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行き当たりばったり

 好奇心のままにいろんなもので遊んで、疲れて眠りにつく子供たち。そのように気持ちよく生きて、サッと人生の幕を閉じられたら、素晴らしいと思います。そこで「複数の人生を楽しむ」ことを提案しておきましょう。
 「私は会社員だから」「主婦だから」とか言って、一つの枠に収めてしまわないで、「あの人は何をやっている人なんだろう?」と言われるくらい正体不明の人物になる!。
 例えば、朝は農業をして、昼からはアスリートに。仕事をしていたかと思うと、夜はアーティストとして芸事に興じる。あるときは信仰に生きて、あるときは旅人。ボランティアに勤しんだり、ゲームに夢中になったり…。同時にいくつもの顔を持つ。
 興味の赴くままに、できることは何でもやってみる。初めてのことにもどんどん挑戦する。「あれもこれも」と欲張って、いろんな色で人生を彩っていく。
 経験の種類が増えてくると、執着心が分散されて、一つがダメになっても、他にも居場所があるからショックは少ない。人が去っていっても動じない。他人により寛容になれる。
 せっかくの人生。「これ、いいな!好きだな」という純粋な心にしたがって、行き当たりばったりに動いていく。それが人の何倍も生きるということです。

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