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いつの間にかミニマリスト卒業していた話

ふと思い出した。
昔ミニマリストだったんです。
気付けば卒業していました。笑

ミニマリストになったきっかけ

まだミニマリストという言葉が一般的じゃなかったとき、10年前くらいからわたしはミニマリストでした。

きっかけは大学生の頃インドに行ったときに、インド人家族の家に招待してもらい一緒にご飯食べていたんですね。そのお家がお世辞にも裕福とは言えず狭いワンルームの土間のようなところに家族8人?くらい住んでいて、とても幸せそうだったんです。しかもお金がないだろうに私にご飯を作ってくれてバイバイするときもご飯とお水を持たせてくれて、バス停まで送ってくれました。ほんとうに何から何までお世話になったんです。

そしてそれから1ヶ月後、日本に帰国してショッピングモールに行ったときに買い物している人の姿を見て「綺麗な洋服たくさん持ってるのにまだ必要なの?」と疑問を持ちました。

物がある=幸せじゃないじゃんと思っちゃったんです。

そこから実家の自分の部屋を見て「こんなに物いるかな?いらないよね」とどんどん物を処分し始めました。
わたしがあまりに物を処分するので両親はびっくりして引いていました。笑

そして自分がミニマリストという意識もないまま時は過ぎまして。

24歳くらいの頃から一人暮らしを始めました。世界一周に行きたいと思っていたこともあり、最低限の物に囲まれて暮らしていたわけです。

もちろんこのときはまだ自分がミニマリストだとは思っていませんでした。

そしてついに自分がミニマリストだと気づくようになるのですが、きっかけは友達を家に呼んだときのこと。

「物すくな!!!笑」

家に来た人はみんな同じことを言うんです。
その当時はそれが普通だったから何も疑問に思っていませんでした。笑

当時のわたしの持ち物ですが、
・小さい3段のタンス
・マットレスと枕とふとん1枚
・たためる収納ボックス1つ

部屋にあるのはこんな感じ。
机はなくて、ボックスの上もしくは床でご飯食べてました。笑

洋服は夏冬全て合わせて15着ほどだったかと思います。

どんな変化があったのか

そんな隠れミニマリストだったわたしですが、今では多くの物に囲まれて暮らしています。
部屋にはたくさんの思い出の写真を飾り、好きなキャラクターのグッズを置いたり、旅グッズも充実させ、酒好きなのでお酒の種類も豊富。

どうして物をたくさん持つようになったのか、、、

そのきっかけとなる最初の出来事は、付き合い始めた彼(現在の彼です)がテレビがない私の部屋を見て「映画好きならテレビ買ってあげるからさ…もっと人間らしい生活をしてくれ…」という余計なお世話からテレビを買ってくれたんですね。

「いやいやいやいや、物を増やしたくない!」と言っていたわたしに、「まあまあまあまあ」と半ば無理やりテレビをプレゼントしてくれたわけです。

そして久々のテレビを手に入れたわたしは何を思ったか。

「大きい画面で映画見れるの、最高じゃん〜!」でした。当たり前です。アホです。

そこから、「快適」を求めるようになったのです。

引越しを何度も繰り返すうちに大きい冷蔵庫、ソファー、リビングテーブル、椅子4脚、クイーンサイズのベッド、、、

気付けば大型家具が増えており、それと同時にキッチン周りのミキサー、炊飯器、トースター、ホットプレートなども追加されていきました。

そして玄関には好きな映画のポスターを飾ったり、トイレには好きな絵を飾ったり、現在進行中で物が増えていってます。

ミニマリストだったときとどちらが快適か

正直、ミニマリストだった頃は物を持つことに対してかなり抵抗がありました。

どうせ世界一周行くのに物を増やすなんて!
身軽が最高に決まってんじゃん!
と、当時は物が少ない自分が大好きでした。
実際に身軽なのは体験した人じゃないと分からない心地よさがあったのです。

しかし、今私が思うのは好きな物に囲まれる暮らしはやっぱり最高だなあ、ということです。

ふと壁を見ると海外旅行のときの思い出の写真があり、「ああ、この時楽しかったなあ」と思いにふけることができ、

巨大冷蔵庫にお酒がいっぱい入っているのを見ると「どれだけ飲んでもまだある」と、酒好きにしかわからないであろう満足感を得ることができ、

冷蔵庫に貼っている、旅行のお土産で買ってきたマグネットたちは何時間でも眺められるほどお気に入りシリーズだし、

自分が過ごす空間に好きな物があるという生活はなんて最高なのかと思うのです。

どちらのスタイルもそれぞれメリット?デメリット?あるなと感じていますが、おそらく今後はずっと物に囲まれた暮らしをするだろうなと思ってます。

思いつきで書いているので、締めの言葉が見つかりません。笑

それでは、さようなら←

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