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【響け ~ La mia voce ~】ろう難聴者のこえ

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軽度難聴・教員の立場から感じたこと・考えたこと、日常のちょっとした出来事を綴っています。
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#発音

Vol.9 その時 歴史は動いた!Part3 「口話〜発語編」

その時、歴史は動いた! オトナになってから入った「大学」で知った、衝撃の事実について、いくつかのトピックを立ててお送りします。 Part3は、「発語(発音・発声)」「言葉」についてです。 (私自身は、ろう学校に通ったこともなければ、専門機関にて熱心な口話教育を受けた経験もありません。“口話”それ自体に賛否両論があることは承知で書いています) 手話、口話、音声を使う人…など、聴覚障害者のコミュニケーション方法は、個々によって様々であることは、これまでに幾度なく、お伝えして

Vol.9 その時 歴史は動いた!Part2「口話~読み取り(読話)編」

その時、歴史は動いた! オトナになってから入った「大学」で知った、衝撃の事実について、いくつかのトピックを立ててお送りします。 Part2は「口話・読話(教育)」についてお送りします。 (私自身は、ろう学校に通ったこともなければ、専門機関にて熱心な口話教育を受けた経験もありません。”口話” それ自体に 賛否両論 があることは承知で書いています) 皆さんは、「口話」あるいは「読話」という、言葉を耳にしたことはありますか? 聴覚障害のある子どもが生まれた時、「教育方針」を

Vol.9 その時 歴史は動いた!Part1「声が響いた」

私は、社会人を経験してから、26歳の時に大学生になりました。 現役で入学した子たちよりも、8歳お姉さんだったけど、年下のカワイイ同級生ともフツーに楽しく過ごせました。 オトナになってから入った「大学」で、初めて知った、数々の衝撃事実について、いくつかのトピックを分けてお送りします。 今回は『声が響いた』 をお送りします。 私は、これまで、フツーに話す人の声が聞き取りにくいために、相手に聞き返したり、聞こえたふりをしたりして過ごすことが多々ありました。 自分は「聞こえに