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【北海道編】旅の記録 6日目

たどり着いた最北端の地。
何があるとも知れず。
何がないとも知れず。

2024年9月 元ニート、俺

1.最北の離島からの脱出

別にリアル脱出ゲームやってるわけじゃないんだけどね。

2023年6月24日、旅に出てから6日目の朝は、久しぶりのお布団でした。
「お布団最高。もうここから出たくない。旅の終着点はこの布団だ。」
いつものメモに、そんな落書きがされていました。
車中泊でも比較的快適に寝れるように工夫をしているのですが、やはりお布団様には適わないらしいです。

現在は最北の離島である礼文島にいますが、日本の最北、宗谷岬にはまだ行っていませんでした。
なので、6日目は北海道本土に戻り、宗谷岬を堪能してからゴールへと向けた道を走り出します。

そのためまずは、このお布団からの脱出です。

これは部屋から見た利尻島。
なんと早朝の4:47。早起きってレベルじゃねーぞ。
利尻島富士が見え隠れしている。
なんかちょっとすごい。
この日の朝ごはん。

旅先での居酒屋や民泊などでは、お願いしたらこのように朝ごはんを作ってもらえることが多々あります。
以前の四国・九州旅や青ヶ島旅でも、このようにお願いしながら旅をして回っていました。
たしかこの内容で500円。めちゃくちゃ美味しかったです。

礼文島香深港を8:55に出航、稚内に10:50に到着する船を予約したので、ぼちぼち乗り込むことにします。

行きとは違う船でした。ボレアース宗谷。
これ。

無事に朝ごはんも食べて、乗船完了しました。
帰りはちゃんと2等客室です。3,070円と、行きの1等客室よりも2,000円ほど安くなっています。

2.いざ、最北端!

定刻通り稚内に到着しました。
これから早速、宗谷岬へ!

と思ったのですが、ここ稚内には非常に美味しいラーメン屋さんがあると、ラーメンオタクから教えてもらいました。
それならば行くしかあるまいよ。
お昼ご飯も食べてないので!!

黄色い看板だけど、青い鳥。

写真撮ってませんでしたが、3~4人くらい並んでいた記憶があります。

人気No.2が2つある……!?

店内のお品書き。
塩ラーメンが人気らしい。教えてもらった通りでした。
ということで、塩ラーメンを注文しました。

なんと引っ越すらしい。知らなかった。
引っ越しで休みの間じゃなくてよかった。
着丼、塩ラーメン!
たぶんこれ、わかめ塩ラーメンだったかも。
透き通るようなスープ。
大変美味しくすすれました。

ほんとこれ、めちゃくちゃ美味しかった。
いつかまた来た時には、ホタテ塩ラーメンも食べてみたいくらい美味しかった。

車に戻ろうと思ったら、何やらユニークな建造物を発見しました。

なにこれwww
防波堤らしい。
確かに、波がすごい高かったけど、「激浪」って単語を始めて聞いた。
これ以上ドームの裏側は見えなかった。
車が少なくなったタイミングを見計らって。
すんごい長い防波堤だった。
これの上を歩けるかと思いきや、手すりみたいなのはデザインのみ。

ちょっとロマンを感じるような造りでした。
改めて、いざ宗谷岬へ。

道中、めちゃくちゃ綺麗な草原を発見。
もうちょっとコントラスト強めだったら、Windows XPのあの草原が再現できそう。
なんか黒いブツブツがいるなーって思ってたら、ものすごい数の牛だった。
ゴルフ場かと勘違いするレベルの綺麗な芝。
草が巻いてあるやつ、見るの初めてかもしれない。
(この後、腐るほど見る)
宗谷丘陵のお土産屋さん。

さっき放牧されてた牛たち、宗谷和牛というらしいですね。
牛見てから牛串食べろ、って言われても……

ソフトクリームは平気。牛乳なので。
牧歌的な建物。
宗谷岬のちょっと上、宗谷丘陵から見下ろす宗谷岬。
いろいろと最北端アピールがすごい。
日本で最北の食事処、「食堂 最北端」。
まったくヒネらず名前そのまんま。好感触。
せっかくなら!と思って、人気No1の塩ラーメン。
なんていうか、どこでも食べられる系の無難に美味しい塩ラーメンって感じ。
紆余曲折しまくったけど、ようやく到達!!
日本最北端!!

寄り道ばっかりしてたので、この最北端の碑はチラチラと視界に入っていました。
ようやく到達しました!!

これで四国・九州編で到達した最南端(佐多岬)、最西端(神崎鼻)に続いて3つ目、最北端を制覇しました。
残るは最東端のみです。
待ってろよ、根室の納沙布岬!!

ちなみに以下が最南端と最西端です。
暇な人は読んでもらえると嬉しいです。

3.ダラダラとドライブ

この日の最大の目標である宗谷岬を攻略したので、あとはオホーツク海を眺めながら東へと向かいます。
時期が良ければ流氷とかが見れるらしいですが、きっと死ぬほど寒いですよね。-20度とか?
無理無理、僕は温暖な気候でしか旅できません。

一番北海道感のある写真かも。
ちょっと車が映ってしまった。
ドライブしてたら、何やら花園を発見。
ベニヤって板じゃないの?
いろいろな花が見れるらしい。
見てもわからないと思うけど。
周遊ルートがあるので、ちょっと歩いてみることに。
集合体恐怖症の人には厳しそうな花。俺は平気。
背の低い草花の間から、ちょっと背の高いのがいる。
本土ではなかなか見ることのできない風景だと思う。
さらに歩く。
これ、どこまで歩かされるんだろ。
キャンプしていいの!?マジで!?超強風だったよ!?俺が立てたテントでも飛ばされそうなレベルだったのに!?!?
ここがキャンプ地である砂浜。
強風+砂浜=テントは立たない。これは常識なので覚えておいてください。
ティアキンなら、これの横にカバンダがいてエノキダ工務店の看板があるレベル。
残念ながら、スクラビルドできる武器がなかったので放置。
全部歩こうと思ったら約3kmあるらしい。
普通に無理なので引き返すことに。
昨日、礼文島の居酒屋で相席になった人から教えてもらった温泉。
美人の湯と呼ばれているらしい。

4.一日の終わり

さっぱりしたところで、この日の最終目的地へと向かいます。
翌日の天気は良さそうなので、朝日でも見たいなぁという気持ちで調べていると、ちょっと面白そうな展望台を発見しました。
ただ、北海道武雄町の日の出が午前3時45分。ちょっとびっくりするほど早い時間です。
そのため、早急に移動しなくては!

道中で見つけた、環状交差点。
まったく見ることがないので、初めて見た。

移動中でも楽しめるの、僕の最大の強みだと思っています。
小さなことでも感動できるのは強いと思っています。そのための準備が知識なんだと思っています。

そんなこんなで、この日の車中泊目的地である「道の駅 おこっぺ」に到着しました。
翌日はめちゃくちゃ早いので、さっさと寝床を用意して就寝です。

だいたいの移動経路。ちゃんとオホーツク海に沿っている。
この日に行った場所。
ちょっと少なかったかも。

6日目移動距離:207.1km
総走行距離:944.7km
(礼文島レンタルバイク:70.4km)

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