ゲームで泣いたことない人間が号泣したドラゴンクエストビルダーズ2という神ゲー
去年末からコツコツやっていたゲーム、ドラゴンクエストビルダーズ2をこの連休でやり終えた。
あまりゲームはしないんだけど、好きなゲーム実況者がこのシリーズの実況動画を過去にあげていて、それを観ていたらまんまと自分もやりたくなってしまった。
惹かれたのは、ドラクエシリーズにもかかわらず、主人公が勇者ではないところ。
1では「あなたは勇者ではありません」と、ゲーム中に何度も繰り返される。
敵と戦ってレベルアップして、というゲームが得意じゃないので、私はこの言葉にとても惹かれた。
1が面白かったので流れるように2を購入し、プレイし始めた。
が、1とどうしても比較してしまう。
「まぁ面白いけど…」という感じ。
1にはなかったレベルアップのシステムが2には新たに導入されており、それが「あれ…?なんか違うかも…」という最初の違和感だった気がする。
それでもちょこちょこ進めては、「あれ…なんか違うかも…」を繰り返し、かなりのスローペースで進め、ようやく数日前にゲーム終盤のところまでやってきた。
そして、変化が訪れる。
ムーンブルク島編をやっている中、「あれ、これ私…人生初、ゲームで泣くかも」という予感が生まれた。
そもそもゲームをやった経験自体がそんなに多くないので、人生初になんの重みもないんだけど。
それでも私にとっては、生きてきてそんな予感が浮かんだことすらなかったから、ちょっと衝撃だった。
そして、「あ、やっちまったな」とも思った。
ありません?
これ感動して泣いちゃうわ〜!って頭をよぎったら、急に心が「すんっ」てなること。
『感動して泣いちゃうわ〜!』とよぎってしまった自分にさめて、涙がひっこむこと。
せっかくのゲーム起因初涙の経験をとりこぼしちゃったなぁアイタタタタ〜
とか思いながら、ムーンブルク島編は涙をこぼすことなく無事に終え、最終章に突入。
それが昨日の出来事。
もう、そこからはSwitchと自分の充電以外はほぼノンストップで進めました。
正直箱舟作るところとかは「はやくシドーに会わせろよぉぉ」という思いであんま記憶がないけど、それでもゲームが進行するにつれ、私の目頭はぎゅぎゅぎゅっと熱くなっていく。
ハーゴン城に着いてからはもうダメダメでした。
ビルダーとシドーの戦闘では涙が止まらず、シドーが薬草を作るところでは大号泣。
こんなに泣く?ってくらい泣いた。
物語の展開は超ベタなのに、なんでこんなにも泣けるんだろう…。
映画やドラマ、アニメで泣くことはあっても、ゲームをしていて泣いたことがなかったので余計に不思議な感覚。
それとも、ゲームだから泣けたんだろうか。
とにかくすんごいよかった。
すんごいよかった、ということを書いておかないと、すぐ記憶からなくなってしまうので、忘れないようわざわざnoteにまで書いておく。
それくらい、すんごいよかった。
ゲームで涙するという初体験をした私ですが、そこで得た教訓がありますので、そちらを共有して終わりにしようと思います。
それは、ゲーム…というよりゲームを映す媒体、今回の場合はSwitchの画面ですね。
そのゲーム画面がロードなどで暗転した時に…
このように観たくない現実を目の当たりにしてしまう恐れがあるということ。
そして現実に戻されてしまうということ…。
誰も、すっぴん髪ぼさぼさのアラサー女の泣き顔など、不意に観たくはないのです。
どうか次回プレイするときは、バッチリメイクしておくか、反射しない端末を使用してくれよ、未来の私…
HPが0になりましたので、ここらで失礼いたします。