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ライターの本

今年の1月、ウェブメディアびっくりセールというイベントに行き、ライターになる方法やライターのための本などを数冊買った。
ライターになりたいから?
うーん、というより、このような種類の本が数多く領布されていたからです。

そのなかの1冊、斎藤充博さんの「未経験からライターで食っていくにはどうしたらいいのか?超初級編」がとても興味深かった。
本というよりも印刷した紙をホッチキスで留めた束なんだけど、それでもテキストが面白いから問題ない。じゅうぶん。
私はこういう「紙の束」に弱い。

私にとってライターという職業は「大量に存在してはいるのでしょうが、そんなに見たことないし、どうやってなるのかも知らない」もの代表だった。(ついでに言うと声優も同じ種類)
知らないというよりも実態としてイメージできていない、なんというか妖精的な職業だったのが、この冊子で生態をちょっと教えてもらった気分だ。

本業は別にありながら、ライターを10年続けてきた作者。
編集プロダクションに勤めたこともなければ、ライター養成講座などに行ったこともないそうです。
でも、なれるんだ! そうなんだ!

我々(ライターってどうやってなるの?な人)の目に見える範囲のこと、想像できること、知っているウェブサービスをつかったライターになる方法は、読んだ瞬間に「できそうだし。できるし!」って思えた。
ライター名をつけるところから、書くときの姿勢まで、なんとA4用紙18枚!
いたれりつくせりとは、このことか。すごい。

かといって煽るわけでもなく、むやみにかっこつけるわけでもない。
平たい言葉をつかった、親切でユーモアのあるテキストはとても読みやすかったです。

とうぜん続編も読みたい。

3回くらい読み直しているのだけれど、本当にライターになれるような気になれます。軽率に。

あれ、私はライターになりたいんだっけ?(笑)

私にとってその職業はまだまだ妖精的ではあるのだけれど、見えるようになった妖精は、ずいぶんと興味深く楽しい世界を生きているようだ。
それは他の人の冊子、本を読んでもそう思う。
ライターは大変だけど、楽しいらしい。
それはいいね。

いただいたサポートは、現在ですとシルバニアの赤ちゃんかマウントレーニアのクリーミーラテになり、私がそうとう幸せになります♥