【同人誌】お気に入りの装丁まとめ
こんにちは。この記事では今まで出した同人誌で特に気に入っている装丁についてのお話をします。
記事内で特にカップリングの話に触れたり等はしていませんが、BL二次創作を含む同人誌につき、カップリング表現のある本も紹介することを留意ください。
使ったセットや特殊加工は極力文字にリンクを埋め込むようにしているので、気になった方はよろしければリンク先に飛んでみてください!
思ったよりめちゃくちゃ長くなってしまいました。
読みづらくて申し訳ないですがどうぞ。
●透明フィルム+ハートホロPP【Print_ON】
こちらは直近で出した同人誌ですが、仕上がりに大満足でデータ作成もそんなに難しくないものなので一番最初に紹介します。
プリントオンの透明フィルム本セットは人の同人誌で手に取ってからずっと使ってみたいと思っていたのですが、ようやく雰囲気の合う内容の本が出せるということで速攻でこのセットに決めました。
透明フィルム自体はその名の通り透明なのですが、印刷の際ちゃんと印刷部分の透明度が反映されるので、好きな色で透かしを入れることができます。
今回は彩度が高めのピンクで透明度50か60くらいにしました。カラー印刷の透かせたくない部分は下に白印刷をするために、その部分だけ黒100%で描画したレイヤーを作成します。
ちなみに、表紙のデータはカラー印刷・白印刷で同データだけどレイヤーを分けて入稿しました。
ラブコメ風の本なので、萌えを前面に主張するために絶対ハートホロPPを使いたかった…
本当は表面に貼って全面キラキラにしたかったけど、このセットの透明フィルム表紙だとホログラムPPは裏面にしか貼れないとのことで、色が濃かったり白押えしているカラー印刷部分はホログラムが見えない加工に。
でもいざ見本誌が届いてみると裏面ハートでいっぱいの方が見応えがあり、開いた時と読了した時の余韻が残る感じがしたので今はこれで良かったと満足してます。
中綴じ(ホッチキス綴じ)もセットの仕様です。初めてなのでドキドキしましたが、透明フィルムとの組み合わせはすっごいTHE 同人ッ!という雰囲気が出てワクワクしました。
中表紙はセットに含まれるコート紙で、フィルム越しにうっすらボーダーが見えるようなシンプルめのデザインに。きららやラノベっぽさを意識しました。透明フィルムに装飾やタイトルロゴだけ印刷して中表紙にメインの人物絵を印刷するというやり方もあるので、いずれまた挑戦したい。ちなみに、中表紙は表紙と別データで入稿します。
イメージを掴むためにデザインを考えている時だけは同じデータで作成して、後から作成した中表紙用のファイルにコピペしました。
本文用紙はコミック紙ラフ。ざらっとした紙にしたかったのですがセットの用紙には無さそうだったので、オプションで紙替しました。
私の絵はツルッとした紙よりもざらっとした質感の方が何となく合っている気がしていて、実物を見た時にやっぱりしっくりきたのでこれにして良かったです。
●OKサンドカラーきゅうり+蛍光イエロー箔【BRO'S】
こちらは個人的にずっと使いたいと思っていたOKサンドカラー_きゅうりを使った表紙です。
紙を見つけた経緯はロフトで紙コーナーを見ている時に、名前がかわいいのあるな〜と思って手に取ってみたら紙自体もめちゃくちゃかわいくて……塵やチップの入った紙が好きなのですごく惹かれました。とまと、にんじん、なすなど、他にもいろんな色があるので良ければ調べてみてください。
