大槌町地域おこし協力隊 2022年5月の報告(佐藤)
大槌町に来ての2ヶ月目。今月も様々なことがありました。
1、GWに家族が大槌に来ました。
大槌の街を見せたく、以前から呼んでいた妻と二人の子どもをようやくこの連休に迎えることができました。小学生の息子はシカを見たがっていましたが残念ながら会えませんでした。中学生の娘は震災の話を聞かせてやりたく、当時中学生だったという語り部の五十嵐さんにお願いしてガイドをしていただきました。ありがとう。妻も真剣に聞き入っていました。感情表現が薄くなってきた娘でしたが、何か考えるところがあったようでした。今回の大槌旅行は駆け足だったので、今度は夏に腰を据えて楽しんでもらおうと思います。
2、重機の教習を受けに栃木県小山市へ行きました。
小型車両系建設機械(解体)特別教育を受けにコマツ教習所栃木センタへ行きました。教官に「なかなか」とお褒めの言葉をいただきました。しかし、小山の街は学生時代に行ったことがありましたが、もっと華やかだったような気がします・・・。タクシーの運転手さん曰く、コロナで大打撃だそうです。ここにもコロナの影が・・・。
3、釜石地方森林組合の作業を見学しました。
ある伝手で森林組合の方とつながりができ、釜石の小学校の支障木を伐採(特殊伐採)するというので、見学に行きました。周りに建造物があり、急斜面で大きな樹を複数伐採する、という様子を拝見できました。技術も道具もケタ違い。感心しきりでした。こういうのをやりたい!と思いました。もっと資格を取らねば・・・。
4、環境ガイド育成セミナーに参加してきました。
午前は海のこと、午後は森のこと、という一日がかりのセミナーに参加してきました。とても面白かったです。釜石の海にどのくらいゴミがあるのか、サケが今どうなっているのか。沿岸部の森林資源はどうなっているのか、林業はどうしたら盛り上がるのか、鵜住居のスタジアムはどのようにして作られたか。興味深い話に興奮しました。沢山の人達と繋がりができました。ぜひまた皆さんといろんな話をしたいと思います。
5、消防団に入りました。
「吉里吉里の人間と仲良くしたキャ、消防団に入れば良かッペ!」と芳賀理事長、芳賀公民館長に言われ、トントン拍子で話が進み、芳賀第3分団長が私を迎え入れてくださいました。ちなみにこの芳賀さんたちは皆別々の人物です。「若えの、へえった(入った)!」と団員の皆さんにすぐさま紹介してくださいました。あの、私、若くないんですけど・・・。訓練などいろいろ手ほどきしてくださるのは、入団5年目の若手、芳賀さん(4人目)。どーなってんだ??
6、その他
他にも中央公民館の剣道教室で一緒に稽古したり、一関に昔の同僚が修学旅行の引率で来て数年ぶりに会えたり、猟銃免許初心者講習で試験に落っこちたりと濃厚な1ヶ月でした。
もう夏がきたのではないかと思わせる、熱い5月でした。