木内マジックと心理カウンセリング
野球に例えて、カウンセリングの宣伝をしてみます。
「カウンセリングを知らない」という方に届いたらうれしいです。
ビハインドゲームの采配
5回裏を終わって11-3で負けています。
あなたが監督なら、ここからどんな采配をするでしょうか。
故木内幸男さんは、その采配が「木内マジック」と呼ばれた高校野球の監督さんです。
取手二高を全国制覇に導き、その後常総学院で長く指揮を取られました。
(地元&野球ネタで毎回恐縮です。ちなみにわたくしの母校の大先輩です)
木内マジックの特徴は、ハッとする意外性。選手がのびのび躍動し、試合の流れを引き寄せるところだと思います。(実は豊富な経験、緻密な観察、分析に基づいています)
これ、カウンセリングにも当てはまるように思います。
「1点ずつ返していこう」
「狙い球を絞る」
大抵の場合こう考えます。
もし1点、2点と返していくことができれば、確かに試合はおもしろくなります。
しかし一般には盲点になりがちですが、攻撃は、実は守備からリズムが生まれます。
よって、次の回はしっかり守ること、6回表は三人で打ち取ることがマストとなります。
意外性のある采配
なんと、ワンポイントキャッチャーの投入です。
キャッチャーの家運世良くんは、肩がやや弱いので控え捕手です。しかし観察力分析力が高いです。
彼を、6回表の三人のバッターを抑えるためだけに投入する。
正捕手のクリーンナップの子をレフトに移し、レフトの1年生をベンチに下げました。(細かいので野球をご存じない方は飛ばしてください)
意外性と明確なメッセージのある采配です。
普通、要であるキャッチャーはなかなか交代しません。でもその常識を覆す采配をするのが木内さんという印象があります。
もし策がはまれば、球場のムードは少し変わり、試合の流れは変わっていくことが期待できます。
伸び伸び野球
家運くんは、チームの癒し系、またはムードメーカー、またはお調子者で何か持ってる奴です。(専門的にはトリックスター的な存在とも言えます)
彼の登場で、ナインの表情が少し緩みます。
頭に血がのぼっていたエースも冷静になりました。
ベンチで歯をむき出してニコニコ笑う木内監督。
追う展開なのに、選手は伸び伸びしはじめています。
例えばこんな采配をされたのが木内さんだと思っています。(注:わたくしの心の中の木内さんによる架空采配です)
流れがいつの間にか来ている
すると、いつの間にか、木内野球が場の流れの主役になっています。
大差で負けているのに、試合の主導権を握り始めています。
観る者にも野球の面白さや不思議さが伝わって引き込まれていきます。
さまざまな人生のビハインドゲームに
さて、人生におけるなにかしらの逆境体験、大切なものを失った体験、思うようにいかないこと。
これらはビハインドゲームのようなものです。
誰にでもビハインドのタイミングはあります。
ビハインドがありつつも、これからも人生が続きます。
さてどう生きるか。
このままじゃいけない。でも、どうしたらいいんだろう。
ハッとする意外な発見や気づきがあり、流れが変わるもの、何より楽しくのびのび生きられる、そんなきっかけはないかな…。
人生には、そんなときがあると思います。
カウンセリングという選択肢がある
そんなときこそカウンセリングの出番です。
カウンセラーは、あなたの家運世良くんになれるべく、あなたの人生に木内マジックが降りてくるべく、心の試合の流れを読み、サポートするプロです。(マジックがおりてくるのは神頼みではなく、理論と実践によります。つまり日々の地道な練習ならぬ臨床実践が裏打ちしているものです)
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まだ臨床心理士&公認心理師による専門的なカウンセリングをご利用されたことのない方に興味関心を持っていただきたいと思っています。
つくば市にも専門家によるカウンセリングルームが複数あります。あなたの街にもきっとあると思います。
あなたにお役に立てるマジックをもった監督、ならぬ心理士さんに出会えるかもしれません。