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無名人インタビューまで、あと1時間。

おはようございます。桐原です。
無名人インタビューまで、あと5分を切りました。
「無名人インタビュー」って企画があるのよ。

桐原、インタビューしてる人

ふだんは「インタビューをする側」な桐原です。
ちいさな企業の広報係です。
ド素人です。訓練受けてない。やっているのは同人誌作りだけ。
めちゃくちゃ人見知りします。昼はひとり飯がいい。
毎月、はたらいている人の生まれや思い出話を聞いて回っています。
2019年からだから、いま3年目。8月で70人越えたのか。
広報なんて名ばかりで、物売りアピールは苦手です。
推しの布教も苦手です。こればかりは得意でありたかった。

無名人インタビューって、1時間もあります。信じられない。
私、インタビューは基本30分と決めてます。
30分で収まらなくてもいいけど、30分。
なぜか。

①質問票は30分あれば埋まる。
名前と所属と生まれ故郷と家族構成。前職がある人は聞ければGOOD。
どんなに話し好きな人でも30分あれば、これが埋まる。
「オフレコなんだけど」の話が2時間あっても記事になる。
だから、30分でこの質問票を埋めてる。

②30分だと書き起こしが楽
最近は、Premiere Proの字起こし機能を使っています。
録音環境が良ければ、かなり精度高い。
何分の発言なのか、タイムスタンプが出る。
そこだけ確認したいときにはちょうど良い。
5分の対話を字起こしするだけでも、すごい労力いるの。
1時間の字起こしに半日かかってた。
それだけが仕事で、それが評価の全てなら妥当かも知れないけど、
他にも仕事あるからね。だから、30分。

だから、無名人インタビューってものすごい労力かかってる。
無名の人間にこんなコストかけて、何が生まれるのかちょっと楽しみよね。

「無名じゃねぇじゃん」と思う無名人インタビュー

言っとくけど企画の悪口じゃないからね。
みんな、言うほど無名じゃないじゃん、って人が多いのよ。

無名人の反対語って、「有名人」だよね。
辞書引くまで知らなかったんだけど、有名人は載ってない。
代わりに「著名人」を引いてきた。

著名人
その世界で(を代表する存在として)名前が知られている人。
〔必ずしも偉大な存在を意味しない〕

三省堂『新明解国語辞典 第八版』

「その世界」なんて言っちゃうと大きい話ですが、
「その界隈」辺りでも現在は十分に著名人。
つまり、無名人インタビューってそういう人多いよね、って印象がある。
みんな「人に語れるストーリーあるじゃん」って思う。
名刺に肩書きとして乗っけられる話をね、持ってるよね。

半年で40人インタビューすることになったから、
インタビューされてみることにしたの。

肩書きストーリーを持たない人間から、何が出てくるのか。
面白いことしか出てこないのね。
仕事から離れたどーでもいいことに、みんな面白いもの持ってる。
中には仕事の話がめちゃくちゃ熱籠もってていい!!って人もいるけど。
会社のインタビューは仕事の話がオモシロい人が多い。
比率的にバブルとか大企業でデカい仕事やってきた人が多いから。

そんな中でさ、いきなり40代未満の職場の仲間40人。
40人よ? 半年でインタビューすることにしたの。
正気か? 
自分に自分のインタビューできないから、無名人インタビューに頼ったってわけです。

あ〜、そろそろZOOM行かねば。

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