見出し画像

オーストラリア旅行#11 ケアンズ|出会えたらラッキー ユリシス

こんにちは。

4月中旬から5月上旬に行っていた新婚旅行のことをまとめています。
今回は、幸運にも出会えた幸せな青い蝶のお話を。

幸せの青い蝶 ユリシス


午後からの動物探索ツアーの集合場所はバタフライサンクチュアリの入口ということで、早めに集合場所に行きました。
通り雨のような小雨がサーっと降ってきたのを屋根のあるところから眺めて自分が買ったものをニヤニヤと眺めたりして過ごしておりました。

キュランダ駅についたときにお別れしたガイドさんの言葉を思い出し、

ユリシスっていう青い蝶が飛んでいるかもしれないので目を凝らしてみてみてくださいね。見ると幸せになれる蝶です。

ガイドさん

今のところお土産屋さん散策などをしていたからか蝶を見ておらず、保護施設であるバタフライサンクチュアリの中に入らずに、なかなか会えるもんではないよなと半ば諦め気味になっておりました。

ユリシス会えるもんなら会ってみたい。
世界中の蝶が集まっている保護施設だそうで、
時間があったら行ってみたかった。

ユリシスとは

ユリシスの話は初日に訪れたお土産やさん「フジイストア」でも聞いていました。
『一回見ると幸せに、二回見ると不幸せ、三回見ると永遠の幸せ』という美しい青い蝶です。

ケアンズを含むクイーンズランド州北東部の熱帯雨林に生息していて、エレクトリック・ブルーやコバルトブルーという色の表現が使われているとっても綺麗なアゲハ蝶くらいの大きさの青い蝶です。(羽を広げると14センチくらい)

ポストカード買っちゃった。

和名は『オオルリアゲハ』とのこと。
なんか聞いたことがあるな。金田一少年の事件簿で出てこなかったっけ。
(調べたら金田一に出てくるのは『オオルリシジミ』でした。黒死蝶殺人事件はとても悲しかった…金田一少年、救いがない…)

ユリシスの成体は2週間ほどの寿命らしい(蝶の中では一般的な寿命とのこと。思ったより成体は短命なんですね。)
さらに保護施設でもなかなか繁殖が難しいということで絶滅の危機に瀕しているんだとか。
現在はユリシスが好む樹液の樹と共に保護の対象になっているそうです。
寿命のこともあり、バタフライサンクチュアリでもタイミングによってはいないということもあるそうです。

出会えたら奇跡だからこそ、幸せの青い蝶なんでしょうな。
ラッキーアイテムや運気上昇、パワースポットに心踊るのは万国共通なんでしょうか。
なんとなくラッキーって気持ちにさせてくれるっていいですよね。

出会えちゃった!

集合場所で特にやることもないので、なんとなく空を眺めつつユリシスが飛んでないかなーとぼんやりと景色を眺めておりました。

本当に天気が変わりやすい。
青空のままサラーっと雨が降ってきました。日本でいう狐の嫁入り。
オーストラリアではなんというんでしょうね。(天気雨=SUN SHOWER だそうです。)

雨が上がったのでバタフライサンクチュアリの方の緑豊かな方を眺めているとひらりひらりと、青い蝶のユリシスが飛んでいたのです!
本当に綺麗な羽の色で、空にも熱帯雨林の緑にも溶け込まない美しいコバルトブルーでした。

写っていないけれど、
こんな感じの景色の中にいました。
青いのですぐにわかる

夫に飛蚊症を疑われながら、本当にいたんだって〜!と主張して2人でキョロキョロしていると、夫も見つけたので2人で大喜びでした。運気上昇!

その後もよくよく見ていると、ラッキーなことに4回ほどひらひらと飛んでくれました。
永遠の幸せゲットだぜ!

バタフライサンクチュアリの中に入らないことにしていたので出会うのは難しいかなと思っていましたが、彩度を鮮やかに調整された写真なのかと思いきや、本物も鮮やかな青で、「わあ、ユリシスだ」とすぐに分かりました。

一瞬小雨が降った時だったので飛んでくれてたのかも。ありがとう。

ユリシスは🦋←そのままこの絵文字でした。この絵文字ユリシスだったんですかね。

加工じゃなかった。本当にこんな色してた。

幸運の青い蝶、
出てきてくれてありがとう。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集