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小田急1000形未更新車が残り2編成に 今年中に引退?

鉄道大好き司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。

はじめに

小田急でまだ活躍できると思った車両が引退へカウントダウンが始まっています。

その車両は1000形、千代田線乗入用として活躍したり、地上線でも活躍しました。

ワイドドア車の編成(1700形)も登場し、バリエーションも多くありました。

更新された編成もありますが、更新されていない車両もあり、これらの車両がまもなく引退するのではないかといわれています。

▲1000形未更新車と更新車

現在小田急1000形で未更新車は2編成のみ

小田急1000形は一部の車両は更新されました。

更新時に先頭車両を中間車化して登場した編成も登場して話題となりました。

▲1000形更新車

しかし、更新するためのコストがかかることが要因なのと、新型車両5000形の登場、さらに、小田急線で車両数を全体で減らすこともあり、1000形の未更新車が廃車となっていきました。

▲小田急通勤の新型車両5000形

令和4年8月11日現在で1000形未更新車で残っているのは、4両編成と6両編成各1編成のみとなっています。

未更新車がなくなるということを前から噂では聞いていたので、自分も未更新車を見かけたら片っ端から撮影していきました。

小田急1000形未更新車の車両を撮影して記録しておいた


▲「回送」時の1000形未更新車
▲未更新車は行先表示器は幕式
▲普段は小田原~箱根湯本間で運転される1000形未更新車(レーティシュ塗装)
▲多摩線で活躍していた1000形未更新車

ワイド車1700形はすでに全廃

1700形ワイドドア車は混雑緩和のために、ドアの幅が2メートルのワイドドアを採用した車両です。

ワイドドアの利点は、混雑時の乗り降りがスムーズにできるというところにあります。

しかし、ワイドドアを導入しても特段混雑緩和はされなかったため、ドアの幅が2メートルから、1.6メートルに改良しました。

しかし、ホームドア設置でドアの位置が合わないことから、晩年は、6両単独編成で、小田急線の新松田~小田原、江ノ島線、多摩線で運用されていました。

しかし、2022年にすべての編成が廃車となり、1000形未更新車よりも一足先になくなりました。

たまたま、2月に小田急VSEに乗りに行ったときに、小田原駅で廃車前の1700形ワイドドア車を撮影することができて、片っ端から撮影しました。

▲すでに全廃した1700形
▲1700形先頭部分のワイドドア
▲ワイドドアは2メートルから1.6メートルに改造 ドアの位置で改造したことが分かる

1000形未更新車の10両編成でのイベント

数年前の夏に、イベントで1000形の6両未更新車と4両未更新車(レーティッシュ塗装)が連結して10両編成で運転されていました。

レーティッシュ車両は小田原~箱根湯本の箱根登山鉄道線内でしか見ることができず、新宿口で見ることは普段はありません。

新宿口でレーティシュ塗装が見られるという物珍しさもあってか、新宿駅では結構多くの人が見ていました。

▲今思うと快速急行片瀬江ノ島行もなくなりましたね
▲1000形未更新車どうしの連結その1
▲1000形未更新どうしの連結その2

まとめ

1000形未更新車は幕式の車両で、この車両が引退してしまうと、小田急で幕式の車両がなくなってしまいます。

9月には未更新車を使用した引退イベントも開催されるようです。

未更新車を見かけたら記録にとどめておいたほうがいいですね。


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