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【北海道編】旅の記録 8日目

霧に沈んだ湖。
その霧に隠すのは湖か、神秘か。
近づくことを許さぬ絶壁の果てに待つ真実も、霧の彼方。

2025年1月 元ニート、俺。

1.道の駅 あいおい

2023年6月26日の朝は「道の駅 あいおい」の、静寂とは程遠い朝でした。
なぜなら、僕が車中泊してからトラックが大量に止まっていたためです。
そもそも大型トラックの駐車スペースは10台前後の小さな道の駅なのですが、僕が起きた時には20台くらいありました。
余裕で一般車両スペースを使い潰す大型トラックを見て、「物流業界も大変なんだなあ」という感想でした。
ニートは心が大らかになることの証左だと思います。

さて。
この日は湖をいっぱい回る予定です。
どこを回るかは読み進めてからのお楽しみに~と書こうとしましたが、ヘッダーと目次でネタバレしてますね。テヘペロ。

移動距離もさることながら、観光に時間を使いたいので、朝ごはんは秒速で済ませるに限ります。

北海道旅のお供と言えば!やきそば弁当!!

うむ。いつ食べても美味である。
余談ですが、「北海道限定」って書いてある割には、関西や関東で売ってるのを見ますね。スーパーの北海道フェア的なヤツで。
このスタンダードなヤツだけじゃなくて、たらこバター風味のような変わり種もたまーに見かけます。北海道限定とはなんなのか。

そんな話はさておき、食べ終わったので歯磨きがてら散策します。
ここ道の駅あいおいは、相生鉄道公園という施設を併設していました。
1985年まで国鉄相生線という路線があり、当時の相生線の終点である「北見相生駅」という駅を、道の駅および相生鉄道公園に改装した場所のようです。

鉄道というものに特別強い思い入れがあるわけではありませんが、そうは言っても僕も男の子(36歳)。電車は人並みに好きですし、汽車ともなればもうちょっと興味があります。

線路上に詰まれた、玉切りにされた木たち。
きっと乾燥中で、これから薪になる運命なのだろう。
薪になる運命の後の薪。つまり薪。
汽車!
先端で雪をかき分けて突き進むぜ!感があって好き。
脱着可能っぽいので、雪の季節以外は外して運航していたのだろう。こんな鉄の塊ぶら下げてたら、燃費も悪くなりそうだもんな。
何も遮る能力のない遮断機。
やっぱ廃線といったらコレでしょ。
ぶらぶらしてようやく見つけた、公園の看板。

看板も見つけたし歯も磨き終わったので、本日のメインである湖の1か所目へ向かって出発です。

2.オンネトー湖

先ほどの道の駅あいおいを出発して走ること約40分。
オンネトー湖という湖に到着しました。

到着!オンネトー自然休養林!
休養林ってなんやねん。
老いた沼とかいう魅力半減ワード。本当にこの言葉使っていいんか。
いたる所に書いてある自然休養林。
記念撮影しがちな場所。
水曜どうでしょうの「212市町村カントリーサインの旅」では、これの旧看板の前でロケしてたっぽい。

ここは友人からお勧めしてもらった湖で、北海道の3大秘湖のうちの一つであり、その友人からは「オンネトー行けないのもったなさすぎる」とのコメントすらいただいてしまった。
(北海道3大秘湖:オンネトー湖、オコタンペ湖、東雲湖の3つらしい)
Google Mapで見ても評判がいいけどちっちゃい湖だし、見に行く必要とは…?という疑問がないと言ったら嘘だが、友人を信じて見に行くことにしました。

結論を言えば、北海道の中で一番素晴らしい湖でした。

駐車場から少し歩いたところ。
まぁ綺麗と言えば綺麗だけど…という感じがぬぐい切れない。
観光案内板の撮影も雑になりがち。
実は内心ではキャプションボードって読んでる。カッコいいから。
さらに奥へ歩くと、何やら湖の上に木が生い茂ってていい感じの雰囲気が出てきた。
さらに奥へ進むと、ゲームのような森が現れた。
絶対にコログがいる場所(ティアキン脳)

