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幸せだった夢の話

私の体に左から
覆うように感じる温もり

優しくて温かくて

まるで私が世界の中心になったような
この時間と高揚が
心をざわつかせるの

勇ましくて大きくて

頼れるその背中と
私の肩に回されたその腕やその重みが
心を穏やかにしてくれるの

うっとおしささえ感じてしまいそうなくらい
与えてくれる居心地のよさが
貴方のこの重みが

私の心を掴んで離さないの

でもたまに

この愛おしい重みがいつの日か
フワッと軽くなっていそうなそんな気もして

それはまるで冬用に出した毛布のよう

くしゃっとこちらを向いて
悪戯っぽく笑った憎めないその笑顔

貴方が顔を動かすと香る
心の奥がきゅっとする
私だけが知っていたいその香り

この瞬間を全部全部

ジャムみたいに瓶に閉じ込められたらいいのに

私の目が開いてしまう
その前に



ある日見た夢を
ストーリー調にしてみました

大好きな推しが夢に出てきてくれるだけでも嬉しいのに
こんなに幸せな思いをしても良いのでしょうか、、
というくらい多幸感を覚えた夢でした

目、覚めたくなかったな〜!!


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