少女の聖域vol.3｜DAY 1
本記事はオンライン展覧会《少女の聖域vol.3〜魔法大全》DAY 1の配信記録です。
最終日9月9日夜までに、全出品作がここオンライン・ギャラリー（note）と霧とリボン オンラインショップに並びます。
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菫色の小部屋に出現する《少女の聖域》。
3年目の扉は魔法によって開かれた。
トレヴァー・ブラウンのメインビジュアルは、サブテーマである「魔法大全」を体現した最強の装備である。魔導書から抜け出たかのような姿で戦う少女は、少女が少女で在るために必要な全てを備えている。
日本画に対する先入観を軽やかに吹き飛ばす麻生志保の作品は、逸脱の美しさを教えてくれる。化粧という魔法を施したかんばせで微笑む少女は、人外の魔物か。あやかしに化かされてみるのもまた一興。
覗き込むと思わず引き込まれそうになる程、隅々まで魔力が充満した青木瞳の作品。細密画のような画面には不思議な呪文が渦巻いているので、くれぐれも使い方を誤らぬように。
5日間の魔法の聖域。
少女という魔法にかかってみてはいかが？
［DAY 1］コーディネート写真
Text｜霧とリボン
密やかに魔法書を紐解くにふさわしい秋陰の一日。霧とリボン オータムシーズンの幕開けを飾る展覧会《少女の聖域vol.3〜魔法大全》が本日開幕しました。初日の今日、ご高覧下さいました皆様に深く御礼申し上げます。
精神科医・少女批評家の高柳カヨ子先生をプロデューサーにお迎えして定期開催してきた本展も今回で三回目。「魔法大全」という魅惑のテーマの元、15組のアーティスト作品が秋風にのって菫色の小部屋に舞い降りました。
今を生きる全ての少女たちに、高らかにエールを送った高柳カヨ子先生の巻頭エッセイ。小部屋のセンターに登場したトレヴァー・ブラウン様の少女は時空を歪ませるほどの魔力を持ち、壁面のストライプ模様を放射状にリ・デザインします。
透き通る絹本に咲いた絢爛な色彩の苑で戯れる、麻生志保さまの孤高の少女たち。小暗き世界で超然と生きる少女の姿を、青木瞳さまは細密の筆致で箱庭に封印しました。
それぞれの「魔法大全」が綾なし、めくるめく幻想が行き交う本展を最終日までどうぞお楽しみ下さい。
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本日DAY 1の配信記録をお届け致します。毎日夜更新される一日のまとめ記事をご覧になれば、見落としなく配信内容をチェックできますので、ぜひご活用下さい。
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ご来廊ありがとうございました。明日も引き続き聖域の扉をくぐって、「観て読む」オンライン展覧会をお楽しみ頂けましたら幸いです。
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販売期間は【9月11日（日）23時〜13日（火）23時】の3日間。販売は下記バナーの霧とリボン オンラインショップにて。＊先着順販売・通販限定
9/9の夜までに、本展出品の全作品が並びます。
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