【長文】2020note統括
12/20にnoteからおまとめレポートが届きました。
内訳は、ヘッダーの通りなのですが、一年間でよく150人も集めたなぁ…という印象です。
募集記事が一番読まれたのは想定内でした。というか100スキ超えがこれしかない。
純粋な記事だと「#やさしさにふれて」に応募したやつが一番多かったかな。
ここまではレポートに載っていたもの。
個人的に印象的だった自分の記事をご紹介します。
2020年、個人的に思い入れの強い記事数選
①テキスト編
一週間で1000PV強を獲得した政治記事。
テレビの報道だけだと「あ、この人それなりに専門知識あるのね」とだけ思っていましたが、Twitterのとあるツイートがきっかけでいろいろ調べてみたら微妙な人選じゃねえかと書きました。
ありがたいことに、何回も記事をシェアしてくださった方がいて、それに誘導されまくった結果になりました。
ガースー政権が樹立されて四ヶ月経ちましたが、我々を取り巻く現状はあまり変わりませんね。まぁ、政治と生活の関係ってそういうものなんですけど。
宅録系の解説記事はあれど、専門用語を取っ払った記事は少ないです。
しかし、書いた本人はそういう意識の高い想いで書くわけがなく、ただ単に使ってみた感想と分かったことを書いています。
これが思いの外ウケまして、続きを二本書きました。
放送部時代はアナウンス専門だったこともあり、音声編集はおろか動画編集さえもまともにやったことがありませんでした。
なので、宅録を始めてからしばらくは雑音の取り除き方やらボリュームの上げ方やらを勉強しながら収録していました。
そういう意味で言うと、note朗読の作品は宅録の成長過程記録みたいなものです。
特に最初期の作品と最新作品を聴き比べていただければ、一目瞭然です。
といっても、音質はマイクによって変わることもあるんだよなぁ…
数個使ってみて知ったのは「マイクは生き物」ということでした。
そりゃあ全部が全部一定の音になるわけがないと声を大にして言いたいくらい。
ちなみに、メインで使っているダイナミックマイクとオーディオインターフェースのレビュー記事はまだ書いていません!まだ時間があるので年明けにでも書こうと思います。
オーディオインターフェースの重要性を教えてくれたナレーターサロンメンバーに圧倒的感謝。
Auditionはいいゾ…(布教)
物書き系に関して言うと、つい最近ではありますが記事を書評いただきました。
関わっている人の中にフォロワーがいるという理由で応募したTHE COOL NOTER賞。
note上で書評されるのは初めての経験かつガッツリ書評されるとは夢にも思いませんでした。
今までは「紹介」という形で書かれたことはあるのですが、私が記事に込めた思いを一言一句、的確に指摘いただいただけでなく、「私がもしクラウドソーシングサービスを始めるのなら、本作品で描かれている筆者のご経験を、大いに活用させて頂くことでしょう」と物書き冥利に尽きるお言葉をいただきました。
②note朗読編
今年の春にリクエスト募集型企画「note朗読」を始動しました。
きっかけはnoteを楽しむ会メンバーでやったお茶会です。
アイデアを出してくれたよぴさんとゆうさんに言われなかったらやっていなかった企画です。
実はこれには元ネタがありまして。大先輩・ぬえむさんがやっていたnoteの朗読企画に影響されて始めました。
良さげなnoteを見つけて「朗読させてください!」とコメントをする勇気は最初から持ち合わせていなかったので、リクエストという形にしました。
気がつけば24作品読んでました。そして、まだ消化しきれていないリクエストもあります。リクエストをくれた方、大変申し訳ないです…
宅録の音質の話に戻るんですが、最初は学生時代に買った安いUSBマイクで収録していました。
当然、音質はアホみたいに悪いのですが、そういうのが分からなかったのでこんなものだとばかり思っていました。
しかし、お仕事を続けるうちに「波線の大きさが違うので音の大きさを一定にしてください」と言われたり、リップノイズを出す自分にイライラしたりするなどし、機材について勉強することになったのです。
Auditionを使い始めたのもこれが原因。おかげで今はいい相棒です。
せっかくなので、気に入っている朗読をいくつかピックアップ。
note朗読最初の作品。我ながら読み方がすっげえ幼い。
主人公の女性はごく普通の女の子で、「人類は衰退しました」のわたしちゃんのように大人だけどあどけなさが残る感じに仕上げました。
二人しか登場人物いないんですけど、それぞれの見ている世界が違うというか、違っていてもそれでいて決して否定しない関係性がよく現れていると思います。主人公の語りによって顕著になっているのが面白いですよね。
先輩のエモさは見ている世界が違うのかもしれません。
コラムやエッセイは読まささるだろうと思っていましたが、他人の自己紹介記事を朗読するとは一ミリも思いませんでした。