しばらく奥へ進むと、森から抜けて視界が一気に晴れる瞬間がありました。
風が止み、湖の波がおとなしくなる頃。
この旅で一番かもしれない静かな絶景が、僕を襲います。


静かな湖面に反射する、鏡写しの世界。


すごい。
なんていうか、言葉にしづらいけど言葉にしなきゃいけないですよね。ええと。

まだ8時半ということもあり、周囲に観光客はいませんでした。
周囲に存在するのは鳥の声と自分が呼吸する音しかなく、この湖面はそれすら映し出すのではないかとさえ思えるほどの静謐な世界。
次に風が吹いて湖面を揺らすまで、僕は呼吸の音すら小さく、物音を立てないようにしていました。
写真や文字では伝えきることができないほどに、心を奪われるという体験をさせてもらいました。
こんなにも素敵な場所を教えてくれた友人に、大きな感謝を。

なんか廃墟ある、と思ったら「オンネトー茶屋」らしい。
でも今は感動の余韻があるので、廃墟ではテンション上がりませんでした。

この日に行く場所はまだまだあるので、名残惜しくも次の目的地へと向かいます。

3.阿寒湖

先ほどのオンネトーから車で30分ほどで、阿寒湖の近辺まで到着しました。
というか厳密には、阿寒湖の展望台近くにある「阿寒湖アイヌコタン」に到着しました。
いわゆる、民族工芸品等を取り扱っているような観光地です。

3-1.アイヌコタン

そんなわけで、アイヌの工芸品はゴールデンカムイでしか見たことがないため、わくわくしながら見学させてもらいます。

看板がこれしかなかった。もうちょっとデカデカと看板出しといてよ。
見落としてスルーしちゃうところだった。
コタンの街並み。
アイヌにとってフクロウは守り神らしい。
この木は槐(えんじゅ)という木らしい。

この槐という木について、ちょっと面白い話を聞きました。
アイヌにとって最強の魔除けの木らしいのですが、その理由が「臭いから」だそうです。
臭いから悪い神が寄りつかない。それが「魔除け」の木の理由です。
そんなんで悪い神が来ないとかwwwって思っていたのですが、アイヌの子供は汚い名前を付けるらしいです。
汚い名前だから悪い神が来ないと信じられているそうです。
一風変わった文化だとは思いますが、日本国内にいながらにして異文化と触れ合えるのは貴重な体験でした。

狩猟道具として重宝されていたという弓。
アイヌは狩猟民族らしいですね。
アイヌの工芸品には、こんな感じのマークがいっぱいあった。
渦は魔除けのマークらしい。どんだけ魔を除けたいのか。
幻の魚、イトウだー!!
ちゃんと生きてるイトウ。
ヒグマのはく製。
デカすぎるし爪鋭すぎる、こんなの目の前に現れたら戦意喪失しちゃいそう。
ゴールデンカムイで見たことある!!
これも!!

せっかくなので、ちょっとしたお土産を購入しました。
この写真は後で載せることにします。

異国情緒漂うアイヌコタンを抜けると、そこからは阿寒湖の観光地らしい光景が広がっています!
さっそく車に戻って、阿寒湖観光です!

3-2.阿寒湖とヒグマ

阿寒湖といえば!まりも!!
とは言え、まりもブームは今は昔のこと。
調べてみたら、2005年のことらしいです。20年も前じゃねぇか(2025年1月現在)。
栄枯盛衰という四字熟語が頭をよぎりながら、街中をぶらぶらと歩きます。

通りの名前にすらなるレベルで、まりもしかない。
ちょっと興味があったのは、ボッケという泥火山です。

ボッケとは、地下から熱い泥が火山ガスとともに噴き出している沼地のような場所です。
大分の地獄温泉のうちの一つ、「鬼石坊主地獄」に似ていたため、興味がありました。
大分の地獄巡りした時の記録のリンクつけておきますので、暇な人はこちらもご覧ください。

そんなわけで見たかったのに!
また出やがったよ、アイツが!!

ボッケ近辺にヒグマの目撃情報があったため、現在は立ち入り禁止だそうな。
というか、最後の目撃情報が6/23って。3日前かよ怖すぎ!!!

僕の予定をことごとく壊してくれる存在、ヒグマ。
この2023年は、札幌市内の公園にもヒグマの目撃情報があったりしたようなレベルでヒグマが人里に降りていたそうです。怖すぎ。

気を取り直して、阿寒湖です!!

