見出し画像

オーストラリア旅行#9 ケアンズ | キュランダ鉄道

こんにちは。
4月中旬から5月上旬に行っていた新婚旅行のことをまとめています

この日はツアーに参加して、キュランダ鉄道と動物観察です。

晴れ 時々スコール

朝ごはんは変わらずヨーグルトとラズベリー、味を変えた野菜ジュースです。野菜ジュースで栄養を摂った気持ちになります。

そしてテラスの外ではギャーギャーギャーギャーと、おはようキバタン。

ホテル備え付けの紅茶が美味しくて
ずっと飲んでた

今日はキュランダ鉄道に乗って、動物探索という盛りだくさんツアーです。
ホテルに迎えに来てもらった小さめのバスの中で一回スコールのような雨に遭いましたが、すぐに止みました。雨の降り方も日本とは違いますね。
バスでホテルを巡り巡り、ピックアップをしていき、鉄道の駅に着く頃には雨は上がっていました。

▼相変わらずベルトラさん
2024年のはじめにハリケーンでキュランダ鉄道が封鎖されてしまっていたのですが、旅行前になんとか復旧してくれました!ありがとう!

キュランダ鉄道

キュランダ鉄道はケアンズ〜キュランダ間37kmを結んだ線路です。
1時間半、ディーゼル機関車の1720形に揺られてキュランダ村まで移動をします。

キュランダ鉄道が作られたのは19世紀のこと。
ゴールドラッシュで沸き立つ熱帯雨林の奥の鉱山と海沿いを結ぶ鉄道を作るために工事が開始されたそうです。
かなりの過酷な工事で、現在に至るまで土木工学の偉業とされるほどだとか。

鉄道に乗るのは、フレッシュウォーターステーション駅からです。
ガイドさんにはここでおろしてもらって、キュランダ駅で落ち合う段取りになっていました。

ここから鉄道に乗ります
可愛い緑色の駅には
たくさんの人が!
爪可愛い


キュランダ鉄道で有名なのは、「世界の車窓」からでお馴染みの鉄道風景です。

1900年代まで遡るアンティークの車内にはクーラーはなく、隙間からは気持ちのいい風が入ってきました。シルキーオークという木でできているんだとか。

ガタンゴトンの音や揺れ、カーブや登り坂もズイズイ進む。ディーゼルエンジンの馬力を感じます。(1000馬力)
切り開かれた鉄道1本分の道を進み、トンネルを抜けて鉄道は進みます。熱帯雨林の中を進む線路を引いた人たち、本当にすごいです。
(アイルランド系およびイタリア系の労働者1500人)
文系ゆえに土木工学のことは分かりませんが、容易ではない、さまざまな計算と労働の上でこの道が切り開かれたことがわかります。

パンフレットや途中の説明も当時の土木工事への賞賛と尊敬が溢れていてとても良かったです。(ほぼパンフレットの受け売りなので、日本語パンフレットに感謝)

赤いシート
天井可愛い

有名なカーブでは、世界の車窓からの景色だ!と思わず脳内で葉加瀬太郎の音楽が流れてきました。

〜🎻
高いところまで来た
土木工学!!!!

途中の滝 バロン渓谷の滝

途中で止まったバロン渓谷の駅では少しの間外に出て周りを見ることができます。
みんな電車から降りてワイワイとしておりました。

こんなに迫力のある滝は初めて見たかも!
世界三大瀑布も生で見たら感動するんだろうか。
感動するんだろうな。
Googleマップに載っている写真を見るともっと水量が少ない写真があって、もしかしたら季節によって水量が全然違うかもしれません。
この迫力で見られてラッキー!

水力発電もやっているんだとか
隙あらばネイルと撮る

そしてついた キュランダ駅

キュランダ駅つくと、鉄道に乗る前で別れたガイドさんが待っていました。
ガイドさんが「ユリウスっていう青い蝶が飛んでいるかもしれないので目を凝らしてみてみてくださいね。見ると幸せになれる蝶です。」と言い残して別のツアーに参加をする人たちを連れて別れました。
我々は自由行動だったので街歩きです。
幸せの青い蝶、出会えるだろうか。

駅に着いたら、あっという間に人はまばらになったので、乗る時はゆっくり見れなかった車両を見学できました。
機関車に描かれているのはアボリジニアートのニシキヘビのブタ・ジ。
途中停車駅で圧倒された、大きな滝が流れるバロン渓谷や海岸線から高原の小川を創ったと言われるニシキヘビです。
オーストラリア全土は、アボリジニの伝承で「意味があってそこにある」ため、いろんな部族にまつわる伝承があるそうです。今回いただいたパンフレットに載っていた物語しか知りませんが、ブタ・ジの物語も部族によって違いがあるみたいで、人と大地のつながりや信仰を感じてとても面白いと思いました。

連結部分

キュランダ駅は、それ自体が遺産として登録されています。
1915年に建てられたそうで南国の植物にあふれたプラットフォームと駅舎がとても可愛らしかったです。
1800年代から現代にかけて、日帰り旅行と楽しむカップルが多かったそうで、「ハネムーンステーション」という呼び名がついているそうです。
(まさに、我々ではないか)
鉄道開通自体1800年代の終わりなので時系列がちょっと❓です。

駅の雰囲気も素敵
こういうのって何かわからなくても素敵〜ってなる
これは何?


そんな魅力たっぷりのキュランダ駅には、なんと素敵なカフェ(いや、あえてティールームと呼びたい)があります!
紅茶とスコーンを嗜みたかったけれど、時間の都合で断念!
今度はこのカフェで電車を待ちながら過ごすのも素敵だと思いました。


いよいよ、キュランダ村の自由散策!
雨も上がっていたのでラッキーです。楽しみー!
このときはまさかキュランダ村で出会う数々の可愛いお土産たちに翻弄されるとは思ってもみなかったのだった。

上から電車

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集