![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16422811/rectangle_large_type_2_0631dae7e883d831dbaaa554d80b3684.jpg?width=1200)
忙しない年末へと転がりこむ
もうそろそろ一年最後の月になる
仕事で、この頃の寒さで、体力気力が奪われて、毎日クタクタになって眠りにつくことが多かった
そんな中嬉しいニュースが舞い込む
親しい友人が結婚するので、婚姻届の保証人になってくれないかということ
こんな私でいいのか、などいろいろ思ったけれど
結婚する二人の大変な時期、結婚に至るまでを側で見守ってきたわたしである
快く保証人の欄に記入させてもらった
自分の結婚のときも、確か緊張したと思う
その時も、そのこれから結婚する彼女に、保証人のところを書いてもらった
その時の彼女もきっとこう思ったのだろう
すごくすごく気が引き締まるほどの緊張
一回で決めて書かないといけない、書き損じもできない
なぜなら、書くべきところはほぼ全て綺麗に埋められ、わたしが最後に書き記す人だからだ
彼女が幸せに、大好きな人と歩めるように、祈りながら一字一字を大事に書いた
約2年ほど前に、わたしが彼女に書いてとお願いをした、新宿の駅側のカフェで、また同じように、今度は立場を交換して、ここにいる
そんな場所を選んでくれた彼女に、感謝した
そして、いつも一緒に馬鹿ばかりやってた彼女が一回りも大きくなって、素敵な女性として輝いていることに、感慨深かった
彼女の成長を喜ばしく思うのと同時に、あの若かりし頃からの時の流れの速さを感じる夜になった
もう間も無く今年は終わる
日々の生活で、驚いたり悲しんだり、苦しんだり、笑ったりしてまだまだ忙しい
そういう流れの中でも
この瞬間瞬間を精一杯に生き、速さに流されて自分の力の強さを忘れないように、もがいて生きたいと思った
寒いからこそ、綺麗に見える風景に心を奪われる
奪われ過ぎて、身動きが取れなくなりがちな自分がいる
深い深い夢を見るほど、眠りこまないようにしないといけない....