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【北海道編】旅の記録 8日目
霧に沈んだ湖。
その霧に隠すのは湖か、神秘か。
近づくことを許さぬ絶壁の果てに待つ真実も、霧の彼方。
1.道の駅 あいおい
2023年6月26日の朝は「道の駅 あいおい」の、静寂とは程遠い朝でした。
なぜなら、僕が車中泊してからトラックが大量に止まっていたためです。
そもそも大型トラックの駐車スペースは10台前後の小さな道の駅なのですが、僕が起きた時には20台くらいありました。
余裕で一般車両スペースを使い潰す大型トラックを見て、「物流業界も大変なんだなあ」という感想でした。
ニートは心が大らかになることの証左だと思います。
さて。
この日は湖をいっぱい回る予定です。
どこを回るかは読み進めてからのお楽しみに~と書こうとしましたが、ヘッダーと目次でネタバレしてますね。テヘペロ。
移動距離もさることながら、観光に時間を使いたいので、朝ごはんは秒速で済ませるに限ります。
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うむ。いつ食べても美味である。
余談ですが、「北海道限定」って書いてある割には、関西や関東で売ってるのを見ますね。スーパーの北海道フェア的なヤツで。
このスタンダードなヤツだけじゃなくて、たらこバター風味のような変わり種もたまーに見かけます。北海道限定とはなんなのか。
そんな話はさておき、食べ終わったので歯磨きがてら散策します。
ここ道の駅あいおいは、相生鉄道公園という施設を併設していました。
1985年まで国鉄相生線という路線があり、当時の相生線の終点である「北見相生駅」という駅を、道の駅および相生鉄道公園に改装した場所のようです。
鉄道というものに特別強い思い入れがあるわけではありませんが、そうは言っても僕も男の子(36歳)。電車は人並みに好きですし、汽車ともなればもうちょっと興味があります。
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きっと乾燥中で、これから薪になる運命なのだろう。
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先端で雪をかき分けて突き進むぜ!感があって好き。
脱着可能っぽいので、雪の季節以外は外して運航していたのだろう。こんな鉄の塊ぶら下げてたら、燃費も悪くなりそうだもんな。
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やっぱ廃線といったらコレでしょ。
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看板も見つけたし歯も磨き終わったので、本日のメインである湖の1か所目へ向かって出発です。
2.オンネトー湖
先ほどの道の駅あいおいを出発して走ること約40分。
オンネトー湖という湖に到着しました。
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休養林ってなんやねん。
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水曜どうでしょうの「212市町村カントリーサインの旅」では、これの旧看板の前でロケしてたっぽい。
ここは友人からお勧めしてもらった湖で、北海道の3大秘湖のうちの一つであり、その友人からは「オンネトー行けないのもったなさすぎる」とのコメントすらいただいてしまった。
(北海道3大秘湖:オンネトー湖、オコタンペ湖、東雲湖の3つらしい)
Google Mapで見ても評判がいいけどちっちゃい湖だし、見に行く必要とは…?という疑問がないと言ったら嘘だが、友人を信じて見に行くことにしました。
結論を言えば、北海道の中で一番素晴らしい湖でした。
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実は内心ではキャプションボードって読んでる。カッコいいから。
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しばらく奥へ進むと、森から抜けて視界が一気に晴れる瞬間がありました。
風が止み、湖の波がおとなしくなる頃。
この旅で一番かもしれない静かな絶景が、僕を襲います。
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すごい。
なんていうか、言葉にしづらいけど言葉にしなきゃいけないですよね。ええと。
まだ8時半ということもあり、周囲に観光客はいませんでした。
周囲に存在するのは鳥の声と自分が呼吸する音しかなく、この湖面はそれすら映し出すのではないかとさえ思えるほどの静謐な世界。
次に風が吹いて湖面を揺らすまで、僕は呼吸の音すら小さく、物音を立てないようにしていました。
写真や文字では伝えきることができないほどに、心を奪われるという体験をさせてもらいました。
こんなにも素敵な場所を教えてくれた友人に、大きな感謝を。
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でも今は感動の余韻があるので、廃墟ではテンション上がりませんでした。
