七夕まつりまできてスマホを見るな
とある七夕まつりに行った時のこと。
駅や商店街は七夕をモチーフにしたたくさんの
飾りもので彩られていた。
手作りの張りぼてやくす玉、吹き流し、
話題のキャラクター・・・。
みんなこぞって写真を撮っている。
アーケード内にも屋台めしやヨーヨー、金魚すくい
などの催事があり、多くの人でにぎわっていた。
そんな中、自分のポリシーに反する人をみかけると
やはり気になってしまう。
私のポリシーは
『美容室やライブなどのイベントでスマホを見ない』
だ。
自分のポリシーは自分のものとして掲げていれば
いいものを、他人にも押し付けてしまう傾向がある。
歩道を歩いていると、端に腰かけている3人組の
女の子がいた。
全員スマホを見ている。
七夕まつりまできて、3人ともスマホを見ている。
これは私のポリシーに反している。
しかし、人は人、自分は自分。
他人が何をしようと私には関係ない。
だがやはり気になる。
女の子3人組を通り過ぎる時、
スマホ画面をちらっと見た。
インスタを見ている。
なぜだ。
なぜ、今なのだ。
隣には友達がいるのに。
目の前にはきれいに彩られた飾り物が
たくさんあるというのに。
なぜ、今、インスタを見る必要がある。
くす玉や吹き流しの映え写真は
家に帰って投稿すればいいじゃないか。
今は他人のどうでもいい情報を見て、
いいねしている場合じゃないだろう。
今はかけがえのない友達が
すぐそばにいるじゃないか。
年に一度の大イベントが目の前で
開催されているではないか。
今は目の前にあるお祭りを
思いっきり楽しむべきだろう。
いつでも見れる、いや見る必要もない
SNSをなぜ今この瞬間、見ているのだ。
スマホを見るな、祭りを感じろ。
ブルースリーもそう言っているじゃないか。
偉人の言うことをなぜ素直に聞けないのか。
あぁ、こんなことを言う私は口うるさい
おばさんになるのだろうか。
「うるせー、老害BBA!」
とでも言われるのだろうか。
自分のポリシーを他人に押し付けないように
したいものである。