どこから撮ったかわからん阿寒湖。
集合写真で使われそうな阿寒湖。
この日の天気もあってか、透明度は高め。
周囲の湖とかを書いてくれてる石碑。
阿寒湖のクルージング用と思われる桟橋。

阿寒湖のお土産屋さんとかでまりも売ってたけど、車旅なので生きたままで大阪に持って帰れる自信ないためパス。

さっきのオンネトーは小さいから同じレベルでも全貌が見えたけど、これだけでっかいと上から見ないと分かりませんよね。
そんなわけで、次の目的に向かいながら高台を探します!

4.屈斜路湖と和琴半島

阿寒湖は大きかったので、上から俯瞰できるような場所がないか探したところ、双岳台という展望台らしいところ発見!

雄大なる雄阿寒岳(おあかんだけ)。
湖は全く見えませんでした。

名前に「岳」ってついてるから、山見るための展望台ですよね。
考えるまでもなくわかりそうなのに、なぜ気が付かなかったのか…

次の目的地である屈斜路湖を目指して走ること約1時間。
屈斜路湖には「和琴半島」という、1周約2km程度の小さな半島があります。
その半島も一緒に見たくて、和琴半島の根本らへんに到着しました。

北海道なのにみやざきとは、これいかに。
屈斜路湖。
やっぱ上から見なきゃわからん。
湖だから波が穏やかで、いい感じに雰囲気ありました。
突然の露天風呂。
どうやらこれが露天風呂らしい。
右奥に見えるのが脱衣所とのこと。無理だろこれ!!
よーし、2.4km、約1時間!よーし1周するぞー!
という意気込みをぶっ壊してくれる看板。

擁壁の撤去が5月26日までで、展望デッキの復旧が7月31日まで?
本日6月26日なので、展望デッキが見れないのはいいとしても、一周はできるの?できないの?どっちよ???
ええい、クソみたいな情報だけ残しやがって!!俺は行くぞ!!ダメなら引き返せばいい!!!

地図見ればカルデラ湖と予想できる程度には慣れてきた。
一本の木かと思ったら無数の木だった。
なんかちょっと怖い。
元々一本の木だったのかも。
日本で6番目にでかいってのは知らなかった。
というか、1位琵琶湖、2位霞ヶ浦、くらいしか知らん。
結構険しい道。
さっきのアイヌコタンで熊除けの鈴買ったので、めちゃくちゃ鳴らしながら歩いてる。
半分の地点。
ここまで約25分。
屈斜路湖です!(見えない)
展望台があるらしい。時間があれば見に行きたい!
ちょっと開けたところに出て、屈斜路湖が見えるようになってきた。
さっき見れなかったボッケが見れるかもしれない。楽しみ!!
このデッキ、復旧工事中だと思っていたのに完成している。
1か月も早く完成することある……?
とはいえ、景色はとてもきれいなのでOK。
下のほう、湯気がモヤモヤしているのがボッケだと思う。
ズーム頑張ってもらった。
なんか、思ってたボッケじゃないかも。
日の差し方もあって、とても綺麗なエメラルドグリーンの湖が見える。
さっきまで未整備な道だったのに、突然アスファルトの舗装路。
一周まであとちょっと。
約50分で1周達成。
熊が怖かったので早歩きになってたかも。

そんなわけで、無事に1周達成。
マジで熊いるんじゃないかってヒヤヒヤしてたし、2人くらいしかすれ違わなかった。鈴があって助かったぜ!!

屈斜路湖も堪能したので、さらに次なる地へ向かいたいのですが、さすがにお腹がペコペコです。
この次は山なので、ちゃんとした腹ごしらえをする必要があるため、何かお店を探します。

屈斜路湖のみやざき(紛らわしい)から走ること約30分、川本温泉というところに到着しました。
車から降りた瞬間から「硫黄くせぇ!!」って思ったことをいまだに覚えています。

ここは温泉街らしいので、食べる場所には困らないはずです。
という常識が通用しないのが北海道。
一応ランチをやっているお店はあるのですが、14時で閉まるお店がほとんど。遠し営業やっているお店はない印象でした。
お店に入ったのが13:20頃で「ラストオーダーまで10分ですけど……」って少し怪訝そうな顔されました。遅くてすみませんでした。

さて、ここで僕の相棒を紹介します。
さっきのアイヌコタンで買ってきた熊除けの鈴です!

