(R4)小1授業で初めてクロムブックを使う
小1 授業で初めてクロムブックを使う
R4年度。今年はGIGAスクール2年目です。
今年入学したばかりの1年生が初めてクロムブックを使うタイミングを担任の先生に伺っておき、今年も興味津々見学させていただきました。
去年の記事はこちら 凄かったです!
昨年とは全く違う予想外の体制
6年生がマンツーマンでペアを組みログインの支援をするため廊下で待機しています。
1年生は各自クロムブックを受け取り着席。
担任の先生が一年生児童の名前を読み上げると廊下からペアの6年生が入ってきて机の横に付き添います。
全てのペアができると、クロムブックの電源を入れます。すぐにユーザーID入力画面が表示されます。
1年生は先生から渡された「Chromebookの使い方」を6年生に渡し、英小文字表記の「パスワード」の下に鉛筆で日本語表記の「パスワード」を記入してもらいます。
準備ができると、一年生がそれを見ながらログイン画面に入力。6年生は温かく見守ります。
入力が難しそうな子にはキーを指さしたり、代わりに入力してあげたりしています。
初回のログインが終わると、次は6年生がブラウザの Chrome を開き、検索窓に「Yahoo」とか「Google」とか、適当な文字を入れて実行します。
Proxy認証情報の保存
するとProxyの認証画面が出るので、6年生が予めメモして来たProxy用ユーザーID、パスワードを入力し保存にチェックを入れて進めます。
これで二度とProxyの認証画面の確認は出てこなくなるはずです。
Proxy設定をせずに、ここでログインできたと安心していると、後からProxy認証が不意に表れアタフタしてしまいます。
昨年は自宅持ち帰りの際にProxy認証に対応できず Meet、Classroom に接続できなかったという事例がいくつか有りました。
最初のこのタイミングでやっつけておくのが最良ですね。
ここまでやってあげたら、後は1年生が Meet、Classroom への入り方を教わり、一旦ログアウトします。
1年生が自力でログインを繰り返し練習
次に1年生は自力でログインの練習をします。やはりキーボード初めての子は、ポチ・ポチ・ポチ とゆっくりですが、自分自身でキー入力。最後にエンターキーを押してログイン成功。
ログインを失敗しても、今ならすぐ横の6年生がどうしたら良いか教えてくれます。
今年はログイン、ログアウトを繰り返し、繰り返し練習する時間が有りました。
異学年交流の大切さ
この学校では普段から異学年の交流が当たり前になっているので、今回の様に一人ひとりに6年生の超絶頼もしい応援を貰うことが出来、余裕を持って対処することができました。
6年生も年下の1年生のお世話が出来て、良い経験になったのではと思います。
昨年の反省を踏まえ、大変良く練られた授業企画で大成功でした。
今年は思いもよらず、あっけなく山場を乗り越えてしまいましたが、改めて昨年、あの日のカオスを思い出しました。
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