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俺たちの暑い夏「自民党大総裁選」よもやま話を熱く語る(追記あり)

※ おことわり 本稿は、ほぼ同じ内容を私のメルマガ『人間迷路』で配信しています。メルマガご購読者の皆さまに於かれましては本稿は配信する記事と同じものですので、お布施でもない限り、間違って買わないようお願いします。

【追記 8月5日17:53】一部ジャーナリストこと田原総一朗さん絡みの報道や、関係先取材でいくつか新展開が出てきたようですので、把握できて裏がまあまあ取れている内容についてまとめて追記しておきました。


◆はじめに

 左翼からの熱い期待を背に、無所属となって都知事選に勇躍挑戦した蓮舫さんが無事惨敗。これで立憲民主党への追い風がほぼ止まり、日本維新の会も大阪万博と兵庫県知事パワハラ問題で馬場伸幸体制失速で自民党や岸田文雄政権の支持率低迷も歯止めがかかってきました。

 ついさっき参院岩手の広瀬めぐみさんが派手にやらかして、赤ベンツ不倫からの秘書給与ピンハネ詐取で議員辞職待ったなしの状況になってきておりますが、どうしてあの方面の水商売くさい議員は弁護士あがりなのに性獣になってしまうのでしょう…。それは気にせず、今どんなことが起きているのかまとめてみたいと思います。

◆再選なるか、俺たちの岸田文雄

 地味に再選の可能性が高くなっているんじゃないのか、と見られるのが岸田文雄さんです。支持率が底を打ったというのもありますが、最近は清和研究会であれだけのことをやらかして党内がガタガタになりはしたけど、よく考えたら必ずしも岸田文雄さんのせいじゃないよね、ということで、また、各種重要法案を円満な国会運営で無事通してきていることもあって議員を中心に「岸田文雄、まあまあ働いてるじゃん」っていう声は多く聞きます。

 ただ、森喜朗さんもマスコミでぼやいてましたが、清和研がいじめられすぎだということで、こっち方面の人は「岸田文雄許さん」ってみんな割とはっきり言ってます。なので、議員票でも清和研方面は期待できない… のですが、でもいまの自民党の苦境ってお前ら清和研が発端だったし、安倍晋三さんにみんなぶら下がって政治をやっていた形になるんだから少しは分を弁えておとなしくしていろよ、というのが他派閥出身議員の共通した声とも言えます。

 何となれば、政治とカネの動きが収まらず、岸田文雄さんが再選されるのであれば、一度は処分が終わった清和研の議員に対して造反有罪で離党させる動きまで出るかもしれません。というのも、党を割る動きを今回の総裁選までにやっていた議員に関しては、総裁選までの猶予で様子見していた中、割と露骨に反岸田で動く中堅議員が後を絶たず、これまた揃いも揃って裏金議員でそこまで選挙も強くないので、自民党の人心一新の名目で放逐するのも割とありなんじゃないかと思っています。

 見る限り、大口の投票人を持つ都道府県連では岸田さんに投じるところはほぼ皆無と思っていますが、議員票が相当に分厚く入るようであれば決選投票からの再選の目は残りますし、また、岸田さんやその周辺が議員さんを口説く内容を聞きますと、要するに「来年の衆議院任期いっぱいまで引っ張るから、おまえはあと一年以上議員バッヂつけられるよ。その間に、有権者のところをせっせと回って信頼回復で力を貸してくれ」みたいな言い方になっているようです。

 裏を返せば、後述する小林鷹之さん以下有力対抗馬は、総裁をスイッチして党のイメージを刷新し、早期の解散総選挙(続く臨時国会での首班指名、所信表明演説からの解散総選挙が最短)をやるのでみんな頑張って勝ちましょう、という流れになりやすいわけです。ただ、仮に小林鷹之さんが総裁になったとしても、議員からすればそんな早く選挙されて自分が勝てる保証はどこにもないわけですよ。選び損になることを怖れて、短期的にも立て直しをする時間の猶予が持てる岸田文雄でやっぱりいいんじゃないか、と思う議員が増えても当然とも言えます。

◆石破茂、民草から人気だけどそもそも出られるのか問題

 各種マスコミ調査では、かなりダントツの期待を有権者から集めている石破茂さん。んー、まあ、どうなんでしょう。もちろん、私もすべての議員さんから話を聞けているわけでは当然ありませんが、周辺でその辺の票を取りまとめている議員さんの話を総合すると、どうも石破茂さんはこれだけの期待度を背に受けながら、自民党総裁選への出馬資格である20名の議員推薦のうち8名しか固められていないように見えます。石破さんを担ぐと思われた有力議員は小林鷹之さんを本命としているようですし、別の関係の深い議員は電話したら「石破さんはさすがにもう終わってると思うんですよ、もし記事書くならそう入れといて」っていうぐらい、きっと、最近何かあったんやろなあと思わせる内容でして…。

 一時期は、小石河連合として菅義偉さんに推される筆頭が石破さんだとされつつも、結果的に菅さん周辺の人も石破さんを推せない、という流れになっていて、政権構想の根幹のところですれ違いが発生していた模様です。裏を返すと、しばらく政府でも党務でも要職に就くことなくずっと干されて無役であった石破さんに政権をまとめる構想力も子飼い議員を集める甲斐性も完全に失われていて、議員曰く「そういう方法が可能な人ならそもそも石破派は解散してません」という状態なのかなとも思います。

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神から「お前もそろそろnoteぐらい駄文練習用に使え使え使え使え使え」と言われた気がしたので、のろのろと再始動する感じのアカウント