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やっぱり会議はリアルがいい

こんにちは。きりるです。お読みいただきありがとうございます。

先日約3か月ぶりに大阪に出張してきました。
4月からコンサルティング契約が始まった大阪のクライアントとの打ち合わせです。

この顧客企業とは最初から通常の会議ができなくなり、やむなくオンライン会議で打ち合わせを進めてきました。

「やむなく」というのも、少人数ならZOOMやFacetime会議で全く問題ないのですが、今回の場合は先方が5名、6月からは+4名の計10名と大人数。

しかも、その中でコロナ禍が広がる前に直接会った2名はまだしも、残りはオンライン上の付き合いしかないのでお互い「人」を感じてという部分が難しく、言葉だけのやり取りで手探り状態。

こちらは私を含めて2名で、予め送った資料をもとに役割分担しながら説明し、それをもとに質疑応答するのですが、会議室全体の映像では、誰が発言しているか、どんな表情かがわかりにくく、通信のタイムラグなどにもストレスを感じ、2時間の会議が終わるとどっと疲れてしまう日々でした。

そして、ようやく今回大阪出張が叶い、あらためて「リアルで初対面の方」と名刺交換し、通常の状態で会議運営することができた、というわけです。

オンライン会議にも2種類ある

在宅リモートが続いたこの数か月で「わざわざ集まらなくてもオンラインで話し合いができるし、その方が効率的」という論調が増えてきました。

確かに、私も社内のメンバーとの打ち合わせなどはオンライン会議でなんら支障もなく済ますことも多く、オンライン会議の有効性を実感しました。

しかし一口に「オンライン会議」といっても、実は2パターンあるのです。

2つのオンライン会議

左側の絵は、普通の会議を遠隔(オンライン)で結んだだけの会議。社内会議などでは、これまでもよく行われていたスタイルです。ここでは「疑似オンライン会議」と呼んでおきます。

そして右側はそれぞれ個別の通信デバイス(PCやタブレット)によって、一つにつながったオンライン会議。在宅勤務が続き、ZOOMなどを使って行われるようになったスタイルです。

疑似オンライン会議の限界

今回紹介した顧客との打ち合わせは、左図でいう「疑似オンライン会議」のスタイルでしたが、この方法でやりにくさを感じた理由は次のとおりです。

お互い面識ない(直接会っていない)状態にもかかわらず、(コンサルティングの本題とされるテーマ等)複雑な議論をしなければならない

これが、商談の入口であったり、それほど複雑ではない議論であれば、疑似オンライン会議スタイルであっても全く問題ないと思うのですが、やはりコンサルティングの本題に入り、かなり込み入った議論をするためには、このスタイルでは限界があるなあと感じた次第です。

では、右図にあるように、個人個人がより見える状態であれば、複雑な議論も進むか?というと、この数か月の試みでいえば、たとえ面識度は低くてもある程度のディスカッションは可能だと思うようになりました。



ようやく都道府県の間も行き来ができるようになり、会社の方でも出張制限を緩和することになると思うので、必要な場合は新幹線で大阪まで出向き、直接のコミュニケーションを図りながら議論の生産性を上げていくことが必要だと感じました。

と同時に、もっと少人数で情報確認レベルの打ち合わせは、オンライン会議で済ませられると思いますので、両者をうまく使い分けながら進めようと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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