ショッピングモールのピクトグラム
制作の目的
ショッピングモール「ららぽーと横浜」内にて”ここがわかりにくい”と感じる場所をいくつかピックアップし、制作したピクトグラムでわかりにくさを解消して、利用者に快適に楽しく過ごしてもらうため。
①トイレでの忘れ物の注意喚起のために
②子どもに書店の児童書コーナーの位置を伝えるために
③子どもに「キッズスペースでは、くつをぬいでね」と伝えるために
作品の解説
ピクトグラムに使用されている2色は、ららぽーとのロゴマークの色が由来である。
①トイレの個室に入った時、荷物が多いと便座の後ろのスペースに荷物を置くことがある。しかし、個室から出る時に忘れることが時々ある。
そのため便座前方の壁側やドアの裏側に、忘れ物がないかどうか注意喚起するピクトグラムを貼る必要があると考えた。
このピクトグラムでは、棚のスペースと荷物のイラストを描き、忘れ物がないかどうか利用者に問いかけている。
②大型の書店の店内案内図を見ると、どのジャンルの書籍のコーナーも文字だけで表されており「児童書」も文字だけで表されている。
しかし、児童書へ行く子どもが児童書という漢字を必ず読めるとは限らない。子どもの中には、まだ文字は読めない子どももいるはずだ。そのため、児童書を表すピクトグラムが必要であると考えた。
このピクトグラムでは、ふたりの子どもが本を読んでいる様子を表しており、子ども向けの本があることを子どもに伝えようとしている。
③ショッピングモール内のキッズスペースに「くつをぬごうね」という紙が貼ってあったが、イラストはなかった。
このキッズスペースでは字がまだ読めない幼児も遊んでいるため「くつをぬごうね」という意味のピクトグラムがあるとわかりやすいと考えた。
このピクトグラムでは、子供の小さな靴が脱いだ状態で並べられている様子を表した。
使用ツール:
Adobe illustrator