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どう生きたって数十年

 私たちは、日々の出来事を深刻に考えすぎるから悩んでしまうのですね。いくら考えたって未来に何がどうなるのか、99パーセントはわからないことです。

 いろんな先生方が人生訓を説いていますが、だれも森羅万象すべてをわかっているわけではないのです。その人なりの持論(解釈)を語っているだけではないでしょうか。
 だから「○○先生が、こう言っているから…」とか「本には、こう書かれているから…」とか「他人の教え」にとらわれないほうがいい。その先生の考え方も数年後には変わっているかもしれないし、あなたは、そもそもその先生とは違うのですから。
 
 人生を、気まじめに重苦しく考えちゃいけません。どう生きたって、たかだか数十年。その日そのときに、何となくしてみたくなったことを淡々とやっていけばいい。それで「静かな喜び」が感じられたら、言うことなしでしょう。
 これまでは「思慮深く」行動するのがいいように教えられてきました。が、それでは、過去の経験の枠組みから出られず、人生の幅が狭まってしまいそう。
 一方「何となく」とか「ふと思った」ことは、あなたの本心がささやく声。それに従っていくと、面白い展開が待っています。

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