で、この紙が使える印刷所を探していたところBRO'Sは非在庫だけど取り寄せで使用可能ということなので決定。本文用紙のニューバルギーも使いたいと思っていたのでちょうど良かったです。
SFっぽい内容の本なので蛍光箔とか良いなあ……とぼんやり考え、せっかくなのでフリングポッセのチームカラーの黄色を使おうと蛍光イエロー箔を合わせてみることに。紙の色との相性が心配だったけど良い感じに馴染んだ気がするのでヨシ。浮き出し有りなので、触ると少〜〜〜しだけ(本当に)ボコッとしています。
箔をポイントにしたかったのと紙の質感を残したかったのでPP加工は無しにしました。
少し惜しかったのは、遊び紙と人物背景の黄色と蛍光イエロー箔がそれぞれトーンの違う黄色なので、色のバランスがちょっとごちゃっとしたな、というところです。これはこれでかわいいんですが、統一感を持たせる意味ではどれか一つに合わせれば良かった気もします(正直データ作成時点ではそこまで考えてなかったです)。まあ、これはこれでフリングポッセのアンバランスさの表れということで……
●ホログラムペーパー+エンボスニス加工【Print_ON】
この本の装丁は今まで出した同人誌の中でも一番気に入っています。
プリントオンはキラキラした紙の種類が豊富なの本当にありがたいですね…
ホログラムペーパーセットはいろんな柄のホログラムペーパーから選べるのですが、私は不規則に波打っている雰囲気のウェーブがかわいいなと思ったのでこれにしました。
とは言っても写真だと分かりづらいのですが、左側がちょっとうねっているの見えるかな…?こんな感じで光の当たる角度によって反射します。
クリアPPだともっとギラギラしてて分かりやすいです。これはマットPPでしかも白塗りしているので、実物でないとちょっと分かりづらいんですよね。
ギラギラなのも良いけど、個人的にホログラムペーパーはマット加工の方が何かこう……光の移り変わりがゆったりしていて好き。デザイン的にも難易度が優しい気がします。もちろん本の雰囲気に合わせるのが一番なんですが。この本のテーマに祈りや労わりといったものがあったので、今回はそれに合わせてマットPPに…
こちらの表紙のポイントはエンボスニス加工です。
文字部分+小物+背景のグルグルを加工しています。ホログラムペーパーの反射を活かす・触ってメリハリのある質感の本にしたいなあとぼんやり考えていました。
箔押しだとホログラムの雰囲気と喧嘩する気がしたのと価格が跳ね上がるので、マットPPとの感触の差が楽しめるエンボスニス加工が良いだろうという結論になりました。加工面積で値段が変わる箔押しとは違い、全面加工(表紙1-4)で料金が変わらないので、めちゃくちゃおすすめです。
文字を含め全体的に白を基調にしたデザインで、人物画と文字は白印刷してるので紙の反射が写らないようになっています。そうするとホログラムがあまり目立たないので、背景で何かできないかと試行錯誤しました。
エンボスニス加工ですが、プリントオンが推奨パターンのデータをアプリケーションデータ形式ごとに配布してくれています。ありがてッ……その中の幾何学模様Aを使用しました。
グルグルの部分にだけエンボスニスを乗せています。そうすることによって光の移り変わりを目立たせる狙いがあり、実物が届くまでうまくいってるか分からずとても不安だったのですが、めちゃくちゃ綺麗な仕上がりにしてくださっていて良かったです。
また、ハートや雲、包丁などの小物については
絵より少しはみ出してエンボスニスを乗せることによりステッカー風の加工にできるのでは?
