声、こえ、koe!
先日、念願だったこ林さんのnote朗読を読み終え、改めて、自分の声について考える機会がありました。
私の声の印象
高校の時からずっと他人に「良い声だね」とよく言われます。
最初は素直に受け取っていましたが、それが良いのか悪いのか分からなくなりました。
私は、本業も副業もライフワークも「声」に関することをしています。
本業の内容が内容なので、やる気が出ないことも相まってトーンダウンしがちになります。
辟易しているのですから、当然ですよね。
どうにか怪しまれないようにするために、声が上擦ってしまうのです。
かえって不自然なのが否めません。
自然体であれば、落ち着いて論理的(になっていないことがほとんどだけど)に話せるのに、会社の指示通りにしなければならない以上、どうしても取り繕ってしまうのです。
本当に楽しい、頑張ろうと思うなら、自然とトーンアップするはずなのに。
嘘は付いていないはずなのに、後ろめたさが残ってしまう…だからトーンダウンするのでしょうね。
どんなにプラス思考に持って行こうとしても、罵声を浴びることが多い仕事の類なのでなかなか難しいのですが、そんな私でも心がけていることがあります。
それは「時間をいただいた相手に対して、感謝の気持ちを持つこと」です。
いきなり電話をかけて、ご丁寧に対応してくださる方もいらっしゃいます。
結果がどうであれ、見ず知らずの相手の話を聞いてくださることは当たり前ではありません。
時には脅されることもあります。それが2連チャン続くととてもしんどいです。ただこれに関しては、言われても仕方がないことをしているのだから「言わないで!」とは言いません。私がひっそり傷つくだけです。
だからこそ、話を聞いていただいた方がその対応をしていただくだけで、気が楽になります。
この手のタイプの奴はしつこかったり棒読みだったりするパターンが多いそうですが、私は以前「あなたは全然しつこくない」「あなたに関してはまだマトモなんだけどさ」などとお客様数人から言われたことがあります。
今の仕事で得た数少ない、小さな自慢でもあるのです。
綺麗な音?
ひょんなことから、サウンドエンジニアをされている「サウンドエンジニアのアライさん(以下、アライさん)」に私の録音を聞いていただく機会がありました。
元は、こちらの記事を目にしたことがきっかけでした。
リップノイズ常習犯なので、Audacityのノイズ処理があまりにもめんどくさすぎてAuditionに鞍替えした私。
要は、Audacityが肌に合わなかったのです。
(リップノイズが発生する度にリテイクする、雑音処理が難しいetc…)
上の記事があまりにも神すぎたのでサポートをしました。
添付メッセージにAuditionを使っていることなどを書きました。
ついでにTwitterにもシェアしました。
このシェアにアライさんからリプライがありまして。
どさくさに紛れて自分の音源を投げました。
ちなみに個人で借りれる録音スタジオは青森市にありました。
そこからはDMでやり取りしたので詳細は伏せますが、宅録レベルは「標準的なレベル」とのこと。
録音機材は整ったとはいえ、吸音・防音対策が施されていなかったので雑音や音質の面が不安だったのですが、「もっと自信を持っていいよ!」とお墨付き(?)をいただいたので、胸を張って「ナレーション料金1000円から承ります!」と言おうと思いました。
皆さんに問いたい
「虹倉きり=朗読の人、ナレーションの人」
というイメージがあるのは承知ですが…
改めて、私の声についてどんな印象をお持ちでしょうか?
これまでいただいた中には…
・可愛らしい声
・アナウンサーのような綺麗な声
・すごく安心する声
・信頼できる声
・話を聞いてほしくなる声
・心から想いが届く声
・聞き心地の良い声
だそうです。
声はその人の性格を表しているのであれば、自分の声を客観的に分析したいのです。
もし声が心のバロメーターなら、私は今どんな状態なんでしょうか?
何気ない、ちょっとした疑問です。ぜひコメントにお寄せください!