この日に行く場所はまだまだあるので、名残惜しくも次の目的地へと向かいます。
3.阿寒湖
先ほどのオンネトーから車で30分ほどで、阿寒湖の近辺まで到着しました。
というか厳密には、阿寒湖の展望台近くにある「阿寒湖アイヌコタン」に到着しました。
いわゆる、民族工芸品等を取り扱っているような観光地です。
3-1.アイヌコタン
そんなわけで、アイヌの工芸品はゴールデンカムイでしか見たことがないため、わくわくしながら見学させてもらいます。
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見落としてスルーしちゃうところだった。
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この槐という木について、ちょっと面白い話を聞きました。
アイヌにとって最強の魔除けの木らしいのですが、その理由が「臭いから」だそうです。
臭いから悪い神が寄りつかない。それが「魔除け」の木の理由です。
そんなんで悪い神が来ないとかwwwって思っていたのですが、アイヌの子供は汚い名前を付けるらしいです。
汚い名前だから悪い神が来ないと信じられているそうです。
一風変わった文化だとは思いますが、日本国内にいながらにして異文化と触れ合えるのは貴重な体験でした。
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アイヌは狩猟民族らしいですね。
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渦は魔除けのマークらしい。どんだけ魔を除けたいのか。
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デカすぎるし爪鋭すぎる、こんなの目の前に現れたら戦意喪失しちゃいそう。
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せっかくなので、ちょっとしたお土産を購入しました。
この写真は後で載せることにします。
異国情緒漂うアイヌコタンを抜けると、そこからは阿寒湖の観光地らしい光景が広がっています!
さっそく車に戻って、阿寒湖観光です!
3-2.阿寒湖とヒグマ
阿寒湖といえば!まりも!!
とは言え、まりもブームは今は昔のこと。
調べてみたら、2005年のことらしいです。20年も前じゃねぇか(2025年1月現在)。
栄枯盛衰という四字熟語が頭をよぎりながら、街中をぶらぶらと歩きます。
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ボッケとは、地下から熱い泥が火山ガスとともに噴き出している沼地のような場所です。
大分の地獄温泉のうちの一つ、「鬼石坊主地獄」に似ていたため、興味がありました。
大分の地獄巡りした時の記録のリンクつけておきますので、暇な人はこちらもご覧ください。
そんなわけで見たかったのに!
また出やがったよ、アイツが!!
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というか、最後の目撃情報が6/23って。3日前かよ怖すぎ!!!
僕の予定をことごとく壊してくれる存在、ヒグマ。
この2023年は、札幌市内の公園にもヒグマの目撃情報があったりしたようなレベルでヒグマが人里に降りていたそうです。怖すぎ。
気を取り直して、阿寒湖です!!
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阿寒湖のお土産屋さんとかでまりも売ってたけど、車旅なので生きたままで大阪に持って帰れる自信ないためパス。
さっきのオンネトーは小さいから同じレベルでも全貌が見えたけど、これだけでっかいと上から見ないと分かりませんよね。
そんなわけで、次の目的に向かいながら高台を探します!
4.屈斜路湖と和琴半島
阿寒湖は大きかったので、上から俯瞰できるような場所がないか探したところ、双岳台という展望台らしいところ発見!
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名前に「岳」ってついてるから、山見るための展望台ですよね。
考えるまでもなくわかりそうなのに、なぜ気が付かなかったのか…
次の目的地である屈斜路湖を目指して走ること約1時間。
屈斜路湖には「和琴半島」という、1周約2km程度の小さな半島があります。
その半島も一緒に見たくて、和琴半島の根本らへんに到着しました。
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やっぱ上から見なきゃわからん。
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右奥に見えるのが脱衣所とのこと。無理だろこれ!!
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擁壁の撤去が5月26日までで、展望デッキの復旧が7月31日まで?
本日6月26日なので、展望デッキが見れないのはいいとしても、一周はできるの?できないの?どっちよ???
ええい、クソみたいな情報だけ残しやがって!!俺は行くぞ!!ダメなら引き返せばいい!!!
