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【ニュルンベルク】500年の歴史!神聖ローマ帝国に愛された都市を訪れて

皆さんこんにちは!きりぎりすです。
お忙しい日々の貴重な時間をありがとうございます。

古いもの大好き人間この度!
ニュルンベルクへ遂に行ってきました!

訪れてみて信じられないくらいの愛が溢れすぎた…。

KEY1:ニュルンベルクってどこ?

圧巻な駅舎。何度も画面で見ていたのにレベチの迫力。

ドイツの南部,バイエルン州の大きな都市です。

フランクフルト・アム・マインからICEで約2時間
ミュンヘンからICEで約1時間

DB(ドイツ鉄道)は物凄く遅れるし,覚悟はしていた!
さあ私の電車が来る時間が近づく。
時間になった!

待てど待てど
待てど待てど待てど待てども
一向に来ないではないか!!

そこから待っていると,
ようやく列車がやってきた!
すると駅員さんがそこから飛び降りてきて

ニュルンベルク行きだよー!
これに乗って,○○駅で乗り換えたら行けるよー!

と叫びながら乗客に説明していたの!

それまで私は夏にもかかわらず
上着が必要なくらい寒いホームで待った上に
全然電車が来なくて帰りたいなという風になりかけていたのですが,

それを見て思わず,にっこりなりました。

全力な人の仕事を見る事が出来たからなのか
それまでのモヤモヤが全部ワーって無くなって,
その時人生の学びを得ましたね。

KEY2:今まで何があった場所なの?

なんて中世!!

神聖ローマ帝国のカイザー(国王)が長期間にわたって暮らした場所!

え?神聖ローマ帝国って何??

それを細かく言うと数限りなく色々な重大事実はありますが,
ジブリの『崖の上のポニョ』を思い出していただきたい。

それは!
ポニョの妹を合体させると大きな魚になった時の大きな魚!!です

つまり,
小さく独立していた国をまとめて1つの国とした大きな国ということです。

その代表が「カイザー」というわけです。

私は歴史好きというには恐れ多いけれど,
高校の時に世界史の面白さにのめり込んだ経験から
歴史ミーハーだと思っています。

その中でも特に好きだった中世ヨーロッパ。
そんな中世ヨーロッパの重要な要素。
神聖ローマ帝国の政治が行われていた中心地にいるだと?!

という感じで,一人大興奮しながらうろちょろしました。

本当はカイザーブルクには,上るだけで
館内を見て回ろうなどとは思っていなかったのですが,
あまりの歴史的価値を感じて
衝動にかられた結果,
気が付くとチケットを握りしめていました。

中はもう本当にすごい。
展示品だと思った扉が実際の役割を果たしていたり,
玉座っぽいところにカイザーっぽい人がドーン!と座っていたり。

なんだこれ?なんだこれ??な展示品もあったけれど,
その中でも血っぽいのがちょっと付着しているヤリを見つけた時は
すみませんが,ちょっと引きました。ごめんなさい。

KEY3:おもちゃの街って本当?

これは本当でした!
というのも想像以上におもちゃの街でした。

①フラウエン教会のからくり人形

一日に一度。正午に動く,昼シンデレラ。

ニュルンベルクに行くなら絶対に見てほしい!
このからくり人形ですが,
なんと!
約500年前からほとんど休みなく動き続けている働き者なのです!!
(世界大戦時が除かれます)

確かに,
ディズニーやUSJに慣れてしまった人からすると
あまりに小規模だから,なんだこれ?となってしまうかもしれません!

お恥ずかしながら私も始まった瞬間はそうでしたし,
周囲の観光客も「Ahー」と言い始めていましたが,

そこじゃない!!!!

500年に渡って働き続けていることと
カイザーの周りを七選帝侯が回る仕掛け,
全ての楽器を人形が鳴らしていること!
鐘の音は人形によって鳴っていること!!

これを思い出した瞬間,
もう鳥肌もんでしたね。

自分の生きられる人生は100年あるかないかくらいなのに
目の前で動いているおもちゃはもうその5倍生きている。

恐れおののきました。

②おもちゃ博物館

お出迎えしてくれるのは,空飛ぶお馬さんたち!

こちらはメイン通りから1本入ったところにある
「おもちゃの街ニュルンベルク」を紹介するにふさわしいであろう場所ですね!

というわけで行ってきました!

インターネットの先達のアドバイスから
4階にエレベーターで上り,下りながら展示をみるべし」というもの。

いや~,ありがたかったです。
山登り後だったため,足がプルプルしていましたが,
展示を楽しむ事が出来ました。

特に印象に残っているのは
さすが「物作りのドイツ」という感覚です。

自分の感想かいな!と思った方,申し訳ない。
でも本当にそう思ってしまうほどの内容なんです。

私自身はネタバレされるの好きなのですが,
あなたは苦手でしょう…?
だからヒントだけ!

…2階エリア

以上です!!!

Am Ende

こんなにも素敵なニュルンベルクですが,
一度壊滅状態まで破壊されたという事実があります。

古くから意味のある都市として重要な仕事を遂げてきたここは
第二次世界大戦時にも重要な役割を担いました。

が!!
私はその大切な裁判記念館に行けていない!!
なぜなら,今回は神聖ローマを感じようと決意したからだ!!!

また後日,必ず行きます。

では,今日の素敵言葉!

歳月人を待たず

陶淵明『雑詩』(4世紀?)

500年の間,様々な人間を見てきたであろうこの街に
教えてほしいことはたくさんありますね。

では,またお会いしましょう!
Auf Wiedersehen!


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