という思いつきでやってみたのですが、これ結構うまいことできました。狙った通りのものが完成した時の快感、たまらん。
また、遊び紙はアートドリーブ_しげみという波っぽい模様入りのトレーシングペーパーです。有料オプションでセレクション遊び紙から選択しました。表紙のウェーブに合わせて波打つようなデザインに惹かれたのですが、1P目がうっすら見えるのも雰囲気出て良い。
本文用紙はタブロという、これまたザラっとした紙です。1つめのコミック紙ラフよりもう少しグレーがかったような感じです。
●ザラマット+カッティング加工【Print_ON】
お察しかと思いますが、私はプリントオンのヘビーユーザーです。安くて綺麗でセットや特殊加工が豊富で、色々盛っても早割やればやるほどまあまあ抑えられるので…
この本は穴がテーマだったので、思い切って表紙に穴を空けよう!ということで…空けた。特殊加工のカッティング加工です。
本当はタイトルの部分も穴あきにして口絵の黒を見せるようにしたかったけど、カッティング加工だと簡単な図形パターンしか切り取ることができず、複雑なパターンも可能なアートカッティング加工だと予算に収まらなかったのでそっちは普通に黒文字にしました。
また、こちらも触って楽しいものにしたかったので、ザラマットPPというものを使ってみることにしました。見た目だと分かりづらいのですが、触るとめっちゃザラザラしてます。爪で引っ掻くとガリガリ鳴るくらいには…
この感触が気持ちよくて、持つと何となく撫でてしまいます。穴をインパクトを出したかったのでそれ以外見た目を派手にしない分、手触りにこだわりました。羊皮紙の雰囲気とも相性が良くて良かったです。
本文用紙はコミック紙ホワイトです。この頃はまだあまり本文用紙に対するこだわりが無かったので、まあこれかがテッパンかなって感じで選びました。今刷るとしたら多分タブロかコミック紙ラフだろうなあと思います。
●失敗談:サガンGA+エンボス加工+マットPP+小口染め
失敗談についてもお話しします。
まず初めに断っておくと、これは私の装丁の組み方が悪かったという話で、印刷所は一切悪くないです。そのため、印刷所は伏せます。
また、この本を手に取って下さって装丁を褒めてくれた方もいるところ申し訳ないです。でも悔しかった気持ちと教訓をどうしても記しておきたいと思います。こういうこともあるんだなくらいに思っていてください。
結論から言うと、完全に盛ろうとしすぎて整合性がとれず失敗しました。
マジでこれに尽きます。
まず、初めての再録本ということで、190Pでボリュームがあるので折角なら小口染めを使ってみたい!と思いました。
続いて表紙の紙についてはざらっとした感触のものを使いたかったので、自宅にある用紙サンプルとにらめっこしながらサガンGA_スノーホワイトが綺麗で上品だったので、これに決定。
第一にこの組み合わせが良くなかったです。
というのも、小口染めはPP加工必須です。一方、サガンGAは手触りが魅力の紙だという風に感じていたので、この時点で「PP加工したくないな…」とはうっすら思っていました。でも小口染は必須でやりたかったので、妥協して結局マットPPにすることに。
すると懸念していた通り、紙の表面がツルっとしてしまいサガンGAの感触の良さを引き出せませんでした。小口染めが綺麗なだけに悔しかったです。
加えて、エンボス加工でタイトルロゴを浮き出したのですが、こちらもマットPPだとちょっと分かりずらかったです。これが第二の敗因です。
クリアPPだったらエンボスの淵がちょっと反射するからわかりやすいのかな、と思います。
すべての加工をうまく組み合わせられなかったことにより、狙った意図がすべて外れてしまいました。
どうすれば良かったのかというと、一方をもう一方の加工に合わせて選んだ方が魅力を引き出せたのではないかと思います。
再録本だから特別にしたくて全部盛っちゃえ!と思ったのですが、使いたい紙を使ってやりたい加工を全部組み合わせて狙い通りのものを作るというのは相当慣れていないと難しいことだと気付きました。
(めちゃモテ委員長でおしゃれは全身3色以内とかアクセサリーはブレスレットかネックレスのどちらか一つにするとかそういうアドバイスがあったことをなぜか思い出しました)
ただ、遊び紙にポルカレイド_メレンゲを使用できたのはすごく嬉しいです。
この紙はもともと、持っていたハードカバーの小説の帯に使われていてかわいいなと思っていたものでした。その後偶然サンプルから見つけたのか調べたのかは忘れましたが辿り着きました。
うっすら簾目模様の入った白地にカラフルな塵が散っている紙です。時々蛍光ピンクや蛍光イエロー等カラフルな塵があるのがかわいい。
●おまけ①レトロ印刷について
突然ですが、レトロ印刷をご存じですか?