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なんかちょっと怖い。
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というか、1位琵琶湖、2位霞ヶ浦、くらいしか知らん。
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さっきのアイヌコタンで熊除けの鈴買ったので、めちゃくちゃ鳴らしながら歩いてる。
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ここまで約25分。
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1か月も早く完成することある……?
とはいえ、景色はとてもきれいなのでOK。
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なんか、思ってたボッケじゃないかも。
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一周まであとちょっと。
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熊が怖かったので早歩きになってたかも。
そんなわけで、無事に1周達成。
マジで熊いるんじゃないかってヒヤヒヤしてたし、2人くらいしかすれ違わなかった。鈴があって助かったぜ!!
屈斜路湖も堪能したので、さらに次なる地へ向かいたいのですが、さすがにお腹がペコペコです。
この次は山なので、ちゃんとした腹ごしらえをする必要があるため、何かお店を探します。
屈斜路湖のみやざき(紛らわしい)から走ること約30分、川本温泉というところに到着しました。
車から降りた瞬間から「硫黄くせぇ!!」って思ったことをいまだに覚えています。
ここは温泉街らしいので、食べる場所には困らないはずです。
という常識が通用しないのが北海道。
一応ランチをやっているお店はあるのですが、14時で閉まるお店がほとんど。遠し営業やっているお店はない印象でした。
お店に入ったのが13:20頃で「ラストオーダーまで10分ですけど……」って少し怪訝そうな顔されました。遅くてすみませんでした。
さて、ここで僕の相棒を紹介します。
さっきのアイヌコタンで買ってきた熊除けの鈴です!
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槐(魔除け)とフクロウ(魔除け)とマーク(魔除け)で、魔除け効果3倍!!
……そんな単純なものなのかな。
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サイズがデッカすぎて親指にはめてる。
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お腹もいっぱいになったところで、次の目的地へ向かって出発です!
5.硫黄山(アトサヌプリ)
アイヌ語見た時、ずっと「アヌサプトリ」って読んでた。
なんか恥ずかしい。
日本語を読んで字のごとく、硫黄の山らしいです。
ボッケがあったりカルデラがあったり、先ほども温泉街では硫黄臭いと思った程度には火山地帯です。
その硫黄が一極集中しているのでしょうか。
興味があるため、いざ硫黄山!!
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こういう色の木なの?
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見かける度に撮ってしまう。
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あの黄色いモヤモヤのあたりでしょ。
お昼ご飯を食べてから走ること20分程度でしょうか。
硫黄山に到着です。
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医薬品にも使われるのって意外だよね。
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今回は早めに見つけることができた。
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近づくとヤバいかも。
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ニートになる前は石油精製のプラントで働いていたため、硫黄の匂いは嗅ぎ慣れていたと思ったのですが、ここまで濃度が高いと鼻が麻痺するし、決していい匂いではないですね……
大地のパワーというか「火山だなぁ」ということを実感できる、面白い観光地でした。
さっそく次の場所へ行きます。
割といいペースで回れているので、夜はゆっくりできそうです。
6.霧の摩周湖、もしくは摩周湖ブルー
硫黄山からほど近い場所に、摩周湖があります。
摩周湖は地形条件等から霧が発生することが多く、「霧の摩周湖」と呼ばれることがありますが、霧が晴れている際には「摩周湖ブルー」と呼ばれるほど綺麗な青い湖が姿を現すそうです。
前もって調べていた感じでは、冬のほうが霧が晴れていることが多いらしく、初夏に来た僕は霧の摩周湖かと腹をくくっていました。
しかし北海道に来てからは雨なし、曇ることはあるがほぼ晴れという、雨男の名をほしいままにしていた僕とは思えないほど天気に恵まれていました。
これは摩周湖ブルーにも期待できる!そう思いながら、すぐ近くの摩周湖まで車を走らせます。
やってきたのは、硫黄山から一番近い第3展望台。
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人が少ない第3展望台を登り、視界に飛び込んでくるのは。
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空よりも青い、摩周湖ブルーでした。
