都営三田線新型車両6500形導入で6300形はどうなってしまうのか?
鉄道大好き司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
はじめに
やっと都営三田線の新型車両が走り始めました。
都営三田線のホームドアの更新工事が2022年5月にやっと完成し、5月中旬からやっと運行を開始した都営三田線新型車両6500形。
その当時からすでに数編成は揃っていましたが、やっと本格的に運転を開始しました。
2022年8月には、必要編成13編成が出揃う予定です。
ただ、問題なのは、6500形登場で今まで運用されていた6300形。
一体どうなってしまうのか、あわせて、6500形は今後どのような運用になるのかも含めて書きました。
都営三田線新型車両6500形導入で6300形はどうなってしまうのか?
6500形は8両編成で輸送力増強
最近、都営三田線は混雑率が意外と高く、混雑緩和が言われていました。
ずっと6両編成のままで、私も利用していて、夕方の混み具合にげんなりしたこともかなりあります。
今回8両編成の登場で、輸送力かかなり増強されていますが、座席数は減っています。
座席数が先頭車が39名分、中間車が45名分、定員は先頭車が139名、中間車が149名です。
6300形は、座席数が49名(3次車は48名)、中間車が55名(3次車は54名)、定員が先頭車136名、中間車が148名となっています。
6500形と6300形を比べると座席数がすくなっているのがわかります。
ただ、輸送力か6500形が8両で6300形が6両となっているので、かなり定員も増えて混雑緩和には一役がっているでしょう。
これで少しでも苦痛な通勤でなくなれば嬉しいですが…
6300形1次車・2次車は6500形に置き換え
東京都交通局によると、6500形は13編成を揃えて、6300形1次車(6301~6305編成)、2次車(6306~6313編成)に置き換わります。
すでに6300形の一部の編成は、運用を離脱して廃車になっています。
6500形が必要編成揃った段階で、6500形の1次車・2次車がどうなってしまうのか注目です。
あの中間車のボックス型クロスシートを見ることができるのもわずかになってしまうでしょう。
6500形は今後どうなるのか?
今後は都営三田線6300形3次車の6両とともに、同線の主力として6500形は東急目黒線にも乗り入れて活躍するでしょう。
問題は、2023年3月に開業する東急新横浜線との関連。
東急新横浜線は相鉄新横浜線と結ばれることとなっています。
現状6500形は相鉄線への乗り入れはできません。
というのも、相鉄乗り入れに関連する機器類を搭載していないから。
もしかしたら、開業時には、6500形は相鉄線内では見ることができないかもしれません。
ただ、まだ開業まで時間があるので、一定編成数を相鉄乗入機器類を取り付けることも考えられるのでまだ分かりません。
まとめ
都営三田線も新時代突入ということで、相鉄東急新横浜線が開業すると、かなりイメージが変わるでしょう。