槐の木にフクロウと魔除けのマークまで彫られている。
槐(魔除け)とフクロウ(魔除け)とマーク(魔除け)で、魔除け効果3倍!!
……そんな単純なものなのかな。
魔除けマークのリング。
サイズがデッカすぎて親指にはめてる。
この日のランチ。実質野菜。

お腹もいっぱいになったところで、次の目的地へ向かって出発です!

5.硫黄山(アトサヌプリ)

アイヌ語見た時、ずっと「アヌサプトリ」って読んでた。
なんか恥ずかしい。
日本語を読んで字のごとく、硫黄の山らしいです。
ボッケがあったりカルデラがあったり、先ほども温泉街では硫黄臭いと思った程度には火山地帯です。
その硫黄が一極集中しているのでしょうか。
興味があるため、いざ硫黄山!!

真っ白に枯れてると思いきや、ちゃんと青々と生い茂っている。
こういう色の木なの?
北海道らしい真っ直ぐな道。
見かける度に撮ってしまう。
見えてきた。
あの黄色いモヤモヤのあたりでしょ。

お昼ご飯を食べてから走ること20分程度でしょうか。
硫黄山に到着です。

そういえば硫黄って意外と需要あるんだった。
医薬品にも使われるのって意外だよね。
いかにも硫黄山らしい看板。
今回は早めに見つけることができた。
閉山しているとはいえ、硫黄がなくなったわけではないので、めちゃくちゃ硫黄を含んだガスが噴出している。
近づくとヤバいかも。
噴き出した硫黄が固まって山のようになっている。
ちょっと近づくと、なんか底知れぬ迫力を感じる。
こんなのが至るところにボコボコとある。

ニートになる前は石油精製のプラントで働いていたため、硫黄の匂いは嗅ぎ慣れていたと思ったのですが、ここまで濃度が高いと鼻が麻痺するし、決していい匂いではないですね……
大地のパワーというか「火山だなぁ」ということを実感できる、面白い観光地でした。

さっそく次の場所へ行きます。
割といいペースで回れているので、夜はゆっくりできそうです。

6.霧の摩周湖、もしくは摩周湖ブルー

硫黄山からほど近い場所に、摩周湖があります。
摩周湖は地形条件等から霧が発生することが多く、「霧の摩周湖」と呼ばれることがありますが、霧が晴れている際には「摩周湖ブルー」と呼ばれるほど綺麗な青い湖が姿を現すそうです。

前もって調べていた感じでは、冬のほうが霧が晴れていることが多いらしく、初夏に来た僕は霧の摩周湖かと腹をくくっていました。
しかし北海道に来てからは雨なし、曇ることはあるがほぼ晴れという、雨男の名をほしいままにしていた僕とは思えないほど天気に恵まれていました。
これは摩周湖ブルーにも期待できる!そう思いながら、すぐ近くの摩周湖まで車を走らせます。

やってきたのは、硫黄山から一番近い第3展望台。

おそらくは第1展望台がメインなんだろうな。

人が少ない第3展望台を登り、視界に飛び込んでくるのは。

摩周湖。

空よりも青い、摩周湖ブルーでした。

ちょっと離れたら全体像が見えた。
こんな時でもゲーム脳だけど、あの小島にちょっとレアなアイテムあるはず。というか、無いわけない。
第3展望台、って書いてないけど、第3展望台。
少し回り込んで、第1展望台へ到着。
駐車料金500円取られた。聞いてないんだけど。
ちょっとボロっちくなってる石板。近づけなくなってた。
第1展望台からの眺め。
正直、第3展望台からの眺めのほうがよかったろ。

運よく摩周湖ブルーを拝めました。
あと、第3展望台のほうが眺めよかったと思います。
でもこっち、第1展望台にはお土産屋さんとかがいっぱいあるんですね。
何か面白いお土産がないか調査開始です。

ここでもヒグマ。どこにでもいるやんけ。
摩周湖の霧の缶詰。
開けると消えるから開けるなという注意書きが。
正直、タペストリーとかと同じレベルでいらないお土産と思う。
イチゴのビール、ちょっと飲んでみたかった!!!