リソグラフ印刷(孔版印刷)という、シルクスクリーンのように版に穴を開けてそこからインクを押し出す印刷方法(※リンク先より抜粋)を用い、色ごとに別の版を使用するので版ズレやムラ・かすれが生じることにより、一枚一枚手刷りのような仕上がりになるのが魅力の印刷所です。
重ねる色の順番で雰囲気が変わったり、使用できる紙の種類もたくさんあるのでとにかく色々と組み合わせてみるのが楽しいです。また、擦ると指にインクが付着するのも好きです。
価格はそんなに高くないし、何より短納期です(スタッフが心配なのでどちらかもうちょっと上げたり伸ばしてくれても良いよ、と思っています)。
私はよく無配やノベルティペーパーの印刷で利用しています。
イベント事だったりキャラの雰囲気に合わせてインクの色を選ぶのが楽しい。季節限定インクなどもあります。
また、レトロ印刷にはツヤプリ印刷という特殊加工があります。
これはリソグラフ印刷の上からバーコ印刷という印刷方法で樹脂加工することにより、加工部分がツヤツヤして盛り上がるというものです。
紙の種類も豊富です。私は中厚紙のおりひめとPELP!が特に好きです。
おりひめは広島平和記念公園の折り鶴を、PELP!は不要になったオフィス紙を資源とした再生紙です。一枚一枚柄が異なるので気に入っています。
自分でも思っていた以上に塵の入った紙のことが好きっぽいです。
紙とインク|紙のこと | レトロ印刷|印刷で遊ぶ。印刷と遊ぶ。
私は今のところペーパー印刷のみでの利用ですが、製本もしていただけるので同人誌も刷れます。フォロワーさんでもレトロ印刷を利用して発行された方が何人かいらっしゃいましたが、めちゃくちゃ綺麗でオンリーワンで素敵な本でした。
ミシン綴じは糸の色が選べるのでめちゃくちゃ気になります…いつか使ってみたい。
ちなみに対応もすごく丁寧で、印刷の感想をお伝えすると社内で共有します!とのことだったので、大阪の印刷所ということもあり応援したいという気持ちが強いです。
また、かけこみサービスなるものがあり、かけこみ料はかかりますが原稿持ち込みOKで納期を短縮できます。
●おまけ②ポスター印刷
楽しいのでおまけとしておすすめのポスター印刷も紹介します。
・ホログラムポスター【K9(ケーナイン)】
K9はホログラムポスターが刷れます!過去に2度利用しました。
ただ…私が使っていたホログラムペーパーNEO/N1という種類の紙は2024年4月26日で販売終了したようで…今は同じホログラムでも格子/さざ波の2種類みたいです。さざ波気になる…かわいい。
印刷も綺麗で良かったです。
元々フォロワーさんから教えてもらったのですが、K9以外でホログラムペーパーのA3ポスターを安価で刷れる印刷所って調べても出てこないような気がします(私の調べ方が悪いのかもだが)。
・透明ポスター【大阪印刷(おたクラブ)】
ポスター - 透明ポスター 制作発送価格表 | 同人誌印刷所おたクラブ
こちらはこないだのインテで初めて利用したのですが、まじで超~~かわいい仕上がりでした!
