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教育実習の先生たちへ!

おはようございます!
勤務校では教育実習が始まりました。
そこで、今日は教育実習生の先生に伝えたいことを書こうと思います。

というのも、先日ちょっと厳しめに声をかけられている実習生を目にしてしまって…
本当は直接声をかけてあげたいんですが、指導教官以外の立場(特に新人の立場)だと、声をかけづらいんですよね。。

初めて学校で授業をして、緊張したり落ち込んだりしている実習生の先生がたくさんいると思うので…せめてnoteで応援したいです!

分からなくても大丈夫!

もうほとんどこのひと言なんですが…

・職員室や校長室に入る時のルール
・プリントの綴じ方、並べ方
・Google Classroom の運用方法
・管理職への話の通し方 などなど…

全部分からなくて大丈夫です。どんどん聞いてください!
この辺のルールは学校によってもまったく違うので、私もまだ半分くらい分かってません。でも、普通に仕事は回ってます!

だから「すみません」なんて謝らなくていいんです。
「分かりました!」「そうなんですねー!」くらいのノリで全然大丈夫です!

一生懸命やってればそれだけで合格!

この間、教員歴15年目の友人が愚痴をこぼしていたんですが…学校では「普通に考えて」みたいなことを言う人が結構います。

・普通に考えて、この資料は両面(片面)印刷だよね?
・普通に考えて、この話はまず〇〇先生に通すべきだよね?

みたいな感じです。
その学校限定だったり、業界限定のルールだったりするのに、それがどこでも通用する、みたいな考え方を持ちがちなんですね。
で、そのローカルルールを知らない新任の先生や実習生の先生がミスをして、怒られてしまったりする。

で、それっておかしいよなぁと思っていたら、Xでこんな投稿を見つけました。

>メンバーのモチベーションを管理したり(←「できなかったり」の誤字?)、不安にさせるのはプロのマネージャーとして不適切である。

知っておくべきルールを新人に教えるのは、僕たち先輩教員の役目です。
あなたが知らなくてミスをしたのなら、それは僕たちの責任なんです。すみません!

なので、その学校のルールを知らなくて怒られてしまった時は「この先生は変なことを言ってるなー」くらいの気持ちで流してくれると助かります!

教育実習の目的は、働くことじゃなくて学ぶこと

それに、私たちは給与をもらって働いていますが、実習生は違います。
労働しに来ているんじゃなくて、学びにきているわけです。
ミスをするのも、立派な学びですよね?
一生懸命やってさえいれば、それだけで教育実習は合格だと、私は思います。

教育の仕事は楽しいよ!

こんな感じで、学校の仕事はあいまいで大変なところもあるんですが…でもそれ以上に、教育の仕事はやりがいがあって楽しいです。
なぜかというと、教育以上に世の中に価値(≒幸せ)を生み出せる仕事って、他にないからです。

私は一人の人間なので、どんなに頑張っても私一人分のことしかできないですよね。
でも教師としての私は、何百人もの人を育てることができるんですよね。生徒たちの読む力や書く力、話す力を、自分の力次第で何倍にも伸ばすことができる。
いろんな心の悩みを解決して、励ましてあげることもできます。

するとその子たちが、何百人分もの価値を世の中に生み出してくれるんです。世の中の幸せの量を、たくさん増やしてくれるんですね。

自分が年をとって体力が衰えてきても、子どもやそのご家族を何百、何千人単位で笑顔にすることができて、さらに世の中の経済、文化的な面に貢献し続けることもできる。
こんなに素敵な職業って、他になくないですか?


今、窓の外から鍵盤ハーモニカ?の演奏の音が聞こえてきました。
今日はよく晴れて、運動会日和ですね。
教育の世界で一緒に働いてくれる素敵な仲間が、一人でも増えますように!!

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