これだけ真っ青な湖を隠すという霧の摩周湖も気になるので、生きてるうちにもう一回くらいは来てみたい場所でした。

めちゃくちゃ綺麗な景色が見れて満足……
と思いきや。
実はこの日、もう1つ行きたい場所があります。
素晴らしい景色を見せてくれた摩周湖に若干の後ろ髪を引かれつつ、次の場所を目指します。

7.神の子池

名前からしてすごいですよね。神の子池って。
摩周湖からほど近い場所ではあるのですが、摩周湖第1展望台からは大回りする場所にあるのと、ここにアクセスするための道がとても悪路であるため、約1時間も要してしまいました。

到着、神の子池!
湖ではなく池なので、とても小さな場所らしい。
水が澄んでいる、というのは本当らしい。
風が止めば、今朝のオンネトーのように綺麗な鏡面ができると思う。
ちょっと奥に進むと、青いところが見えてくる。

ここの青さは摩周湖ブルーの青とは少し違う、どちらかと言えば仁淀川の源流、にこ淵の仁淀ブルーが近い気がしました。
四国・九州編にて訪れているので、お暇な人はぜひ読んでみてください。
割と手短にまとめていますので。

もうちょい木を間伐してもよいのでは……
どうやら中の倒木が腐っていないらしい。
どこかで読んだけど、微生物がいない?非常に少ない?から濁らず、腐敗もさせないようだ。
一日12,000トンという莫大な水が流れ込んでくるため、微生物も定着しないのではないかと勝手に妄想している。
しかし、本当に綺麗な景色だ。
理屈とか理由とかいいや、綺麗な景色が見れることに幸せを感じる。
帰り道、少し風が止んだのでオンネトーみたいにならないか粘ったけど、これが限界でした。
やっぱりオンネトー、すごかった。

いろいろと、本当にいっぱい見てきました。
この時点で約16時30分。
朝出発してから8時間程度なのに、よくもこんなに回れたものだと自分で関心します。

この日は民泊に宿泊予定なので、悪路すぎる道を折り返します。
ここのダートみたいな道だけで、めっちゃ車汚れました。泣いちゃう。

8.長すぎる一日の終わり

神の子池から約1時間、民泊に到着です。
1泊2食付きで4,000円。ちょっと信じられないくらい安い民泊でした。
家主に挨拶し、さっそく荷物を部屋に入れさせてもらいました。
ちょっとびっくりしたのが、次の写真。

このハンガーの量 is なに。

何のためのハンガーなんでしょうか……わからん……

料理をいただきながら、ビールもいただきます。
めちゃくちゃ移動したので、結構疲れていました。ビールが染みる……っ!!
出していただいた料理の一例。天ぷら。

ここのオーナーさんと話をさせてもらい、もう一人の宿泊者(どうやら常連さんらしい)とも話をさせてもらいました。
僕が今日行った場所と、今後の予定ルートを話したら、アレがいいとかアッチもいいとか、いろいろと教えてもらいました。
すぐ近くにある場所も教えてもらいましたので、明日はそこから行ってみようと、計画を立て直した……というか、予定に入れた、と言うほうが正しいかもしれません。

料金には入っていないのですが、ここの近くで作られているという「清里」というじゃがいも焼酎をいただきました。完全にサービスしてもらいました。北海道民、あったけぇよ……!!
この焼酎が本格焼酎にも関わらずあまりクセがなく、とても飲みやすく美味しい焼酎でした。

晩ご飯がお開きになり、自分の部屋に戻るとき。
酔い冷まし、というわけでもないのですが、なんとなく外を歩いていると、満点の星空でした。

電柱がこっそり見える。

あまりにも長い1日が終わろうとしています。
絶景だらけの1日だったので、この日の夢はきっといいものだったのではないでしょうか。覚えていませんが。

だいたいの移動経路。
珍しく内陸部ばっかり。
行った場所について。
オンネトーとか摩周湖第3展望台を選択すると経路として表示できないので、参考までに。

四国・九州編は一番文字数が多くて25日目の4330文字、北海道編は4日目の5844文字だったのに、まさか8日目の1日で8000文字オーバーするとは思いませんでした。
この日は行った場所も多く、しかも毎回感動できるような素晴らしい景色だったので、仕方ないと言えば仕方ないのかもしれません。
北海道旅は濃密な時間を過ごしたのだと、久しぶりに記録をつけていて改めて実感しました。

8日目移動距離:242.8km
総走行距離:1,490.9km
(礼文島レンタルバイク:70.4kmは含まず)


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