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やっと空を

今年の4月頃から家に篭ることが多くなった

狭い家だと、クマ(旦那さん)と一緒にいるのが窮屈に感じることが多くなった

部屋数もたくさんあるわけではない

クマのテレビ会議の声も聞こえ、イライラするようになった

正直にいうとわたしは、
家にいるのが好きではない 
ゴロゴロとダラダラと狭い空間にいるのが好きではない

片付けをしろ、
本をよんだりテレビを見たりしろって言われても、
スイッチが入らないとそこにじーっといられない

テレビを見ても、テレビからは、悲しくなったり暗くなるようなニュースしか聞こえなかったりする

何かの理由をつけて外へ出たくなる

.......それができなくなった
仕方ないけど、家にいるしかなくなった

しかし、家は退屈
やることはない
隣にはクマ

........逃場は、ベランダとなった

今までベランダに出る時は、お洗濯を外へ干すときだけ

よくベランダを見てみると、
そこそこ空間がある!
壁の高さも結構あるから、真向かいを気にすることをしなくていい

今は、風が、太陽が、心地よい季節

気づいたときから、わたしの居場所は、ベランダになった
ベランダに、ピクニックシートをひいて、キャンプのときにひくお尻が痛くない折り畳みマットをその上にひいて、簡易テーブルをもってきて

ここがわたしの外と繋がる場所
この場所に引っ越しをして3年目、やっとベランダを、家を楽しむことができた

ここは4階
空を家から拝むことができるようになった

ベランダでは、
ヨガをやったり本を読んだり、日向ぼっこをしたり、いろいろ気分よくやれている
ゆっくりのびのびしていると、あっという間に時間も経つ

わたしの朝は、ここでお茶をのんで、太陽を浴びて、深呼吸することから始まる

ちなみに、
お隣のお部屋には、バスタオルで壁を作って見えないようにして配慮をしている

クマは部屋の中でお仕事

やっとわかった、ベランダの活用法
家時間を満喫できるようになった

もし可能なら、おすすめしたい空間づくりです


#エッセイ #日記 #家 #外 #ベランダ #空間 #篭る

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