進撃の巨人アニメを3日で見終わり抜け殻なう
今更ながら進撃の巨人のアニメを一気見した。
文字通り朝から夜中まで。
今朝4時に見終わって放心状態で感想を書いてみる。
まず、このアニメはずっと苦しかった。
最初は何者なのか正体がわからない化け物(巨人)との戦いだったからシンプルに見れた。
それがどんどん頭の中と感情がぐちゃぐちゃになる。
調査兵団の立場で見ていた世界がこうも変わるのかと、これが戦争の残酷なのさなのかとしばらく絶望の時間が続いた。
見続けるのが苦しくて、でも一筋のハッピーエンドを見たくて涙を流しながら向き合ってみた。
つらい。つらすぎる。
心臓を捧げよ。
この一言がどんどん重くなってくる。
信じていた仲間に裏切られるつらさが
信じてくれていた仲間を裏切るつらさに変わり
微かに見える一筋の未来への可能性は
あっけなくなくなってしまう
そしてそれを何度も繰り返す
この物語に幸せはないのかと何度も絶望した。
度重なる伏線回収には驚きで震えた。
個人的に心がぎゅーと苦しくなって嗚咽したシーンは、リヴァイが注射をアルミンかエルヴィンかどちらに打つべきか迷うシーン。
ハンジが心臓を捧げたのち仲間の元へいくシーン。
もう一度このアニメを見ろと言われたらきっと見ることができない。またこのむごい世界と向き合うのはしんどすぎる。
最近「バナナフィッシュ」も見たが個人的には比にならないくらい「進撃の巨人」は感情を揺さぶられたアニメだった。
わたしは基本アニメを見てハマったら漫画を買うのだが、進撃の巨人だけは無理だなと感じた。
つらすぎるから。
1巻目から伏線を散りばめていることを考えると、初めから諫山創は結末を考えていたのだろう。天才か。
そして声優さんたちにも脱帽。
終わるまで駆け抜けた声優さんたちに拍手を送りたい。