1枚500円で…500円!?とビビりました。
1枚なら送料含めても1,000円ちょっとです。どうなってるんだ。
こちらもプリントオンの透明フィルムと同様、透明度が反映されるので半透明のピンクだったりブルーだったりと色付けが可能です。
私は背景をピンクで透かして人物、文字、小物、格子模様のカラー印刷箇所に白印刷してみたのですが超綺麗に仕上げていただきました。
かわいすぎてそのまま部屋に飾ってます。おかげで自室は毎日インテックス大阪2号館た62bです。
ポスターって割と毎回処分に困るので、こうしてそのままインテリアにできる素材なの助かります。
●余談 同人誌の装丁に対する考え方ついて
学生時代は常に金欠だったので凝ることができなかったのですが、社会人になりある程度好きに使うことができるようになってからは色々挑戦してみることは増えました。
というか装丁を組むのが好きすぎて、やりたい装丁の本を刷るために同人活動やってる側面もあります(もちろん二次創作で書きたい話あるのが一番の理由ではありますが)。
個人的にやってて良かったなあと実感したのが…
・紙の種類に詳しくなった
・イベントでの頒布中、「ジャンル者ではないけど本がかわいいから欲しい」と手に取ってもらえることが何度かあった
・同人誌を発行するモチベーションが上がった
・人の同人誌の装丁を見るのが楽しくなった
・書店で本を見ている時「この加工をやりたい!」「この紙を使いたい!」だったり、「どうなってるんだ?」と手に取ってみるのが楽しくなった
・自分で予算を立ててその中でできることをやる、という経験ができる
他にもありますが、ざっと思いつくだけでもこれだけあります。
本以外でも紙製品とかお菓子のパッケージとか見ると紙や印刷方法や箔押しを始めとした様々な加工に対してアンテナを張るようになりました。
アンテナを張るというと何だかかっこいいですが、要は物に対する視点が増えて楽しくなったということです。デパートに売ってるお菓子の箱とか特に見ていてわくわくしますです。
作り手(自分は二次創作だし、こう言うと仰々しいが…)になるとやってなかった時よりかは同じく物作りをしている人の視点に立って物を見ることができるので、デザインや仕掛けの意図だったり、裏側の苦労のことなどについて考えるのが楽しいんですよね。趣味とは言え学ぶことが多いです。
同人誌を刷るということが趣味の一つで本当に良かったと思います。
色々書きはしたものの、金銭面でも時間面でも無理をせずに自分で使える予算の範囲内でやってみることを一番強く推奨します。
自分は大阪在住ですが参加は東京のイベントが多いこともあり、交通費等を加味すると赤字になることも多く(大赤字ではないです!)、私は楽しければ良いのであまり気にしていないのですが普通は気にした方が良いです。
これに関してはまあ…少なくとも早割に合わせた原稿スケジュールが特に苦じゃない人間で良かったなーと思います。高くなればなるほど落ち込むので極力一番安くなる早割に間に合うように準備しています。私の金銭感覚だと早割が存在していなければ装丁凝るのは不可能でした。
締切に関してはサイトやメールで見積とっとくのが一番良いですが、先過ぎるイベントで出せない場合は適当な開催日のやつ選択しておおよそ何日前か把握しておくのが良いかと思います。ただ大型イベントや連休を挟む場合は気を付けてください。
あくまで経験則ですが、個人的にはイベント開催日の大体一か月ちょっと前くらいが締め切りだと思っておくのがベターかと思われます。
・早割に合わせて原稿する
・予算を組んでできることを探る
・無理はしない(金銭的・肉体的)
正直この三点が一番大事です。
それから、色んな印刷所からサンプルを取り寄せることをおすすめします。
やっぱり紙や加工は実物を見て決めるのが確実で早いので……
特におすすめは無料だとスターブックス(要会員登録)・有料だとプリントオンです。別に刷らなくても色々見てるだけで結構楽しいです。
イベント会場にも毎回色んな印刷所が企業ブースを出していて、大抵無料で持って行ける資料をいっっっぱい置いてくれています。
実際に印刷所の人と話ができる機会だし、資料も集められるので是非足を運んでみてください。ここで「こういうことできますか?」って相談してみるのもアリだと思います。
以上、大変長々と書き連ねましたが終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。