この作品を上げた後、転職活動の書類作りでDaichiさんに何回もお世話になりました。その節は本当にありがとうございました。
note朗読がご縁となって、仲良くさせていただいている方もいます。
そんな折、朗読が縁となって新しい試みを始めました。
Youtubeヘッダーでは何気にこれがお気に入り。一昔前のCMみたいでシャレオツじゃありませんか?(そうでもない?じゃあこの話はここまでにしましょう)
吉村さんは「べしゃり赤ちゃん」のイメージが強いと思うのですが、この当時は小説メインで活動されていて、TwitterのDMで何回かやり取りさせていただきました。
朗読を気に入ってくださり、リクエストおかわりもしてくれたのですが、転機となったのはこの作品を出した後。
ラジオコントの音声コンテンツグループに参加してみないか?とお誘いが来ました。
吉村さん「暇なときにグループを覗くだけでも全然OKですので軽い気持ちで、まずは一緒にやってみませんか?」
正直、最初はノリ気じゃなかったのですが、めちゃイケや格付けチェック、笑コラみたいにナレーションで笑いを演出するパターンもあるし、バラエティ風の読みも研鑽しないといけないことを考えると「何か分かるかもしれない」と思い、とりあえず参加することにしました。
そう、私、べしゃり赤ちゃんメンバーの中ではそれなりに古株(?)なんですw
参加して二ヶ月後。新しいマイクを手に入れた私は百日咳を患っているにも関わらず、テストを兼ねて満を持してドラマに参加。しかも朗読付き。
完パケを聞くと「こういうもんなのね!」とようやく理解(遅すぎ)
マイペースかつ自分がやれそうなやつに出ております。
やたら声の良い店員さん。ドラッグストア時代を思い出した。
ちなみに、このグループでもうひとつのnote朗読をやっているこ林さんと出会いました。
新しいマイクを試したい欲はnote朗読でも起こります。
マランツプロで収録したのに声がカスカスなのはいかがなものだろうか。
でも、朝の呑み屋街を謳っているからこれはこれでアウトローな感じがしていいかもしれない。
ちなみに、Canva無料会員勢ですが画像AC会員なので有料にする意味を見いだせないです。
(すすきのの画像があってよかった…!!)
この企画をやっていて一番嬉しかったのは、とあるnote朗読が深津さんにスキされたことです。
今のところの最高傑作。noteにある小説の中で一番好きな作品でもあります。
通勤ラッシュで起きたキセル(?)の男の子と別件で来ていた刑事さんのやり取り。今起きている状況と本来の目的が程よく交差しているのが斬新でした。
深津さんにスキされた衝撃がデカすぎて、つい記事にしてしまいました。
私「小説が素晴らしいからですね!」
千本松さん「いえいえ、貴女の朗読が素晴らしいからですよ!じゃあ、我々ふたりに乾杯!」
こういうことがあると読み手も書き手も双方で喜びを分かち合える。
改めて「note朗読」をやっていてよかったなぁと思いました。
ついでに、収録で使用したダイナミックマイクとオーディオインターフェースにも圧倒的感謝。君たち素晴らしいよ、本当。
いろんなことがありました
文章に関しては、誰かの琴線に触れられればそれだけで書いた意味があると私は考えています。
事実、ついこないだまで仲良くしていた人にブッチされたことだってあります。
(よせばいいのに、久々にその人のnoteを見たら、名前は挙げてませんでしたけど私のことについて「自分の正当性を主張し出した」って書かれてましたっけね…見なきゃよかった)
人間ですから意見が合う合わないはあって当然です。
おまけに私なんかは編集部のおすすめにヒットしないような記事ばかり書いてますから、noterっぽくないと思われるでしょう。
そんな私ですが、数人ほど「熱狂的なファン」がいます。
(あの人とかあの人とかあの人とかあの人とか)
彼らは私の文章を求めています。でも私は彼らのために文章を紡いでいるわけではありません。
私は、書きたい欲に従っているだけであって、彼らはたまたまそれを食べ、美味しいと感じているに過ぎません。でもそれは嬉しい効果がたくさんあります。もしかすると、生きる希望になっているかもしれません。そう思うと、私もモチベーションが上がりますし、彼らも至福と感じるでしょう。
私が一番好きな言葉。
「誰かとつながっているからこそ今の私がある」(By 新保友映さん)
それはいつか途切れるかもしれないけど、あなたとつながっているから「今の私」がアップロードされていくのです。
本年もお世話になりました。来年は21世紀を迎えて20年となります。
私は私で新しい目標という名の夢が出来ました。
永遠の思春期になりつつありますが、若いということにしといてください。
これでも丸くなったほうだと思っていますが、まだ丸くはなっていないようです。
来年もよろしくお願いいたします。
PS:多分スタエフ配信すると思うので、話したい人は遊びに来てください。というか、めっちゃ話したい。