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駐車料金500円取られた。聞いてないんだけど。
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正直、第3展望台からの眺めのほうがよかったろ。
運よく摩周湖ブルーを拝めました。
あと、第3展望台のほうが眺めよかったと思います。
でもこっち、第1展望台にはお土産屋さんとかがいっぱいあるんですね。
何か面白いお土産がないか調査開始です。
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開けると消えるから開けるなという注意書きが。
正直、タペストリーとかと同じレベルでいらないお土産と思う。
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これだけ真っ青な湖を隠すという霧の摩周湖も気になるので、生きてるうちにもう一回くらいは来てみたい場所でした。
めちゃくちゃ綺麗な景色が見れて満足……
と思いきや。
実はこの日、もう1つ行きたい場所があります。
素晴らしい景色を見せてくれた摩周湖に若干の後ろ髪を引かれつつ、次の場所を目指します。
7.神の子池
名前からしてすごいですよね。神の子池って。
摩周湖からほど近い場所ではあるのですが、摩周湖第1展望台からは大回りする場所にあるのと、ここにアクセスするための道がとても悪路であるため、約1時間も要してしまいました。
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風が止めば、今朝のオンネトーのように綺麗な鏡面ができると思う。
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ここの青さは摩周湖ブルーの青とは少し違う、どちらかと言えば仁淀川の源流、にこ淵の仁淀ブルーが近い気がしました。
四国・九州編にて訪れているので、お暇な人はぜひ読んでみてください。
割と手短にまとめていますので。
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どこかで読んだけど、微生物がいない?非常に少ない?から濁らず、腐敗もさせないようだ。
一日12,000トンという莫大な水が流れ込んでくるため、微生物も定着しないのではないかと勝手に妄想している。
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理屈とか理由とかいいや、綺麗な景色が見れることに幸せを感じる。
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やっぱりオンネトー、すごかった。
いろいろと、本当にいっぱい見てきました。
この時点で約16時30分。
朝出発してから8時間程度なのに、よくもこんなに回れたものだと自分で関心します。
この日は民泊に宿泊予定なので、悪路すぎる道を折り返します。
ここのダートみたいな道だけで、めっちゃ車汚れました。泣いちゃう。
8.長すぎる一日の終わり
神の子池から約1時間、民泊に到着です。
1泊2食付きで4,000円。ちょっと信じられないくらい安い民泊でした。
家主に挨拶し、さっそく荷物を部屋に入れさせてもらいました。
ちょっとびっくりしたのが、次の写真。
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何のためのハンガーなんでしょうか……わからん……
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めちゃくちゃ移動したので、結構疲れていました。ビールが染みる……っ!!
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ここのオーナーさんと話をさせてもらい、もう一人の宿泊者(どうやら常連さんらしい)とも話をさせてもらいました。
僕が今日行った場所と、今後の予定ルートを話したら、アレがいいとかアッチもいいとか、いろいろと教えてもらいました。
すぐ近くにある場所も教えてもらいましたので、明日はそこから行ってみようと、計画を立て直した……というか、予定に入れた、と言うほうが正しいかもしれません。
料金には入っていないのですが、ここの近くで作られているという「清里」というじゃがいも焼酎をいただきました。完全にサービスしてもらいました。北海道民、あったけぇよ……!!
この焼酎が本格焼酎にも関わらずあまりクセがなく、とても飲みやすく美味しい焼酎でした。
晩ご飯がお開きになり、自分の部屋に戻るとき。
酔い冷まし、というわけでもないのですが、なんとなく外を歩いていると、満点の星空でした。
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あまりにも長い1日が終わろうとしています。
絶景だらけの1日だったので、この日の夢はきっといいものだったのではないでしょうか。覚えていませんが。
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珍しく内陸部ばっかり。
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オンネトーとか摩周湖第3展望台を選択すると経路として表示できないので、参考までに。
四国・九州編は一番文字数が多くて25日目の4330文字、北海道編は4日目の5844文字だったのに、まさか8日目の1日で8000文字オーバーするとは思いませんでした。
この日は行った場所も多く、しかも毎回感動できるような素晴らしい景色だったので、仕方ないと言えば仕方ないのかもしれません。
北海道旅は濃密な時間を過ごしたのだと、久しぶりに記録をつけていて改めて実感しました。
8日目移動距離:242.8km
総走行距離:1,490.9km
(礼文島レンタルバイク:70.4kmは含まず)