VOL4.現実逃避していたけど向き合ってまた泣いた
こんにちは。
病気というのはおもしろいもので、人間というのはうまくできているなと思いました。
円形脱毛と診断されてからの自分がやっぱりどこかおかしくて、感情ブレブレでした。
絶望感で泣く
▶︎ポジティブに考えてみる
▶︎現実逃避で読書に逃げる
▶︎怒りと戸惑い(いまここ)
ちなみに「髪が抜けるな…」と思ってから、10日くらいで見た目が酷い有様に。
こんな自分を見たくなくて、Amazonでバリカンを購入したのですがまだ届いていないので、朝とお風呂のときはどうしてもこの鳥の巣(落武者)が目に入ってしまいます。
昨日初めてウィッグをつけて外出しましたが、見慣れていないのもありテンション上がりませんでした。
家の中ではスカーフを巻いていて、自分の頭皮を見ないですむようにしています。
最近はずっと小説を読んでいて、1日1冊ペースで本の世界に集中するように心掛けていました。
認めたくはないけれど、髪がなくなっていく自分と向き合うのも嫌だったし、このままでいいとも思わないし、とにかく逃げたくて。
色々な作家さんの紡ぎ出すフィクションの世界に没入して、気を紛らわせていました。
ただ、彼と同棲しているのですがちょっとしたことでイライラしたり悲しくなったり、感情の起伏が激しくなっていて昨日も怒りと悲しみをぶつけました。
ここ数日泣いてなかったのに、昨日はわんわん泣いてしまってなんだか疲れました。
自分と向き合うのって難しすぎませんか?
わたしの場合は、自分の悲しみを受け止めようと思って現実を見てみると涙が出てくる。
泣いていると、頭のなかでは「命に関わる病気じゃないのにこんなに大袈裟に泣いて恥ずかしい」と存在しない鬼姑が叱ってくる、ような感覚です。
大人になりすぎたのか、純粋に悲しむことができなくなっているんだと思います。
強くならなきゃ、このくらいは平気で乗り越えなきゃ、もっと辛い人もいる、と思ってしまうんです。
このあたりに自分の乗り越える壁があるように思います。
ちゃんと悲しんで、受け入れて前に進みたいのにそれができなくて歯痒いです。
こんなに酷い状況になるまでに1ヶ月や2ヶ月あればまだ違ったのかもしれません。
10日ほどでこんなに髪がなくなって、正直なところ戸惑いに心が追いついていません。
いずれ時間が解決するのでしょうが、もっと自分自身が生きやすい考え方、感じ方ができるように精進あるのみですね…
しばらくは読書しまくって、思う存分現実逃避したら次は図鑑とか歴史書とか、今まで読むことがなかった本の分野に挑戦したいなと思ってます。