がったりするなど、国産ゲーで欠損表現がしっかり見られるゲームは珍しい!日本は何かと規制されがちなので、グロさが気にならない人には嬉しい要素かも。
アクション要素に戦略はなく攻撃の押し付け合い、石火はガード弾きで導入すべきだった
基本的に攻撃モーションが早く、1発1発が軽いので「攻撃の軽さ」を躊躇に感じる。これは仁王以上かも。
高難易度ゲーを謳っているわけではないのだから、「カウンターを決めてズバッ!」と1撃必殺が出来れば理想だった。
思わず「あれ?日本刀ってこんなに切れ味悪いの?」と思ってしまうほど攻撃に重みがない。
新要素の石火も別ボタン扱いで使いづらい。普通にガード弾きで導入しない理由はなんだろう?
敵はスパアマで突進、しかも追尾付き!で必死に掴んできたり、爽快感よりもストレス要素が強い。殴って殴られてという戦闘ベースなので、結構泥臭いアクションです。
正直、ツシマのほうがアクション面でも面白いと感じる出来だった。
作り込みの甘いオープンワールド
このゲーム、オープンワールドである必要があった?と思うほどその恩恵が感じられない。
敵拠点がぽつぽつとあるだけで、馬は無双8からそのまま引っ張ってきたような挙動だし、街中は入れない建物ばかり。
結局は量産型のオープンワールドで、一昔前のアサクリオデッセイみたいな作り。(開発期間的にオデッセイを参考にしていたかも)
幕末らしく建物に侵入して斬り進めていくのもいいし、夜の街道で暗殺するとか時代背景にあったコンテンツが欲しかったところ。
国産オープンワールドであるエルデンリングが広大なマップに加えて、ボリューム感のあるダンジョンをいくつも用意してたところを考えると、規模が違い過ぎて作りこみの甘さに残念。
仁王3に期待
どんなにつまらなくても新品で買った以上は最後までやるつもりのスタンスなんですが、ローニンは「もうやらないかなー」とゲオで売ってしまいました。
仁王2は数百時間やるほどハマったんですけど、このゲームについては私には合わなかったな。
でも仁王3には期待しています。また武器堀りしたりマルチでわちゃわちゃしたいですね。
さすがに今までの仁王路線だと古臭いので、モーションの一新やジャスト回避など目新しさはほしいところ。